攻略せよ!ブラックタワー! 前編
今回は前編・中編・後編の三分割になってるよ★
~妖精を助け出せ!いざブラックタワーへ~
ある日、ふと竜夜はある計画を思い付く。
「俺は今、ある計画を立てている」
「おん?どうした?」
『計画だとぉ?』
竜夜が立てた計画を聞こうとする俺とワルルン。
「そうだ、俺は今あるものを建設しようとしている・・・」
「建物か?」
「そうだ、そしてその建物には様々な強敵が潜んでいるテーマパークだ!」
『成る程・・・その計画でエンジェル★プリティーどもを倒すんだな!』
「ふぅん・・・そうさ!これで忌々しいブルースを倒すのだ!!」
「『デスヨネー』」
知ってた。
▽で・・・▼
「完成したぞ」
っとそこには四階建てのでかい建物が会った。
「早くない?まだ一週間も経ってないぞ」
お前じみに手伝ってたけど・・・
「俺の会社ではこんなの朝飯前だ」
ブラックゲームコーポレーションすげぇー!
「ふぅん・・・この『死と生のホラーアトラクション ブラックタワー』でブルースを蹴散らしてくれるわ!」
なにその遊園地にありそうなテーマパーク・・・
「それで・・・エンジェル★プリティーをおびき寄せる手段は?」
「妖精は捕まえている」スッ
『助けてもこー!』ピエン
っとそこには白いふわふわした毛玉の妖精が檻に捕まっていた。
どうやって捕まえたんだ・・・・
「黒服どもに頼んで捕まえた、そしてもう手紙は出しておいた」
仕事速すぎぃー!!
っとそんなこんなでエンジェル★プリティー達が到着した。
「そこまでよ!貴方達!」
「ワタワタを返しなさい!」
「てかなんだーあの建物はー!」
「なっなんか禍々しくないか・・・あの建物・・・」
到着したエンジェル★プリティー達にブラックがこの建物の説明をした。
「ふぅん・・・・よく来た・・・エンジェル★プリティー、この俺が作った『死と生のホラーアトラクション ブラックタワー』へようこそ!」
「死と生の・・・・」
「ホラーアトラクション・・・」
「ブラックタワー?」
「なんだそれ?」
「このブラックタワーは四階のエリアに分岐してある、そしてその一つ一つにあるゲームをしてもらう、そうして勝ち続けて僕たちが居る四階に着いて勝てばこの妖精を返してやる・・・どうだ?分かりやすいだろ?」
「ふざけんな!」ダッ
っとスカーレットがブラックに向かって走って、妖精を奪い返そうとすると・・・
「ふぅん・・・ポンコツが俺の相手になるか」スッ
そういうとカードを取り出す。
「魔法『ホリーミラージュ』発動」カッ!
「なっ!?そいつは!」ガキィッ!「ぐぅッ!」ドサッ!
ブラックの前にオーラのシールドが展開され、スカーレットの攻撃を弾いた。
「ふぅん・・・これは攻撃した相手に発動する魔法・・・本来ならこいつに攻撃したらすべてのモンスターを破壊するがな」
「っ!くそぉー・・・」
「突っ込み過ぎよ!スカーレット!」
するとブラック達はその場で退場する。
「ふはははは!せいぜい死なないように五階まで着くんだな!あっはははは!ふはははは!」ふぅー
「はっちゃけ過ぎんだろ・・・」ドロンッ!
「あっ!・・・こうしちゃいられない!早く行かないと!行こう、皆!」
「「「うん!」」」
そうして退場した俺たちを追うことになったエンジェル★プリティー、果たしてワタワタは取り返せるのか!!
「そういや手紙は誰に出した?」
「ブルースに決まってるだろ」
「・・・・・・」
~ブラックタワー一階 ターゲティングシューティングゲーム~
扉に入ったエンジェル★プリティー達、そこには頑丈そうな扉とモニターと鍵がついた階段の扉があった。
「うわー頑丈そうな扉だなー」
「階段はあるけど・・・鍵が掛かってるわね・・・」
するとモニターからブラックが出てくる。
『ようこそ!ターゲティングシューティングゲームへ!』パッ!
「あっ!ブラック!」
「何?その・・・ターゲティングシューティングゲームって?」
『ふぅん・・・説明をしよう、このゲームはこのショックガンとポインター、通信機を装備したサバイバルシューティングだ!このポインターは一人1つしかなくこのショックガンで撃たれたものは光が消える、先にチームを全滅させた方が勝ちだ!』
そう言い終わると、何処からかショックガン、ポインター、通信機が人数分出てくる。
「成る程・・・こいつを装備すんのか・・・」
「私、サバイバルシューティングってやったことないな・・・」
「とにかく、ここはチームプレー大事よ」
「なははー了解ー」
そう会話しながら、取り付ける。
その頃俺達はモニターで様子を見ていた。
『頑張れもこー!』
『さぁて・・・見物だな』
「そうえば思ったが、エンジェル★プリティーが普通の人でも戦えるのか?」
「そこは心配はない・・・こいつらは裏で有名な奴等を雇っている・・・」
「・・・もしかして殺し屋とか?」
「あぁ・・・あとは戦争で活躍した外国の人や科学者もいる」
「うひゃー・・・」
(まぁ・・・中には凄腕の達人みたいに一般人も居るけどな)
『で・・・今回の相手はどうなんだ?』
「あぁ・・・こいつらは金で雇った裏で有名な奴等だ、紹介でもしておくか・・・」
モニターから三人の選手達がいた。
その三人達は会話をしていた。
「フッ・・・報酬は100万$か・・・・」
若く屈強そうな男で金髪の短髪で金の話をしてるのは、昔戦争で活躍し銃撃戦が得意の「マッケン・ハルバー」
「退屈はしなさそうねー」
茶髪の長髪でクールな見た目の人は暗殺術を教え込まれた「赤咲 春」
「・・・・」
無口で帽子をかぶったのは殺し屋で数多くの者を狙撃した謎多き人「サワー」と名乗っている
「以上が参加している奴等だ」
「おっおう・・・凄い奴等だな」
『これは一階だけで終わりそうかー?』
「ふぅん・・・・これは挨拶がわりだ・・・こんなとこで終わってはつまらん」
この階で挨拶がわりって・・・どんだけヤバイやつらが居るんだ・・・・
『では始め!』カーンっ!
っと試合のコングが鳴った。
一斉に飛び出し位置に着く。
「成る程・・・・こういう形式なのね・・・」
「どうしよう・・・これじゃ相手がどの位置にいるか解らりずらいよ・・・」
フィールドには至るとこに二メートルぐらいの大きさのフェンスが至るところにある。
「ねぇ・・・今いい作戦が思い付いたんたけど・・・」
「「「作戦?」」」
ブルースが考えた作戦をみんなに伝える。
一方その頃・・・
「へっこういうのは得意中の得意さ・・・」サッサッ
っとハルバーは得意気に移動を開始する。
「さぁーて・・・んっんー!どういじめようかしら」サッサッ
春も獣のような目で移動する。
「・・・・」スッ
サワーは無言で移動する。
「へっへっ・・・・さぁーて何処にいるかな・・・・」
ハルバーが移動したままフェンスを確認してると・・・・
「すきありぃ!」フオッ!
「なっ!ホゲェ!?」ドコォッ!
何とフェンスの上からスカーレットが奇襲を仕掛けてきた!
(こっこいつ!フェンスの上から・・・・)
「へっ!どんなもんだい!」
スカーレットはガッツポーズをとる。
『マッケン・ハルバー リタイア』
「なっ!もう!?」 「・・・・・」
「やったぁ!」 「どうやら作戦が上手くいったようね」
「くっ・・・あら?」
すると春の目の前にピンキーが後ろ姿が見えた。
(おっ!チャンスよ!)サッサッ
そう思い気配を消し、近づく・・・・
「動くなっ!」スッ「ピュア!?」
ピンキーの背後につかれショックガンで脅しにかかる。
「そのまま武器を下げて手を上げて此方に振り向きなさい!」
「あっあうぅ・・・・」スッ
言われるがままに行動したピンキー、すると春は・・・
「あら?貴女・・・以外に可愛いわね・・・食べちゃいたいくらいに」スッ
「あっふぇ?」
ピンキーの顎を自分に向けながら言う春。
「ペロッ・・・ふふっ楽しめそうね・・・」
「はっはわわ・・・・」
っと何やらヤバイ雰囲気になってきた気がしたとき・・・
「ピンキーに気軽に触ってんじゃねぇ!!」バコォォォォォォォォン!!
「ギエピィィィィィ!?」
っと何処からかブルースが出てきて春をはっ倒した!
「大丈夫!?ピンキー!?」ダッダッ!
「あっあうぁ・・・・」ヘナヘナ
あまりの出来事にへこたれるピンキーだった。
すると放送が流れる。
『赤咲 春 リタイア』
「よしっこれであと一人ね・・・・」
っと安心していたら・・・
『続いて イエローネ 朱火亜烈兜 リタイア』
「えっ嘘!?」
「スカーレットとイエローネが倒したって!?」
何とすでに仲間の二人がリタイアをしていた!
「・・・・」
「くっ!・・動けねぇ・・・・」
無言のサワーはすぐにブルース達をさがす。
「どっどうしよう!」
「落ち着いてピンキー・・・慌ててもなにも始まらないわ」
そう言い、ブルースはピンキーを落ち着かせるが・・・
ビュンッ!
「うわぅ!?」 「くっ!」
何とスカーレットがやったフェンスからの奇襲を仕掛けてきた!
「・・・・」ビュンッ!
「っ!危ないっ!」バッ!
「ピンキー!」
無言で放ったショックガンがブルースに当たる前にピンキーが庇い、ポインターが当たりピンキーはダウンしてしまう。
「・・・・」スッ
「!はぁ!」バキィッ!
「!」
また撃たれる前にはたき落とすブルース、それに驚き素早く回収するサワー。
「・・・・」スッ
「っ・・・・」
お互いに動かなくなった・・・そのとき!
「・・・・勝負してみるか?」
「なんですって?」
「よくガンマンであるだろ?速打ち・・・お互いにあと一人・・・邪魔するものもいない・・・・ここで決着つけるのはどうだ?」
っとサワーは速打ちを要求してきた。
その問いにブルースは・・・・
「分かったわ・・・・受けてたつ」
「フッ・・・・このコインが落ちたら合図だ」スッ
そう言いコインを取りだし、ピンっと高く挙げた。
「「・・・・・」」
落ちる瞬間までお互いに神経を尖らせている。
・・・・そして・・・・
チャリンッ
「「!」」バッ!バキューンッ!
お互いにショックガンを射った。
そして先に倒れたのは・・・・
「くっ!」グラッ 「・・・・ふっ」
ブルース・・・・かと思いきや・・・・
「まさか・・・子供相手に遅れをとるなんて・・・・俺も・・・・ちと鈍ってしまった・・・・ぜ」ドサッ!
何と先に倒れたのはサワーのほうだった!ブルースは腕の所を支え膝たちをする。
『ゲームクリア 勝者 エンジェル★プリティー』パッパラパー!
「はぁ・・・はぁ・・・・なんとか・・・勝てた・・・」
っと射撃の実力が格上の相手に勝てたブルース。
すると何処からか箱が出てきて、ブルースは手に取る。
「これが次に進む階段の鍵ねぇ・・・・」スッ
講してブルース達は次の階へ行くこととなる。
その頃・・・・
『やったもこー!』ピョンピョン
「ふぅん言ったはずだ、これは挨拶がわりだとな・・・・」
「次の階は何だ?」
「ふぅん・・・次の階は『ホラージェイソンアドベンチャー』だ!」バァァァァンッ!
「ジェイソンって・・・あのチェンソーのやつか?」
「そうだ・・・それを元にし、作り上げたアドベンチャー系だ・・・ふぅん、せいぜい頑張ることだな・・・ふはははは!あっはははは!」
そう高笑いしながら言うブラックであった。
・・・というかこれ後にテーマパークにするんだよな・・・・大丈夫か?これ?
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