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ノヴォ・アスターテ:女神の箱庭。あるいは閉ざされた星。  作者: 白煙モクスケ
第2章:壊れた世界にも花は咲く。

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28:謎の美女と美少女

 惑星再生機構の大手民間軍事会社ブルーグリフォンは、その企業規模とは裏腹に自社ビルを持たず、第1大管区の複合商業ビル内にあるオフィスフロアを、3階ほど賃貸している。


 賃貸物件なのでシン・スワトー支局の中央管理棟みたいに、特異な設備や強力な防衛戦力があるわけでもない。

 まあ、ララーリング半島の重要策源地であるシン・スワトー市の軍事拠点である支局と、惑星再生機構首都に看板を構える本社が同じ水準の防衛警備戦力を持っていたら、それこそ問題だろう(第12大管区郊外の本部施設にしても、やはり大型・重兵器は保有していない)。


 例えるなら、本社は国防省で、本部施設は軍司令部。本社は官僚機構で、本部施設は現場組織。実際、本社の役割は組織の全戦力・全職員の管理統制、惑星再生機構の勢力圏各地にある支局の監督や支局間の調整などなどが主体。そこへ加えて営業部や資産管理・運用部など民間企業らしい部門もある。

 一つ特徴を上げるならば、自社サーバーと運営補佐AIは商業ビルのサーバーやネットワークから完全に隔離されている。機密情報を扱う軍事企業らしい性格だろう。


 そんなブルーグリフォンが看板を掲げるフロアにエレベーターが到着し、若い男女が降り立つ。


 若い男性は地球東アジア系の精悍な顔立ちで、灰色の髪、赤みがかった薄褐色の肌、鬼灯色の瞳をしていて、鍛えられた長身痩躯を上等なビジネススーツで包み、足元は革靴に似たショートブーツだ。一見して人種民族の特定が難しい。


 若い女性は地球インド系で繊細な造作の美貌をしており、艶やかな黒髪をドゥパタというインド系ショールで覆い包み、優艶な肢体をパンジャビとスカートで彩っていた。耳や首元のアクセサリは見るからに高級品。足元の靴や左肩に下げた鞄は当然ながら高級ブランド。

 2人とも首から社員証を下げていた。


 地球の南フランス系イケメン受付係が社員証を預かり、身元確認とアポイントを確認。

「選抜資格職員ユーヒチ・ムナカタ。特別上級職員トリシャ・パティル。確認しました。上階の第8小会議室に御案内します」


 イケメンが2人へ完璧な笑顔で告げると、受付の隣にある部屋から奥からOL制服姿の女性型アンドロイドが登場し、一礼した。

「ムナカタ様。パティル様。御案内させていただきます」


 アンドロイドはAI再現された地球西暦時代の有名女優の美声で挨拶し、2人を再びエレベーターに導く。


「……面倒臭いわね」

 トリシャが義眼で移ろう階層表示を見つめながら、艶やかな唇をへの字に曲げる。


 シン・スワトー支局なら中央施設の会議室に赴くだけで良かった。

 ところが、ここ首都カルニオンでは全然違う。


 まずこの複合商業ビル近くの立体駐車場に贋作シェルビーを駐車し、ブルーグリフォン本社が入っている複合商業ビルへ歩いて移動(補記しておくと、トランクルームに収まっていた美女型アンドロイドは、車内に移って休眠待機モードに入った)。


 複合商業ビル内で低層階の商業フロアをさっさと通り過ぎ、エレベーターで中層階のオフィスフロアの出入階まで上がる。なお、一般エレベーターでは低層階の商業フロアと高層階の第二商業フロア(展望台や会員制高級店などが占める)にしか行けない。


 オフィスフロアの出入階でチェックゲートを越え、オフィスフロア専用エレベーターでブルーグリフォン社が借りている階へようやく到着したと思ったら、またエレベーター。


 面倒臭すぎる。


「基地暮らしに染まり過ぎたな」

 ユーヒチがからかえば、トリシャは麗しい唇を尖らせた。

「じゃあ、ユーヒチは面倒に思わないの?」

「いや、面倒臭くてうんざりだ」

「……」

 トリシャはしれっと答えたユーヒチの脇腹をずびしっと突いた。


 上階に到着し、女性型アンドロイドに案内されてリノリウム張りの廊下を進んでいく。

 フロア内で見かける職員は過半数以上が地球系で、残りが火星系(エルフ)木星系(ドワーフ)。ケモや他惑星系は見当たらない。人種的には白人系が3割。黒人系が2割。残りがヒスパニック系とアジア系とアラブ系。アンドロイドもそれなりにいる。データ入力などの単純作業は人間よりアンドロイドの方が重宝するためだ。


 どいつもこいつも完全に一般人だな。ユーヒチは思う。いや、そうでもないか。

 時折見かける警備員。正規軍レベルのサイボーグやチューンドだ。佇まいからみて、間違いなく血の味を知る実戦経験者。しかも、実戦水準の練度を保っている。

 物騒だな。


「こちらです」

 ユーヒチが鼻息をついたところで、目的地の第8小会議室に到着。アンドロイドに促されて入室した。


 一般的な学校の教室、その半分サイズの部屋。中心に長卓が置かれている。部屋の隅にカートが置かれ、ポットと紙コップ、インスタントコーヒー粉末やティーバッグが用意されていた。

 一人の初老女性の白人女性。ダフネと同じくアングロサクソン系の顔立ちだけれど、女性は地球系。アンチエイジング・チューニングもサイボーグ化もしていないようだ。

 きっちりかっちりしたビジネススーツの着こなし、ピンと伸びた背筋、険しい碧眼。手元にタブレットと数冊のペーパーファイル、革手帳をきっちり並べている。厳格な老教師を思わせた。


「ミス・パティルにミスタ・ムナカタ?」

 由緒正しい古英語(キングス)風の発音。舞台女優のように鮮明な発声。

「そうです。貴女は?」ユーヒチが問い返せば。


「私はコニー・ハリソン」

 教師みたいな初老女性コニー・ハリソンは名乗り口上を続けた。

「肩書は気にしないで。貴方達と同じく統合情報部と関わる立場と理解してくれれば結構。ああ、ミス・パティル。社内データベースで人物紹介に掛けても無駄よ」

 流れるように言葉を紡ぎ、ユーヒチとトリシャに向かい側へ据わるよう手振りで促す。次いで、アンドロイドへ2人分の飲み物を用意するよう命じた。


 アンドロイドが紙コップへインスタント・カフェラテの粉末を入れ、お湯を注ぐ。チープな珈琲とラテ特有の仄かな甘い香りが薫る。


 飲み物が作られている間、トリシャは老教師然とした女性を観察し、当たりをつける。

 軍……いえ、情報部出身の転職(セカンドキャリア)組ね。分析官(アナリスト)のようだけど雰囲気からして作戦課筋かも。支局長絡みの案件に関われるとなると、管理官(コントロール)クラスだったのかしら。


 紙コップがユーヒチとトリシャの手元に並べられ、アンドロイドはカートの脇で彫像のように微動もしなくなった。

「まず貴方達の今後について軽く触れましょうか」

 コニー・ハリソンは2人へ説明を始めた。老眼鏡を掛け、ペーパーファイルの一つを開く。


「惑星再生機構は長期計画としてポエニカの要塞母艦グウェンドリンの攻略を企画し、統合情報部に本件の専従班を設けた。名前は特別案件作業グループ――SIWG。ただし対外的には作戦の都度、国際人道主義支援活動や国家戦略資源調査活動といったカバーを被るわ。貴方達にはこのSIWGへ参加してもらう。公的には作戦都度ごとに外部雇用者や協賛支援者の名目でね」


 はきはきとした明瞭な発声で語られる説明。しかし、トリシャもユーヒチも眼前の老女の発言よりずっと気にかかることがあった。

 ――老眼鏡?


 宇宙文明存続圏――列強には老いへ対抗する術がいくらでもある。遺伝子や細胞レベルで弄るアンチエイジング・チューニング、老化や生活習慣で衰えた臓器などを限定クローニングで複製して外科手術で交換する(じゃく)化再生治療。言わずと知れたサイボーグ化。


 これらの措置は医療保険(惑星再生機構は医療保険を皆保険として採用している)の適用外の場合もあるし、その場合は非常に高額だ。ほいほいと手は出ない。つまり、老眼鏡を使う人間は収入や貯蓄に限界があることを如実に示している。


 しかし、向かいに座るコニー・ハリソンがその費用に困る人間にも見えなかった。

 身につけているダークグレーのビジネススーツと白いブラウス、革靴はいずれも高級ブランド品。腕時計や指輪もトリシャが身につけている品と遜色ない。私物らしき革手帳にしても、合皮ではなく本物の皮をなめしたものだろう。

 こんな品々を身につけ、扱う女性が老眼鏡?


 密やかに戸惑う若者2人に気付いたのか、コニー・ハリソンは不敵に口端を曲げた。

「忌避主義や天然至上主義じゃないわ。私は老いを受け入れられないほど幼稚じゃないの。それに、どれだけ若作りしたところでババアはババアよ」


 古英語風の皮肉っぽい響きと粗雑な言い回しだった。若い2人は反応に困って微妙な面持ちを作るが、コニー・ハリソンは気にせずに話を再開する。

「SIWGはグウェンドリン攻略の足掛かりとして、貴方達がララーリング半島の文明喪失圏(ヴォイド・エリア)で回収した脳殻を重視している。その主ウィリアム・アンダーソンについて、説明は受けているわね?」


「概要だけ」

 トリシャは古英語風に話す老女へ答える。

「統一連合政府の内務省統合保安庁出身の統合軍大佐。七星連合軍相手の連絡調整部に勤めており、大災厄時は第8次超長距離移民船団へ参加予定の要塞母艦グウェンドリンに乗艦していたそうですね」


 コニー・ハリソンは小さく頷いて「アンダーソンは天蓋膜グレイグー化によってグウェンドリンと共にポエニカへ落ち、記録上は消息不明となったわ。現地で死亡したと考えて間違いない」

「ポエニカで死んでいる人間の脳殻が、ララーリング半島で発見された理由は分かりましたか?」

「アンダーソン大佐はグウェンドリンに乗艦する以前、休暇でララーリング半島を訪れていたことが分かったわ。廃都市の……」コニー・ハリソンはタブレットをちらりと窺い「ラ・シャンテ。そこで回収されたデータサーバー群から掘り起こした情報から確認された」


 ぽちぽちとタブレットを操作し、壁に貼られた薄膜ディスプレイに画像を表示させた。

 統合軍の制服を着たバストアップ写真。ブルネットに日焼けした白肌をした50代の地球オーストラリア系白人男性。写真脇に並ぶ個人情報の中に『全身サイボーグ化』の一文。


 それと空港や公共交通機関を利用したデータ。私服姿のアンダーソン大佐が窓口で手続きをしている画像が映る。


「……これだけですか? 現地の監視カメラ群の記録や、アンダーソン大佐の口座の動きからもっと詳細な足取りが分かるはずでは?」

「今のところは未発見ね」

 トリシャの指摘にコニー・ハリソンは首を横に振る。

「ミス・パティル。ウィザードである貴女は既知だと思うけれど、大厄災前のノヴォ・アスターテは天蓋膜ネットワークによる高度クラウド化していた。それが天蓋膜のグレイグー化で惑星全体が物理的接続を断たれてしまったわ。外部委託されていたデータはそのほとんどが今も行方不明のまま。アンダーソン大佐の私的部分を明らかにし得るデータも同じよ」


 惑星を覆う天蓋膜はテラフォーミングの肝であり、この星を生存居住環境に保っている。同時に、惑星全てを覆う関係から通信ネットワークとしても用いられていた。

 この天蓋膜ネットワークによって、ケイナン大陸南部の企業が遠く離れたウガリタ大陸の企業が営むデータセンターを利用していた、なんて事例が星の数ほどあったのだ。


 天蓋膜のグレイグー化は宇宙世界だけでなく、この惑星内の通信ネットワークも物理的に断ち切ってしまった。情報の断絶は無責任で扇動的な流言飛語の横行と蔓延を招き、人々の恐怖と混沌を爆発させる主因の一つとなった。

 ちなみに現在は列強それぞれが独自のネットワークを構築している。自勢力圏に昔ながらの通信ケーブルを敷設したり、通信塔をあちこちに建てたり、高高度に通信用気球や飛翔船(データシップ)を滞空させたり。涙ぐましい努力。


「ラ・シャンテで得たデータの掘り起こしは進行中だから、今後に期待するしかないわ」

 コニー・ハリソンは紙コップを口に運び、ディスプレイへ顔を向けた。

「話の筋を戻しましょう。アンダーソン大佐は休暇中にララーリング半島を訪れた。何かしらの目的があったのか、バカンス先として偶然選んだのか、理由は不明。ただ妥当な推測として、ララーリング半島滞在中に害され、ボディを奪われた」


「で、ボディを奪った何者かがアンダーソン大佐として要塞母艦グウェンドリンに乗りこみ、グレイグーに巻き込まれた、と」

 ユーヒチは腕組みしながら背もたれに身を預けた。

「大佐のボディを奪った下手人の狙いはなんでしょう?」


「現状では絞り切れないわね。星内外の反七星連合筋か、七星連合内もしくはノヴォ・アスターテ統一連合政府内の政争絡みか、第8次超長距離移民船団関係のことか……諸々のテロやサボタージュの筋以外、たとえばアンダーソン大佐の私生活系トラブルの線も外し切れない」

 紅茶で唇を湿らせてから、コニー・ハリソンは続ける。

「SIWGはグウェンドリン攻略の手がかりとして、アンダーソン大佐の足跡を追うわけだけれど、貴方達2人――我が社が誇るAAA級ウィザードと優秀な選抜要員には別件を考慮に入れて欲しい」

 タブレットを操り、薄膜ディスプレイの画面に新たな映像を映した。


 ララーリング半島の皇国系民兵組織の拠点で遭遇した金星系男とスラブ系美少女メイド。


「どういうわけかノヴォ・アスターテ天象会議(NACCP)が強い関心を見せているこの2人。彼らについてはもちろんのこと、加えてなぜNACCPが関心を抱いているのかを探ってもらうわ」

「望むところ、と答えたいところですけれど、SIWGの仕事から逸脱するのでは?」

 訝しげにトリシャが応じれば。


「そうでもないのよ」とコニー・ハリソンは言葉を続けながら再びタブレットを弄り、アンダーソン大佐が空港で手続きする映像を再び表示し、さらに窓口部分を拡大した。

「この女が関係している可能性が高いわ」


 窓口で手続きする私服姿のウィリアム・アンダーソン。その隣に寄り添う地球スラブ系白人女性。歳頃は20代後半から30代前半くらいか。


「妻でも娘でもないわよ。アンダーソンの家族は妻と男子4人。妻はこの画像の女と一致しない。個人的主観で推測するなら愛人ね」

 奥ゆかしくも直截な指摘。トリシャが同意するように微苦笑し、ユーヒチはただ頷く。


「惑星再生機構が所有、ないしアクセス可能なパーソナルデータベースに該当者なし。素性は不明。でもね。面白いことが分かった」

 コニー・ハリソンは女性の顔貌をさらに大きく拡大。解像度的限界をシステムで補強して画像の鮮明度を高くした。


 一言でいって、美人だ。スラブ系女性らしい金髪と滑らか色味の白肌。宝石のように美しい碧眼。名匠が手掛けた彫像のように端正な顔立ち。背は高く男好きする体つきをしている。南国へバカンスに訪れたという印象のラフな装いは、アンダーソン大佐に合わせたものか。


 ユーヒチはスラブ美女を注視しながら漠然と抱いた感想を呟く。

工作員(エージェント)だな」

「同意見よ、ミスタ・ムナカタ」コニー・ハリソンは生徒を褒めるように言いつつ「でも、興味深い点は別にあるわ」


 工作員と見做されたスラブ美女。その隣に皇国系民兵組織の拠点で遭遇したメイド衣装のスラブ少女が壁の薄膜型ディスプレイに映る。そして、コニー・ハリソンがタブレットを操れば。

 美女は徐々に若返り。少女は徐々に成長。


 両者が17、8歳頃になった時、2人の顔は姉妹、それも双子のようによく似かよっていた。


「……他人の空似とは思えないな。血縁者、時間差的に考えて先祖と子孫か?」ユーヒチは怪訝そうに呟く。


 グレイグー・カタストロフィから現在までかなりの時間が経っている。なんせユーヒチもトリシャもノヴォ・アスターテの空が青かった時代を知らない。宇宙船がこの星の内外を行き交っていた光景を知らない。いや――。老齢のコニー・ハリソンすらグレイグー・カタストロフィ以前の世界を知らなかった。


 美女工作員と美少女メイド。2人は容姿の相似性から血縁関係があるとしたら、ユーヒチの言葉通り先祖と子孫というくらい時間的開きがある。


「先祖と子孫にしては“似すぎ”じゃない? 面影があるどころか姉妹や双子と言っても通じるわ。グレイグー以前と現在までに大分、血が交じってるはずよ。ハプスブルグのアゴじゃあるまいし、先祖返りにしてもここまでの相似性はおかしくないかしら」

 トリシャが思案顔で指摘すると、コニー・ハリソンはトリシャへ優等生を称えるような眼差しを向け、次いで画面へ厳しい目線を向けた。

「ミス・パティルの指摘通りよ。両者が血縁関係にあるとしても世代差からいって、これほど相似性は生じ得ない……クローンでもない限りね」

 ユーヒチとトリシャは揃って難しい顔を作る。


 いつか触れたが、七星連合体制において人間の複製は法的、倫理的、宗教的など山のような問題から厳しく制限されている。何より『人間を工業製品に貶める』として忌避感と嫌悪感が凄まじく強く、この件に関しては反七星連合勢力すら七星連合の姿勢を支持している。この法的制約と社会的忌避感の強さはケモナイズの比ではない。


 それでもクローン絡みの事件や事案は後を絶たなかった。移植用臓器を得るため、死亡した身内を再生させるため、若い肉体を得るため――といったものから、性奴隷や労働奴隷を安価に得るため、すり代わり等のため、などの犯罪目的まで。

 平たく言えば、合法であれ違法であれ、本当にクローンならば、厄介な話になる。


「この星で何かが暗躍している。それも大災厄以前から」

 コニー・ハリソンは薄膜ディスプレイに映る美女工作員と美少女メイドの顔を睨み、言った。

「もしかしたら、想像外の“事実”を明らかにするかもしれないわね」


 ユーヒチとトリシャも薄膜ディスプレイに映る美女と美少女を見つめた。

 前者は心底嫌そうに。後者はどこか楽しそうに。


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