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台所の血みどろ最終決戦!!

前回のあらすじ

・熟女ばかりのハーレムオーディション

・人妻は封印されし邪悪な左手を解き放った


「キャアア!!」

「グハッ!」


熟女が1人、人妻の左手につかまれて吐血する。


「「「やったわねー!!!今こそ左手に眠りし邪悪な力を解き放つ!!」」」


熟女達が皆、左手の包帯をほどくと、台所全体にまがまがしいオーラが充満した。


「せっかく安全のために包帯を配ったのに!やめるのじゃー!!」

「ご飯よこせぇえー!!」

「「「「キャアアー!!」」」

「グハッ!!」

「「「「キャアアー!!」」」

「グハッ!!」


1人、また1人と吐血して倒れていく。村人Lv1とはいえ(勇者)なだけに、狭い台所で激しい戦いを繰り広げている。


現実世界で台所は主婦の戦場と誰かが言っていた気がするが気のせいだろう。



( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)



「そっそんな、はじめての村の女豹と言われた私が負けるなんて……グハッ!」


人妻が最後の1人の首をつかみ絶命させた。

女豹の称号は戦闘の強さに関係ない気がする。


「ふふっふふふふふふっ!ふははははっ!!さあっはやくアタシにGOHANをよこしなさい!!」


人妻は、激しい闘気を全身にまといながら俺が食べていた猪の丸干しに飛びかかってきた!


人妻の呪われた左手が俺に当たりそうになる。


俺は死んだと思い目を閉じようとした。


その時だった。


「おっかあ!涼様はアタイのものよ!」


ズゴーンと激しい音をたてて人妻が吹っ飛んだ!


俺の目の前には、猪の丸干しをフルスイングで振り回した水色髪のポニーテール美少女がいた。


「キィイー!キサマァアー!!ハハデアルアタシニサカラウキカ!?」


人妻が、変な方向に曲がった首をゴキゴキと鳴らしながら立ち上がる。


「おっかあは、ご飯が食べたいだけでしょ!?アタイは涼様を愛してるの!きゃあっ涼様の前で言っちゃった!」


美少女は、恥ずかしそうにモジモジとした。


「おまえ、そんなに彼の事が……」


人妻は、ちょっと感動したかの様に美少女に近づいて、その肩に左手を置いた。


「グハッ!」


美少女が吐血した!美少女が吐血って何か良いな。


「キャアハハハッハッハ!ヒッカカッタナ!ジュウロクニモナッテヨメニイケナイムスメハクチベラシデショブンシテヤルヨ!!」


人妻はよく分からない事を口走りながら美少女に即死のオーラを送っていく。


しかし、美少女は何故か倒れる気配がない。そして急に笑い出した。


「うふふっふふふふふふグハッ!そんな事でアタイを倒せると思ったの?」

「バッバカナ!?」


人妻は驚き慌てふためいた。


「グハッ!おっかあには秘密にしていたけど、この間、グハッ!気づいたら新しいチートスキルを手に入れていたのグハッ!」


美少女は血を吐きながら喋る。


美少女に鑑定を使ったところ、【蘇生&全回復】というチートスキルを連打で使っているようだ。


即死で死ぬ寸前に蘇生、即死で死ぬ寸前に蘇生と連続で繰り返す事によって耐え続けている様だ。死ぬほど苦しいだろうに、どんだけメンタル強いんだよ!?


「涼様のためなら何回でも死ねる!!くらえ!愛の鉄槌!!」


美少女は、猪の丸干しで実の母親を思いっきり叩き潰した。

人妻は床にめりこみ気絶した。

やっとヒロインが登場して物語らしくなってきましたね。

次回、全ての謎が解き明かされる?


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