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ヒーローも敵も秘密はある

遅れてた

~エンジェル★プリティーの会議~


ある日、少女三人が部屋でなにかを会話している。


「取り合えず・・・・・この先について会議するわ」


先行したのは、青よりの黒髪でクールな見た目の少女だった。


「なははー気合い入ってるな~」


笑いながら言うのは、黄色よりの茶髪で活発な少女だった。


「もしかして、ワルルンが復活したことの対策?」


不思議に思うことを言うのは、ピンクよりの黒髪で愛されるような少女だった。


「それもあるけど・・・・・本題はこれよ!」バンッ!


青髪の少女が取り出したのは、忍者?の姿を書かれたものだった・・・・俺だよな?下手くそな絵だけど、俺だよな?


「これって・・・・」


「あーあの忍者かー」


「そう・・・・確か『スマイル』って言うワルルンと一緒にいる人よ・・・・・これの対策をしないと・・・・」


「確かに・・・・・今まで会ってきた中で強いと思う・・・・」


「なははー確か桃ちゃんが床ドンした相手だったよなー」


その言葉にピンク髪の少女が赤くなる。


「そ・・・・それは言わないでよ!?\\\」


「なははー!」


「もー!とにかく、あのスマイルに対抗するために会議を開くわ!」


この少女たちはさっきのやり取りで気づいてるが、あの魔法少女のエンジェル★プリティーのメンバーである。

メンバーの正体は・・・・・・

ピンキーは『愛沢 桃子(あいざわ ももこ)

ブルースは『青山 聖夜(あおやま せいや)

イエローネは『小田 虎谷(こだ とらや)

である。


「で・・・・・スマイルを対策する前に色々と調べましょう」


「そうだね」「うん!」


「じゃあまずは、スマイルの能力ね・・・・確か、怪物を作れるのよね」


「そうだねーあと、色んな術があったねー『殺戮忍法』ってね」


「動体視力も高かったよね・・・・あんなに早い動きが出来るなんて」


「あの怪物を使って、人々を襲わせたり・・・」


「建物破壊したり・・・・・」


「おじいさんを階段まで上がらせたり・・・・・」


「トラックが人にぶつかるのを阻止したり・・・・」


「ヤンキーから助けたり・・・・・・」


「荒らされたお花を戻したり・・・・・・」


「崩れた看板が落ちるのを防いだり・・・・・・・」


「「「・・・・・・・・・」」」


三人は沈黙する


(((あれ?この人良いことしかやってなくね?)))


そう思うのであった。


「待て待て待て待て・・・・・・・・さっきから後半良いことしか言ってないわ」


「あれ?ほんとだ・・・・」


「ほんとに私たちの敵なのかな?」


「いや!怪物操ってたし!建物破壊してたし!」


「あれでも・・・・・あの怪物が襲われたのってヤンキーだったような・・・・・」


「しかもかなり悪い人で・・・・」


「確かによくよく見たけど、あの建物はかなり悪事を働く会社だったわね・・・・・」


「それきりその会社のことはなくなったよね」


「・・・・・・・あれ?そうするとこの人・・・・良いことしかやってないよ?」


「確かにー」


「もしかしたら話が通じるのかな?」


「もー!ワルルンがいるから話が通じると思ってるの!もしかしたら私たちを騙す演技かもしれないのよ!」


「んーでも・・・・・」


「でもじゃないわ!とにかく、あの人がたちはだかるなら倒すのよ!いい?」


「「はーい」」


▽自宅▼


「へっくしゅ!」


『どうした?』


「あー噂風か?」



~変身中の疑問~


今日も今日とて怪物作りにいそしむ俺『スマイル』(内心めっちゃ嫌だが)今日の怪物はなんかゴミ箱みたいなやつだった。


『おっ今回は中々な怪物だな・・・・・』


「あっそ」(モグモグ・・・・・)


ん?なに食べてるんだって?ここの名物のパン『メロンパン』だよ。

っとそんなことをしているとキラキラと光ってなんか可愛いメロディーが鳴ってきった。


『むっ・・・・・あの曲は・・・・』


「おっ来たか」チラッ


そこにはエンジェル★プリティーのメンバーが変身をしている真っ最中だった。


『やはりか・・・・・ずいぶん早い登場だな・・・・』


(毎度思うが変身時間長っ・・・・・・)


約3分ぐらいの変身時間だぞ。


『へっ・・・・・今のうちにヤっときますか・・・・』


「やめて差し上げろ」(てかなおさらなんで前はやんなかったんだよ)


ヒュウッ・・・・ベチャァァァアッ


『「あっ」』


そう揉めているとゴミ箱みたいな怪物が吐き出した何かが変身中のエンジェル★プリティーに当たった。


「えー・・・・・」


まさか通るとは思って無かった俺


『ふっ・・・・・・フヒャハハハハハ!勝ったぁっ!第一部 完!』ビシィィィィ!


それを喜んでるワルルン


『ハハハハッ!こっからは俺の時代だぁ!エンジェル★プリティーが倒れた今・・・・・ここから俺の世界を征服させるのだぁ!』


なんか一人で盛り上がってるぞあいつ。


「うわー変身中に攻撃するとかやだわー・・・・・・ん?」


そこにはさっき俺が食べていた『メロンパン』が何かに当たっていた・・・・・・恐らくさっきゴミ箱の怪物が放ったものがたまたま当たったのだろう。


「・・・・・・」ドドドド・・・・


当然お怒りである


「なにしてんだてめぇ!!」バキィィィィイン!


「ゴバァッ!?」


『フゥ ハァ ハァ ハァ ハァ ァハッ !?』


つい勢いでゴミ箱の怪物倒し散った★


『なにしてんだぁぁぁぁぁぁぁ!?』


「うるせぇ・・・・・・」プンプンっ


結局この日は失敗して帰ることとなった。

するとエンジェル★プリティーのメンバーピンキーこと桃子が気がつく。


「うっ・・・ううん・・・・あの人・・・・もしかして助けたの?」


おっとここにフラグが立ってしまった。



~フラグが立ちすぎぃ!~


今日もスマイルはエンジェル★プリティーとの戦いが始まる!

・・・・・・のだが


「彼は悪い人じゃないかも・・・・・」


ピンキーが庇い、


「なにいってるの!?そんなわけ無いじゃない!!」


ブルースが敵視し、


「まぁまぁ落ち着きーよ二人とも~」


イエローネが仲裁に入る。


「・・・・・え?なにこの状況?」


それは遡ること数分前・・・・・・


▽数分前▼


ス「ふっやはり来たかエンジェル★プリティーの諸君」


ピ「えーと・・・・」


イ「なははー懲りないなぁー」


ブ「どうせ失敗して終わりよ、ちゃちゃっとやっつけましょう」スッ


ス「ふっ・・・・さぁかかって来るがよい!」ザッ


ピ「待って皆!!」


ブ ス イ「!?(あらっ!?)(なはぁ!?)」


▽回想終了▼


で今に至る


「だから彼は悪い人じゃないかも・・・・・」


「そんなわけないわ!いっつも怪物とか襲わせてるのよ!」


「なははーまぁまぁ落ち着きなよブルース、いくらピンキーが好きだからって心配だなー」


っとイエローネはブルースに茶化す。

するとブルースの顔が赤くなり


「なっ!?・・・・・そっ・・・・そんなわけ無いじゃないの!!」

「わ・・・・私はただ!ピンキーが単純でお人好しだからそう簡単に騙されない様に心配してるんだからねぇ!」ビシィィィィ!


「「ブルース・・・・」」キラキラ


成る程ピンキーが好きだから心配してるのか


『くっだらねぇ(ゴキイッ!!)痛ってぇ!?』


「黙ってろ馬鹿」シュゥゥゥゥ


ビシュゥン!


「!?」サッ


そうワルルンとしばいてると突然青い光のレーザーが俺の顔をカスッた


「だからあんたと話し合う必要は・・・・・・無い!」ダッ


「「ブルース!!」」


そういいブルースはピンキーたちを無視して俺に駆け寄り戦うこととなる。


「ふっ!ハッ!ヤァッ!」シュバ!シュバ!


高速の打撃が襲うがブルースの冷静さが欠けていて避けるのが簡単だった。


「そんな冷静さの欠けた状態で勝てるのか?」サッサッ


「っ・・・・・黙りなさい!!」ビシュゥン!


ブルースは青い光のレーザーを放ったが・・・・・


「ふっ・・・・・(ガキンッ)キェェェェェア!!」ポピュー!


「なっ!?」


足で上へ蹴り返した。


「まだまだだな・・・・・・」


「くっ・・・・・舐めないでよ!」ヒュウッ!


高速で俺に駆け寄るが・・・・・


バキッ


「えっ?」スッ


「「ブルース!」」


「!バッカ!」サッ


さっきの戦いか足場が崩れてブルースが落ちようとした。


「あっ!」


ヤバイとブルースが目を瞑ったそのとき・・・・・・


「・・・・・・ん?」


ふとブルースが目を開くとそこにはブルースの手を掴んだスマイルがいたのだ。


「っ・・・・・・」ググッ


「あ・・・・あんた・・・・」


「ふっ!」シュバ!


勢いよくブルースを引っ張り上げ、助ける俺。


(やっべ・・・・・・つい俺の良心が行動しちゃった・・・・ここは悪の美学的なこといって帰ろ)

「ふっ・・・・とんだアクシデントで興が冷めた・・・・・また会おうエンジェル★プリティーの諸君」ドロンッ


そういって俺は退散した。


「・・・・・・・」


「「ブルース!大丈夫!?」」タッタッ


唖然とするブルース、そしてそれに駆け寄るピンキーとイエローネ。


「・・・・・・/////」カァァァアッ


さっきのことを思い出すブルース。


「ブルース?どうしたの?」


「なんか顔色赤いぞ?」


「・・・・・・私はピンキー一筋だからね・・・・・/////」


「えっ?あっそうすっね」


「どうしたのブルース(汗)」


あららら・・・・・・どうやらこっちもフラグが立ってしまった。


▽自宅▼


『あともう少しでブルースが倒せたのに・・・・・勿体ねー』


「DA★MA★RE」


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