第15話 週末イベント帰宅後、おうちでまったりタイム+うっかりほっぺにチュウ!?
夕方。
「ただいまー!」
あーちゃんは手にグッズを抱えながら、元気いっぱいにアパートに帰ってきた。
「お疲れさま、あーちゃん!」
ボクは笑顔で迎える。
「あーちゃん、戦利品自慢大会だね!」
「あーちゃん、見て見て!」
小さな手でグッズを見せてくる。
「ほえぇ…可愛い…」
ボクは心の中でつぶやきながら、あーちゃんの小さな背中をトントンする。
リビングに荷物を置き、二人でまったりタイム。
「お兄ちゃん、お茶ちょうだい!」
「はいはい」
温かいお茶を淹れて、ソファに座る。
あーちゃんはボクの隣で、グッズを並べながらにこにこ。
「ふふ、今日は楽しかったね」
「うん!お兄ちゃんと一緒で最高だった!」
ボクはにっこり笑い、あーちゃんの小さな手をぎゅっと握る。
すると、うっかりボクの手があーちゃんのほっぺに触れてしまう。
「あっ…!」
「あーちゃん、痛くない?」
「ん…ちょっと…あっ…」
思わず目を見合わせる二人。
ボクは慌てて手を引くが、あーちゃんはちょっと照れたように笑う。
「お兄ちゃん…」
「はわゎ…ご、ごめん」
でも、その距離感のまま、少しだけチュウ…は、ボクの心の中で妄想に変換。
あーちゃんは無邪気に笑い、ソファにちょこんと座り直す。
「ほえぇ…尊い…」
ボクは深呼吸して、気持ちを落ち着ける。
二人でお茶を飲みながら、今日のイベントやお散歩の話で盛り上がる。
「お兄ちゃん、あのステージの時、楽しかったね!」
「うん、あーちゃんの笑顔見られたから嬉しかったよ」
小さな手を握りながら、ボクの胸は温かい気持ちでいっぱい。
そして、夕食の時間まで、二人だけの甘々まったりタイムは続いた。
「お兄ちゃん、また来週も遊ぼうね!」
「もちろん、約束だ」
こうして、週末イベントの後も、ボクとあーちゃんの日常は尊くて甘々な時間で彩られるのだった。
第三巻より




