筒井康隆論
小説家の4大巨匠を考えたことがあったがその中に、筒井康隆さんがおられた。
大江健三郎、井上ひさし、北杜夫、そして、筒井康隆さんだった。
まず、筒井康隆の文体が、句読点の多用する、私もそうであるが、
仏文科の、方法だったわけだ。
そして、まず、読むところによると、
漫才のボケとツッコミに、併せているという。
そして、話者を、AとBに分けることにすると、
Aは、必ず、Bに対する、答えを待っている。
あるいは、文章自体が、創作であるとする限り、
その、意味が、時代の揶揄であったりする。
これは、国を越してしまったケースでもある。
そした時、出版することさえ、機を逸したという。
そういう意味では、天の領域ではないだろうか?
Web版の、筒井談義があったのは、確か、私が学生の時だった。
その当時と今、環境が変わって、
筒井康隆さんは、Xなどで、文筆家業を、口伝してられる。