神の使いシロちゃん
前回のあらすじ
遠い昔の記憶を取り戻したエーコは、溺れ死ぬ呪いを断ち切り、助けに来てくれた彼と生きて会える喜びをかみしめるのであった。
「あれ?シロさん!裏切ったのではなかったのですか!?」
急にあらわれたシロに、田中達は困惑した。
「ボクは女神の使いじゃなくて神様の使いだピョン!これは全部、ボクとお父様達が考えた作戦だったんだピョン!」
「神様?それは一体どう言う意味ですか?」
田中はシロの言っている意味が分からず困惑している。
「まあ、見てるがいいピョン!」
シロはスマートホンを取り出し、電話をかける。
「お父様!出番ですピョン!」
シロがスマホを前にかざすと同時に画面が光り輝き、人影が現れた。
「アシヲ!ここまでよく耐えた!偉いのじゃ!」
「お父様!こっ!これはわざわざ来てくださりありがとうございます!」
スマホの瞬間移動機能であらわれた村長に、アシヲが深いお辞儀をした。
「堅くならなくてもいい、もうお主の決意は確認できた。ムカデや蜂に襲わせたりなどしないのじゃ」
アシヲの肩に手を置いた村長は振り返り、少し欠けた愛刀を、ビショ濡れで海から甲板に這い上がった大魔帝ハーレムに向ける。
「お主はあの湖浴場でワシを倒した者か、それが今代の魔帝だったとは強いハズじゃわい、ワシが大昔に倒した初代より随分と強いようじゃな」
「キサマ、我が先祖を倒したという英雄だったのか、だが、我は神をも超えた力を持つ大魔帝だ!キサマ如きに倒せるかな?」
ハーレムは立ち上がり、服の水を絞りながら威勢を振るった。
「我が力に恐怖するがいい!大魔帝ビィーム!」
至近距離から視界を覆い尽くす様な巨大なビームを放った。
「神を超えるだと?くだらんな……リベンジじゃ!1万倍反射!」
「何だと!?グアァアァァァ〜ッ!!」
村長がハーレムのビームを1万倍に増幅させて跳ね返し、ハーレムは地の果てまで吹き飛んだ。
「ハーレム様〜!!」
四天王と魔人娘達はハーレムを追いかけ飛んで行った。
1万倍って……。
ハーレムさん、前よりむしろ弱体化している様な( ̄O ̄;)
次回、村長の秘密です。
お楽しみに٩꒰๑❛▿❛ ॢ̩꒱




