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詩集 彷徨う人R2  作者: 仲仁へび
1/3

01 冷たい景色の中で



 冷たい景色に 

 温もりのない世界に


 涙を一つ ただ一つだけ落として

 それ以上が続かないから

 とっくに凍てついているのかもしれない


 心が冷えていく

 景色ごと冷えていく


 生きる意味がないから


 導を見失ってしまったから 


 だからなのかもしれない


 光を落とした


 光を亡くしてしまった


 悪夢ばかりを見るようになった

 未来に行けなくて今の中で足踏み

 迷ってばかりで まるで進めない

 本当の願いはどこにやったっけ?


 忘れてはいけないものがかすんで

 大切だった思いが消え去ってしまう


 このままゼロにまで達したら

 この体は一体どうなってしまうのだろう


 見渡しても見つからない

 じきに凍えて動けなくなる

 探す事すらできなくなる


 その前に

 そうなる前に


 どうかこの手に

 冷たさ以外の何かが戻ってきますように



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