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暇つぶし?

ここら辺の表現の仕方をもう少し突き詰めないとだめか、共感していただけるといいのですが

ちと、量のわりに中身が薄くなったかも

2017年12月17日12時頃手入れ

 そう言えば回復用のアイテムが在るとか言ってたが

 「回復用のアイテムは他人でも使えるのか?」

 「ご自分用と他人用で別アイテムもありますが?

  スライムには強すぎる薬もありますから、アイテムには使用により分かれますね

  (レベル1のスライムにエリクサー渡しても強すぎるだけですし)ボソボソ」

 「エリクサーだとMPいくらだ?」

 「ドラゴン用になると1つで10万MPです

  HP及びMPを最低5桁以上回復したい場合になら自分用に使えなくはないですが」

 「そうなると2分ほどここにいてから行けば

  封印解除と回復剤2つあることになるな」

 「残念なお知らせですが、敵意がやわらいだのか

  現在1秒で5千MPしか溜まっておりません

  必然的に待つ時間は2倍になります」

 そう言われてタブレットを見ると


 プールMP 50312


 と表示されていて、見てると数字が乾ていくのだが

 先ほどに比べると勢いがないというか、上がり方が緩やかだ

 あ、そう言えばこういうルールだと早めに

 「今ある自分のMPを全てプールMPに入れたいが

  MP成長の経験値になる?」

 「それは問題なくMPの消費とコントロールの経験値が入りますね

  初回に限り全MP移動はボーナスでMPアップという特典もあります」

 「ならばすぐにMPをプールMPに移動させろ」

 多少語尾が荒っぽくなってもやもうえまい、1MP回復には1時間かかってしまうのだ

 「どうどう、多少落ち着いてください

  MPの移動はタブレットに力を注ぎこむような感じで

  そうです。そのまま力が抜け切るまで

  はい、終了です

  サービスのコーラをどうぞ」

 どこから取り出したのかナビの左手には

 コップ(冷たいガラス系の器)に並々としゅわしゅわと泡立つコーラが入っていた

 「『神々に至る書』には物質転移能力もありますので

  MP消費でこういうアイテムの取り寄せも可能・・・」

 「むう

  珍しい匂いだな、異界の飲み物なら

  我に献上品としてささげてもよいのだぞ」

 いつ気づいたのかドラゴンがかなりの眼力でこちらを見ている

 あの眼力でにらまれるとさすがに断れそうにないか・・・

 「ピンポーン。周囲の魔力が上がりました

  プールMPの増加率が2倍ほどになりました」

 なぜか考えに割り込むようにナビさんがわざわざ声を上げてくれる

 そう言えばお腹もすいた気がするし、少し軽食とかもほしいな

 「イチゴケーキと1,5lコーラは転移できる?」

 「物質は大きさによって転移にMPが必要になります

  大体1,5lのペットボトルぐらいまでだと1万MP必要になります

  プラスその商品の値段の分もMPを頂きますので

  コーラ1,5lだと10400MP、ケーキはノンブランドでいいなら10500MPですね」

 「え?、少し高くない?」

 「山に登れば、あるいは観光地に行けば物の値段は高くなるものですよ」

 観光地価格だと・・・まあ、手に入るだけましか

 次元を渡っただけでも体が崩れて呪いが付いてるみたいだし

 ドラゴンさんの方を見ると目力がギンギンに入っていて、とても断ることは出来そうに無い

 これからの事も考えると、ここはよいしょしておくべきか

 というより、少しお腹がすいたが食べれそうなものが周りに一切見当たらない状態だと

 多少高くてもまともなものが食べたかったりするもので

 「不○家のイチゴのケーキ3つに、1,5のコーラ3つを頼む」

 「了解しました

  合計で63300になりますが、よろしいですか?」

 ちと、タブレットの表示を見ると

 MPのところは 0/10

 プールMPのところは 123456

 と表示されている・・・あれ?

 レベルは1のまま変わってない

 少し表示を凝視していると

 「ああ、どうやら次元を渡ったことによる体質変化があったようです

  (選ばれただけはあるという事かもしれませんね)ボソボソ」

 「て、まてや

  MPあがるのは5づつ上がるのか?」

 「いえ、普通MPの習得度で上がる場合は1づつ

  レベルアップで上がる場合も2~3といったところですね

  今確認した処、体質に魔力吸収、増幅の種というか片鱗が見受けられました

  これにより、MPが上がる際の増幅量がアップ

  上げるための経験値が下がっているのが確認出来ました

  次元を渡ったことによる『祝福』ではないでしょうか

  これが完全にスキルを手に入れる前に固定するかは、今のところ微妙ではありますが」

 なんと、次元を渡ったことによってMPが増えやすくなっていた

 やったね、たえちゃん

 等々と現実を見ずに少しはしゃいでるとそれを消し飛ばすような

 「早く寄越さぬか」

 怒鳴り声が飛んできた

 「ピンポーン。周囲の魔力がさらに上がりました

  プールMPの増加率がさらに2倍ほどになりました」

 半分ワザとやってるような気もするが、こっちはいたって真面目に動いていたのだが

 まあ、早めに用意するに限る

 「至急、注文の品を

  プールMP使用で」

 「了解」

 といい終わる前に

 目の前には宙に浮かぶ3つの皿に盛られたイチゴケーキとコーラのペットボトルが3つ現れる

 そのうちの1セットをドラゴンさんの方へ

 「お待たせして申し訳ない

  ご賞味ください」

 とケーキを地面に置こうと動くと

 「少し待て」

 というやいなや

 黒ドラゴンの姿が人型になり 

 その近くには白いしっかりとしたテーブルと椅子も3つほど用意されているではないか

 「ふん

  こちらに並べよ」

 椅子の1つに素早く腰掛け、テーブルの上で指を鳴らす元ドラゴン

 マナーに関してはあまり頓着してない様だな

 とはいえ、テーブルを出されるとさすがに手づかみというわけにもいかないか

 「銀のスプーンとコップを3つづつ用意して」

 「え?さらに6万MP使用されるんですか?」

 「あの状況を見れば丸のみ、ペットボトルに直接口をつけると言うわけにもいかんだろ

  足りてるし食べてる間に溜るだろうし」

 「毎度あり」

 テーブルにケーキを椅子の前にそれぞれ置いていきそれにスプーンとコップを添えて置く

 く、ナビさんタブレットからあまり離れられないから椅子というよりテーブルに座り込んでるな

 ついでに2つは食べてしまおうと思っていたのだが

 ここに至っては数が揃っているのにナビさんに寄越さないのも微妙に変だし

 「それでは、私の居た世界の食べ物と飲み物です」

 コップにコーラを注ぎドラゴンの前に

 ドラゴンはスプーンを握りしめて

 表情こそはしかめっ面の様で、一見は不機嫌そうだが

 テーブルの下で組んだ足は微妙にゆすられて、その興奮度がよくわかる

 見えない尻尾を思いっきり振っている様にも見える

 「ご賞味ください」

 という声とともにドラゴンのスプーンは勢い良く動いた

連続投稿途切れたし、少しあらが目立つ回になったかも?はぁ

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