エーコの勇者の剣
前回のあらすじ
邪神はなんと2人もいた。
エーコが持つ鏡を使い、ついに邪神を倒した。
周りの魔物は、チートを失った様で気力を失いボケーとしている。
「リョー様、神器ですわっ!」
ミミが指を指す先をみると、光り輝く巨大な勾玉が、部屋の中央に浮かんでいた。
しばらくすると、神器から光が飛び出し3つに分かれ、1つは何処か遠くへ、残りの2つは、俺の勾玉、エーコの鏡に吸い込まれていった。
【勾玉】【鏡】【剣】が神格を半分取り戻した。
勾玉は、黄緑色から少し赤みを帯びた様にみえる。
鏡は……?
「涼様!鏡に何か映ってます!」
エーコが俺に鏡をみせる。
「世界地図?それにこの十字は……?」
大陸を表す様な線と、海と思わしき場所に十字が、光で表示されていた。
「十字ではなくて、剣の図かもしれません」
「剣?」
エーコが十字を指差しなぞる。よくみると十字が剣の柄と刀身にみえた。
「アタイの親戚である王家に伝わる、勇者の剣の場所を表しているのだと思います」
エーコの話によると、王位継承に必要な祭器は本来3つあり、勾玉、鏡、そして剣があったらしい。剣はエーコの先祖が代々継承し保管していたが、エーコの母が、飢饉の年にドングリと交換してしまい行方不明だったのだ。
それが、何故か海の底に沈んでいるという。
というかエーコ母、なんて事したんだよ!?食い意地張りすぎにも限度があるだろ!?
「おっかあにきいた話ですと、その剣はチートを切る事ができる様ですの」
「マジかよ!?」
驚いた、チートを切れるという事は、チートの塊である女神も切れるハズだ。
邪神を倒せたんだ、クソ女神!次はお前の番だ!
鏡だけでも十分倒せそうだけど、この手で憎き女神をぶった切れると思うとワクワクした。
「よし!その剣を取り返しに行こう!」
立ち上がり、剣のある方角を指をさした。
「しかし、これは海の底にある様です」
鏡をのぞいたクルゥリーが言った。
「大丈夫!俺達には人間クレーンがあるから!!」
「え〜!?もう嫌ですよぉ〜!」
「じゃあタヌー!頼んだ!」
「えっ!?ワッチも深海は怖いポン!」
「リーペちゃんに、深海潜水艇を造ってもらって取ればいいですわっ」
「なるほど!!」
「ザッツライトにゃ〜!」
キャッキャッと笑いあい、イチャイチャと盛り上がる俺達。
おっさん勇者達は後ろで疲れて倒れてい
る。
歳の差かな?
また196階登って帰るんだから、しっかりしてくれよ。
( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)( ̄O ̄;)
「りょうぴょんは、邪神を2体消滅させた様ですピョン。
はぁ!?人の分際で、神を消滅させるなんてありえないわ!無限に存在する体の内の2体といえども、あまりにも危険ね。彼はよく働いてくれたけど、残念、消えてもらうしかないわね。
この後、鏡が示す剣を探しに行く様ですピョン。
そう、こっちに来るのね、丁度いいわ。罠にハメて力を奪って消してあげる。シロウサギ!これから指示どおり動くのよ。
えっ?女神様!?僕は報告するだけの役目だったはずピョン!?
黙りなさい!いう事をきいていれば、葦男(佐藤A)を国王にしてあげるわ!分かったわね!?
うっ……はい、ですピョン」
ダンジョンを監視するためにある、暗い部屋にいるシロは、ずっと独り言をブツブツ言っていた。
シロは、女神の手下だったのでしょうか?
次回から第4章に入ります。
第4章でひとまず完結します(๑′ᴗ‵๑)
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次回、王国が旅にでます。
お楽しみに٩꒰๑❛▿❛ ॢ̩꒱




