2 家族の顔がみんな違うってすごい変な感じする
この世界の常識を必死に理解する工程に3年もかかってしまった。
みんなある常識を一から詰め込むってこんな大変なんだなとか思いながらベッドから起き上がる。
ここで俺の家族を紹介しよう。
母はエルフ族のリザ・ファンクション。
父は人間のガラム・ファンクション。
んで、息子は俺ってワケ。
ああ、俺の名前?俺の名前はグリム・ファンクション。
この世界における恵みを司る神からなずけられたらしい。
ああ、そういえばこの世界には異世界お決まりの魔法がある。それを知った時はうれしすぎて3日3晩舞い踊るという機構をして両親がちょっと引いていたのはご愛敬。
ただちょっと俺が知る魔法とはシステムが違う。
そもそもこの世界の人々は魔法ということが(というか概念)を知らない。
言語を読み書きできるまでは「魔法ってないの?ねぇ魔法ってないの⁉」とかずっと両親に聞いてたけどそんなものはないって見放されてたからがっかりしてたんだよね。
この世界の魔法は「唱和」というらしい。
魔法でいう初球が1字、中級が2字、上級が3字、超級が4字らしい。
唱和のランクは文字数によって決まってて文字数が多ければ多いほど強く詠唱は長い。
大体の人は2文字どまりらしい。100万人に一人なんかが3字唱和が使えてこの世界に5人しか4字唱和は使えないらしい。
そもそも魔法の使い方が特殊だ。まず唱和士(魔法使いみたいなもん)は頭の中に使いたい唱和の魔法陣の形を思い浮かべる。それが顕現するとそこに魔力を流し込む。そうするとその魔法陣から魔法が発射されるらしい。
(早く魔法が使えるようになりたいなぁ)
母さんの武勇伝を聞きながらそんなことを思った。