表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/69

龍の丸干しパーティー

前回のあらすじ


クルゥリーが恐怖の大魔王が現れると予言したら、海神龍ウラガが封印から復活して現れて、エーコに倒されて丸干しにされました。

「ではっ皆さん!今回の旅の成功を祈りまして~カンパ~イ!!」

「「「カンパ~~~イ!!」」」


空母の甲板では手に持ったビールジョッキを交わしながら、30mの龍の丸干しを大勢の国民達で囲んでむさぼりついている。


「な~んか、この龍をみるとイライラするのよね~!えぃ!えい!」

「「「うわぁっ!」」」


エーコが龍の丸干しの胴体をゴンゴンッと蹴り、反対側に張り付いていたおっさん勇者達が吹っ飛んだ。


「姉御!ヒドイっすよ~!Lv高いんですから気を付けてください~」


おっさん達は涙目で訴える。


「ベリベリデリシャスにゃ~!」

「油が甘くて、やみつきになる美味しさですっ!ミミのチートで全部食べちゃいたいくらいですわっ」

「ミミちゃんそれはズルいポン!味わって食べるポン!」

「モグモグッ……」


クルゥリーは夢中になっているのか無言で食べている。


クルゥリーってクールな印象だから意外だな。


俺はそんな事を考えながら龍の干し肉を一口かじった。


「うめえぇぇぇぇえ!!何だこれ!?干し肉なのに肉汁がでてくるぞ!?」


驚異的な美味しさだ!高級ステーキとかとはまた違う、熟成されて、噛めばかむほど肉が引き締まって肉汁が湧き出てきて素晴らしい噛みごたえ!塩味が後を引いて手が止まらなくなる!


「いやぁ~うめぇなぁ!手がとまらねぇぜ!」

「はいっはいっ!どんどん食べてピョン!」


シロちゃんが龍肉を引きちぎり佐藤Aに渡して、佐藤Aはバクバクと恐ろしいスピードで肉を口に運んでいる。チートスキルの【無限胃袋】使ってるだろこれ!


「おい!佐藤A!こんな時ばかりチートスキルで活躍するな!この穀潰(ごくつぶ)しが!」

「兄ちゃん!すまねぇ!この肉美味すぎて止められねぇ!モグモグモグモグモ

グッ!」


戦闘では、いまひとつ役に立たない佐藤Aだけど、最近は厚生農林経済大臣という超忙しい役職をやってくれているし、仕方ない今回は特別にゆるしてやるか。


「美味ですね。自分はA5ランクのステーキも食べたことがありますが、また違った美味しさですね。リョー殿はどうですか?A5と、どちらが美味ですかな?」

「A5ランクなんて食った事……あれ?」


転生前にA5ステーキを食べた事どころか、肉を食べた事、いや、何も思い出せない?あれ?何でだろう?


龍が言っていたオトタチバナ、あの名前だけは何か、転生前に聞いた事がある気がするのに、何の名前だったかも思い出せない。もしかして、転生で記憶を失ったのか?でも、おっさん達は記憶があるみたいだな。


俺は、頭がこんがらがりモヤモヤとした。


「おい、兄ちゃん、この近くに剣が沈んでいるんだよな?」

「ん?そうだけど、それがどうかしたか?」


佐藤Bが何かに気づいたのか、肉を咀嚼(そしゃく)しながら話しはじめた。


「田中、この辺ってスルガ大陸じゃなかったか?陸がみえないのだが……」

「そういえばおかしいですね、自分も昔スルガ大陸には、天空の塔を探索するために行った事があるので距離感は分かるのですが、この辺りにあった気がしますね」



大陸……?そういえば、この世界に来たばかりの頃に、クソ女神が怒って雲の下にある大陸を沈めていたな。あの大陸か?


「佐藤B!おい!」

「うげっ!?あれは……」


ん?何か2人が何か空をみて動揺しているな。


「兄ちゃん!あれをみろ!!」

「え……?うわっ!何だあれ!?」


空を見上げると、半壊して今にも崩れそうな塔が、雲の上から海に向かって伸びていた。

ついに、やっと!最後の戦いの舞台にたどり着きました!


次回は、スルガ天空の塔から何か出てきます。

お楽しみに٩꒰๑❛▿❛ ॢ̩꒱

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ