対話
思った以上に動かんな・・・まあ、前のより書きやすいが
暇つぶし程度になればいいけど
2017年12月17日11時頃手入れ
とはいえ今の段階じゃあ聞けることは少ない
何がツボにはまり怒り出すかもわからんし
全長およそ100m?(尻尾は別で)
ただでさえ迫力があるし、重量感も半端ない
ついでに炎とか吐きそうな面構え
何か話題話題と考えてると
「いきなり現れたが、我に用か?
まあ、普通のスライムが我に近づくことすらできはしないが」
腹に響く重低音が発せられる
「?というと?」
「気づかぬのか?
我の周りには瘴気というか、魔力というかがあふれかえっておる
その物理的、精神的影響で雑魚どもでは近づけるわけも無い
よほどの用があるなら少し話が変わるがな
それでもそこまで近づくことは無いか」
うーん、黒ドラゴンがしゃべるたびに、体がプルプル震えて波打ってるのがわかるような
これがドラゴンが言ってることかね
確かに、迫力と思ってるのはドラゴンの影響かもな
とか思っていると、ピンポーンと機械音が鳴り響き
「生命活動に支障のある魔力を感知しました
『神々に至る書』を利用し、周りの魔力を吸収されますか?」
とタプレットから女性の声が聞こえてきた
ここは少し情けないがさすがに少し物理的に圧迫されつつあるのでタブレットに向けて
「いえすと、出来るならやってください」
そう言った途端に体にかかっていた圧が軽くなり
「ご利用ありがとうございます
なおプールに現在1秒につき1万MP貯まる計算となりそうです
プールされますか?それとも還元されますか?」
ポイントは貯める主義だった俺はすかさず
「プールでお願いします」
「では指示、又は状況が変わるまでプールさせていただきます」
「おし」
なんか、大きい数字でたまるということにガッツポーズが出る俺
スライムの体では表面にさざ波が走った程度だったが
ほくほく顔になってる俺に上から
「で、何か用なのか?」
と、少し威圧感バリバリの声が落ちてきたと同時に
「告、瞬間10万MPの負荷がかかり、現在圧が上昇中」
との声がタブレットから漏れる
完全に忘れていた黒ドラゴンの圧がかなり上昇してることを告げられると、放置するわけにはいかない
今少しプール等の話で忘れかけていたのだけどね
黒ドラゴンの方を向いて(スライムなので分からないかもだが)
「いえ、俺もここに飛ばされただけなのでドラゴンさんには用事は無いというか」
「ふむ?
飛ばされただけか、先ほどの転移門はなかなか見事であったが」
「このタブレットと共に飛ばされて」
とふとタブレットを見るとそこにはステータスと書かれた後に
レベル 1
次元越えの呪い(1日100MPタブレットに支払うことにより存命可能。プール等使用可)
現在MP/最大MP 5/5
プールMP/最大プールMP 184321/100000000
スキル習得
『神々に至る書』を使用
別機能を使う
の文字があった
後表示されてるのはタブレットの左上部にある?マーク位か
プールMPのところの数字は時間経過で増えていってるのがわかる
・・・あれ、存命可能?
MP5しかないのに100MP支払えば存命可能?
頭が真っ白になりつつ?マークをクリックすると
タブレットから白い妖精のような立体映像が飛び出してきて
「『神々に至る書』をご利用いただきありがとうございます
初回ヘルプに限り出てくるナビちゃんです
ヘルプ終了までお付き合いください
なお、終了は音声で『ヘルプ終了』とはっきり呟くか
『神々に至る書』のヘルプボタンをもう一度押してね」
と話しているうちにどう見ても現実の存在として確立していったロリッ子妖精
「ちなみにナビちゃんが出てる限りプールMPを1日100消費します」
えーと、重課金系の匂いがするんだけど
「スキル習得には1回100MP使用して
ノーマル(N)、レア(R)、スーパーレア(SR)、スーパースーパーレア(SSR)
4種類があるスキルから抽選で選び出しです
確率操作も消費MP増量でOK。無限ともいえるスキルの数々をご堪能下さい・・・」
ガチャかよ・・・がくっし
これで少しは今までの小説等とは違うと思いたいが・・・同じようなこと考える人は一杯いるか