おい、カードゲームしろよ
多分みんな気づいてると思うけど、モンスターキングダムは遊戯王が元ネタなんだよね・・・・・
あと今回モンスターキングダムの話しばっかです
~モンスターキングダムの興味~
「うーん・・・・・・」
ある日、エンジェル★プリティーのメンバー朱火亜烈兜こと赤城 熊虎は学校であるカードを見つめていた。
っとそこでエンジェル★プリティーのメンバーのピンキーこと桃子は声をかけてきた。
「どうしたの?そんな顔して・・・・・」
「ん?あぁなんだ桃子か・・・・・いやさぁ実は『モンスターキングダム』っていうカードゲームを始めようと思ってさ」
「へー以外だなー・・・・でもなんで?」
「あぁ?そりゃ決まってんだろ!あの黒いやろうに勝つために決まってんだ!」グッ!
っと熊虎は握りこぶしを作る。
「あはは・・・・・(汗)そうえばブラックに相手にされなかったからね・・・・・・・」
っとここでエンジェル★プリティーのメンバーのイエローネこと虎谷が話しかける。
「でもさぁーあいつってせっちゃん(聖夜)にしか興味がなかった感じだよね~」
ブルースこと聖夜も話に加わる。
「そうね・・・・・・でもあのブラックって言う人誰かは知らないけど会ったことある感じがするのよね・・・・・・」
「まっ!わかんねぇならいいけどさぁ・・・・・いつか会ったら絶対コテンパンにしてやる」ゴゴゴゴ
っと何やら熊虎の周りに不穏な気が出てきた。
「・・・・・・・っとそんなことより熊虎のデッキを見せてくれないかしら?」
「あぁ?いいぞ、始めたばっかだから分かんなくてさぁ・・・・」スッ
っと言い聖夜に自分のデッキを見せた。
「どれどれ・・・・・(シャッシャッシャッ・・・・)」
そのデッキを見ると聖夜の顔が不思議に感じる様な顔をする。
「・・・・・・・なによこれ・・・・・ほぼモンスターカードばっかりじゃない・・・・・」
「うぇ?だって強いモンスター入れたら最強じゃないのかよ?」
っとなんか脳筋なこと言ってきたぞこのヤンキー。
「はぁー・・・・・いい?このモンスターキングダムって言うカードゲームはモンスターとマジックとspとのバランスが大事なのよ?そんなんじゃブラックどころかその辺の子供にも負けるわよ?」
「なっ!?まじかよ!・・・・・でもやり方はどうするんだ?」
「あっ!私も聞きたいな!」
っと桃子も便乗して聞く。
「いいわ・・・・・まず基本的なルールね」
▼モンスターキングダムの基本ルール▽
・お互いの LP8000で先に0になった方が負ける
・初期 spは20
・次の自分のターンにsp10回復
・初期手札は五枚、枚ターン一枚引く
・モンスターと魔法は別で五枚しかおけない
・sp消費で様々な行動が取れる
モンスター召喚、魔法 sp10
攻撃 sp5
伏せ魔法 sp0 魔法を伏せて相手のターンにならないと使えない
防御 このターン自分のモンスターが攻撃しない代わりにDをそのモンスターのDの半分プラスされるそして次の自分のターンsp30回復する
生け贄召喚 spは消費しない代わりにモンスターを墓地に送ることで召喚する
※例外に墓地や除外等でspを消費しないで召喚や魔法を出す効果もある
・モンスターのランクは「下位」 「上位」 「最上位」 の3つ
・モンスターはLPが0になったら破壊される
・モンスターとのバトル計算は相手のAと自分のDを引いた差でその差がモンスターのLPにダメージになる
・もし相手のAが自分のDに越えられらかった場合逆にその差を相手のモンスターのLPにダメージが入る
・モンスターがオーバーキルされたらそのオーバーしたダメージ分自分のLPに入る(防御した状態だとオーバーキルダメージは受けない)
「・・・・・・てな感じでこのモンスターキングダムの基本的なルールよ」
「「おぉ・・・・・・」」
「なはは~せっちゃんこう見えても全国モンスターキングダムで優勝したからねー」
「あっ!ちょっと言わないでよ!恥ずかしい・・・・・・」
「えっ!?すごいよ!優勝なんて!」
「おぉ!優勝した聖夜がいりゃありがたいな!」
「もぉ・・・・・全く」ハァー
っと溜め息をつく聖夜だが内心満更でもない様子。
「しょうがないわね・・・・・私がみっちり叩き込んであげるから・・・・覚悟しなさい!」バンッ!
っと聖夜が見たことない熱意を向ける。
「えっ・・・・・おっおう・・・・・よろしく」
こうして聖夜によるモンスターキングダムの特訓が始まった。
・・・・・・・・なんだこれ
~カードバトル!ブラックVS朱火亜烈兜 プライドの賭けた戦い!~
いつものようにスマイルと新しく入ったブラックはエンジェル★プリティーと戦いが起こるのだが・・・・・・今回の戦いは少し違った。
「おい!真っ黒黒すけ!俺とモンスターキングダムで勝負しな!」バンッ!
「ふぅん・・・・・・腐れトマトごときにこの俺に勝負を挑むとは・・・・・とんだ大間抜けなものだ・・・・・」
スカーレットがブラックにモンスターキングダムで勝負しようとしていた。
・・・・・・・・・・・こいつのことだからブルース以外勝負したくなさそう・・・・・
「まぁいいだろう・・・・・相手になってやる」スッ
いや、やんのかい!!
「へっ!ブルースに鍛えてもらった腕を見せてやんよ!」
「頑張りなさい!スカーレット!」
「「頑張れぇー!!」」
「ふぅん・・・・・・腐れトマトごときがこの俺に勝てると思うなよ・・・・・・」
「何が始まるんです?」『おい、普通に戦えよ』
っと俺とワルルンはこの状況についていけなかった。
「『対決の舞台』ON!!」ブゥオン
スカーレットとブラックの周りにステージとカード盤が現れる。
「上等!!」 「ふぅん」
「「勝負!!」」バァァァァァン!!
こうして二人のプライドの賭けた戦いが始まった!
「俺から先行だ!」バッ!
そう言って、カードを一枚引く。
「俺は『赤き戦士 レッドウォーリヤー』召喚!」sp20→10
『ドゥワ!』L1000 A1500 D900
赤い鎧の剣の戦士が現れ、そして・・・・・
「2枚魔法カードを伏せて防御して終了!!」ピュンピュン
次にブラックのターンが来る。
「ふぅん・・・・・基礎は出来てるようだな・・・・・」シュバッ!
そう言いカードを一枚引く。
「だが、いくら特訓したとしてもこの俺の足元には及ばん!!」
「俺は『岩石の魔神 ゴゴゴゴーレム』召喚!」sp20→10
『ゴゴゴゴ・・・・・』L2000 A1000 D2000
岩でできたモンスターが出てくる。
追加で・・・・・・
「そしてさらに!魔法『職人の建設』発動!!」sp10→0
「えっ!?普通ならモンスター召喚して魔法を伏せるんじゃないの!?」
「もしかして・・・・・あのモンスターを呼ぶのかしら・・・・・」
イエローネが驚き、ブルースは何かの考えが呼んだ。
「俺はデッキから下位モンスターを2体場に召喚する・・・」
「なっ!?場に3体のモンスターが!」
「場に『クリエイター』と『スリープメェー』を召喚する」
『くりりりりぃ!』L1000 A500 D500
『メェー・・・』L1000 A500 D500
建設する格好のモンスターと眠そうな羊が出てくる。
まだまだ彼の猛攻は続く。
「さらに俺はスリープメェーを生け贄とし!このモンスターを呼ぶ!現れろ・・・・最強の僕!『破滅竜 黒闇龍』!」バァァァァァン!!
『キシャァァァァァァ!』L3000 A3000 D3000
そして最初からブラックの相棒、黒闇龍を召喚したのだった!
「嘘だろ!こんな最初から黒闇龍を出すなんて・・・・・」
「ふぅん・・・・・俺は一枚場に伏せ終了・・・・」ピュン
彼の場には3体のモンスターと伏せ魔法が一枚ある・・・・この状況を打破するにはあの黒闇龍をどう突破するか鬼門だ・・・・・
「ちっ・・・・あの龍をなんとかしないと」シュバッ!sp10→40
(こうなったら・・・・・さっき伏せたこのカードで!)
「俺は伏せ魔法!「ミラーモンスター」発動!!」
「何っ!?」「おぉ!あのカードなら黒闇龍をどうにか出来る!」
発動すると大きな鏡が出てくる。
「そのカードは・・・・・」
「そうだ!この魔法は相手のモンスターを映して同じモンスターを召喚する魔法!対象は当然黒闇龍!!」ビシッ!
スカーレットが指示をすると鏡から黒闇龍が出てきたのだ!
『キシャァァァァァァ!』L3000 A3000 D3000
「へへっ!さらに魔法装備!『パワーアップストーン』を発動!!」sp40→30
「これで黒闇龍のAが2倍アップ!」
『キシャァァァァァァ!』A3000→6000
「いっけぇー!『常闇の焔』」ボシュウッ!sp30→25
『キシャァァァァァァ!?』L3000→0 バァァァァァン!!
ブラックの黒闇龍が撃破することに成功した。
追撃で・・・・・
「さらにレッドウォーリヤーでクリエイターに攻撃!『レッドブレイク』!」sp25→20
『ドゥワ!』ブォン!!
『くりぃ!!』L1000→0 バァァァァァン!!
クリエイターを撃破したがそれで効果が発動。
「ちっ・・・・クリエイターの効果発動・・・・墓地に送られたときデッキから下位モンスターを召喚する・・・・・・」スッ
「俺は『歩道爆破 ババン』を召喚!」
『ポッポッポッ!』L500 A100 D1000
「そして俺はさらに『青き戦士 ブルーウォーリヤー』召喚!」sp20→10
「デュワッ!」L1000 A1500 D900
「ふっふーん!終了だ!」
なんとこのヤバイ状況をひっくり返すことに成功したのだった!
「おぉ!やった!」「すごいすごい!」
「おぉーすごっ!あの状況でよくひっくり返したなー」
『なんかあいつキレてんぞ』
「よくも・・・・よくも腐れトマトごときがこの俺の黒闇龍を場に出すだけではなく破壊するとは・・・・・・どうやら貴様には地獄を見せておかないといけないな・・・・・」ドドドドド
そのときブラックはどす黒い気を周りに放ってきた。
「なっなんだ・・・・このプレッシャーは・・・・・」
「このターンで終わらせてやる!」シュバッ!sp0→10
「歩道爆破ババンの効果発動!!このモンスターを墓地に送り、場に入るすべてのモンスターを破壊する!!」バァァァァァン!!
「ええぇ!?」
「すべてのモンスターを!」「破壊するってぇ!!」
「吹き飛ばせぇ!『デス・エクスプロージョン』」ドコォォォォォン!
「うわぁぁぁぁ!!」ブォォォォォォ!!
凄い爆発が起こり、場には伏せ魔法が置かれている状況になった。
「くっ・・・・・」
「ここで終わりにしてやる・・・・・伏せ魔法!『次元融合』発動!!」シュバッ!
「次元・・・・融合?」
「あれは手札、墓地、場から特定のモンスターを融合させる魔法・・・・・まさか!」
「俺は手札の黒闇龍2枚と墓地の黒闇龍を融合させる!!」
「なっ!?そんなのありかっ!!」
「『我が最強の僕よ・・・・・3つの力を今こそ1つになり、すべての敵を粉砕しろ!』融合召喚!『破滅竜 究極黒闇龍』!!」
『キシャァァァァァァ!!』L5000 A4500 D4500
3体の首と1つの龍の胴体が合わさった黒闇龍が現れた!
「消し炭にしてやる・・・・・・『常闇の究極焔』」ボシュウッ!
黒闇龍の倍以上の威力の攻撃がスカーレットに放たれるが・・・・
「くっ!伏せ魔法!『再利用する人形』!」
放つと、ボロボロの人形が出てくる。
「この魔法はバトルするときにダメージを一回だけ無効に出来る!」バァァァァァン!!
究極黒闇龍の攻撃が人形に当たり、なんとか回避した。
「そしてこの魔法は再び伏せることが出来る・・・」
「よしっ・・・・なんとか防ぐことが出来たわね」
「次のターンで立て直せば勝機はあるね!」
っと安心していたが・・・・・
「まだだぁ!!」
「えぇ?」
「究極黒闇龍の効果発動!!墓地からカードを2枚除外することで究極黒闇龍の攻撃回数を2回増やせる!!」
「なっ!?」
「『再利用する人形』は1ターンに一回!その場で使うにはsp20支払わなければ使えない!終わりだ!!」
「!」
「「「スカーレット!!」」」
「『双龍の究極焔』!!」バコォォォォォォォォン!!
「うわぁぁぁぁ!!っあぁ!!」LP8000→0 チュドォォォォン!
究極黒闇龍の攻撃に撃沈したスカーレット・・・・・・そのあと吹っ飛ばされたのだった。
「「「スカーレット!!」」」ダッダッ!
急いで駆け寄る三人組。
「ぐっ・・・・・・ぐふっ」
「スカーレット・・・・・・・」
ここで満身創痍なスカーレットにブラックが言葉を放つ。
「ふぅん・・・・・ここまで俺を本気にさせたのは評価しよう・・・・・せいぜい腐れトマトからポンコツに昇格してやるわ・・・・」
それ褒めてねーよ絶対・・・・・・
「くっ・・・・・次は・・・・・まけ・・・・ねえ!」
「ふぅん・・・・・飽きた、帰るぞ」
「えっ?おっおう・・・・・」
『完全に俺たち空気だったな・・・・・・』
そう言い俺たちは帰ることとなった。
「スカーレット・・・・・」
「へっ・・・・すまねぇ・・・・折角鍛えてもらったのに負けちまったぜ・・・・」
「・・・・・・・大丈夫よ・・・・・私が必ずモンスターキングダムでブラックを倒して見せるわ!」ドドドドド
「「ブルース・・・・」」
っとブルースはブラックを倒す決意を心に潜めたのであった。
・・・・・・さてさてこれから先どうなりますことやら・・・・・・
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