良心優先で動いてるよな・・・・・俺って
ひさしぶりの投稿
~名前って決まってなかったな~
何時ものようにときめきを集める俺とワルルン、ふと何か思った。
『そういやお前・・・・・この姿での名前は無かったな』
「えっ?・・・・あぁそうだな」
『さすがに本名は色々と不味いからな・・・・決まってるのか?』
「あー・・・・・一様多くは考えてきてるな」
『ほーう・・・・・言ってみな』
「うーんと・・・・『ナ●ト』」
『おいぃぃぃ!それ色々アウト!』
「そうか・・・・・『半蔵』」
『確かに忍者由来のやつだが・・・・』
「『シャドー』」
『フツーだな』
「『ゴエモン』」
『確か忍者だったなあいつ』
「『ハッチャン』」
『・・・・・服部からきてんのかよ』
「『シャンティ』」
『急にポップな名前が来た!?』
「『クロウ』」
『どっちかと言うと怪盗に近いな』
「『クノイチ』」
『お前男だろ!』
「『イー●』」
『今度はゼ●ダ!?』
『・・・・・どれもピントこんな・・・・』
「じゃあワルルンはどんな名前にするんだよ」
『あっ?俺か?・・・・・・『スマイル』・・・・てのはどうだ?』
「『スマイル』・・・・・うん・・・・いいかもな」
『ハァー決まったな・・・・・よーしスマイル!今日も人間どもからときめきを集めるぞ!』
「はいはい」
こうしてこの姿では『スマイル』と名乗るようになった。
「そういやなんでそれが思い付いた?」
『お前何時も笑っている仮面つけてるだろ』
「あー・・・・・・」
~お花は大切にしよう・・・・花だって命があるからね~
今日も今日とて、ときめきを集める俺とワルルン。
『さぁーて!今日も人間どもからときめきを集めるぞ!』
「はいはい」
俺はやる気のなさそうに返事する。
「たっく・・・・・・なんで俺、悪の野望に担いでんだろ・・・」タッタッタッ
『今に始まったことではないだろ』
「確かに今さらだけどさ・・・・・・ん?」
ふと、俺は学校の方になにやらもめている声がする。
「何だろう・・・・」
『あっ?行くのか?』
「気になるからね」タッタッタッ
そう言い、学校に行った。
▽学校の花壇▼
「止めてください!それは部で作ったお花たちよ!」
一人のジャージを来た女性、恐らくこの花壇の部員だろう人が訴えている。
「げへへ!良いじゃねーか!俺のストレス発散に使ってもよ!」ブチッブチッ
「止めてください!」
ヤンキーたち(なんか見たことあるやつだな・・・・)が花壇の花たちを次々と引きちぎっていた。
「へへっ!ボスはな、前に忍者みたいなやつからやられて怒ってんだよ!」
「ヒャッハァァァァア!」
『お前・・・・・何かしたん?』
「勝つあげされそうになった少年を助けて、怪物を襲わせた」
『ただの逆恨みだな・・・・・そりゃ』
と屋上から話を聞いていた。
「どうせ枯れるし、俺達が有意義に使ってるから花たちも喜んでるだろ!」ブチッブチッ
その言葉で俺はカチンときた。
「・・・・・・喜んでるわけないだろ・・・・・」
『スマイル?』
「ふっ!」バッ!
そう言うと俺は屋上から飛び降り、ヤンキーのボスに踵落としする。
「ぐべぇあ!?」バコーン!
「ヒャッハァァァァア!?」
「げっ!?お前は!?」
「お前ら・・・・・花だって生きてんだよ」スクッ
踵落とししたあと立ち上がる。
「生きてるからこそ・・・・・花は綺麗になる・・・・それをお前らが無造作に引きちぎっていいわけないだろ」ゴゴゴゴ
「う・・・・うるさい!お前には関係ないだろ!」
「黙れ・・・・・・花の命の価値も知らないやつにとやかく言われる筋合いはない」
「殺戮忍法!零の巻!『物質無視変換』!」ドロンッ!!
引きちぎられた花が集まり怪物に変化する。
『ヨクモワタシノハナタチヲキヅツカセタワネ!』ゴゴゴゴ
「「ギャァァァァァァァ!!」」
「花の命の重さを知れ」ドロンッ!!
そう言い、この場を去った。
・・・・・数分後・・・・
このあと、エンジェル★プリティーが登場して、花の怪物を倒したが・・・・花壇の花は散々な姿になっていた。
「うぅ・・・・・折角育てた花が・・・・」
「部長・・・・・・」
この花壇の部長と部員が花壇の姿に涙していた。
「やぁ」
そこへ俺が現れる。
「あ・・・貴方は、花の怪物を作った・・・・」
「俺からの早めのプレゼントだ・・・・受けとれ」
『殺戮忍法!裏の巻!『復元』!』ポワァァァ
唱えると、散々な姿になった花がもとに戻っていく。
「お・・・お花たちが戻っていく!」
「す・・・すげぇ!」
「ありがとうございます!・・・・・ってあれ?どこ行ってしまったんですか?」
見渡すとそこには俺の姿がなかった。
▽自宅▼
『おい・・・・なんであんなことした?』
「いいだろ・・・・俺の勝手だ」
『はぁー・・・・・たっくほんと・・・・どうしようもねー良心だな』
「うっせぇ!・・・・・別に俺は悪事を好きでやってないからな」
『たっく・・・・・人権ミスったな』
「それこそ今に始まったことではないだろ」
『ぐっ・・・・・』
はてさてこの先どうなりますことやら・・・・・
『おい、お前のこと学校新聞で出てるぞ』
「ゑゑゑゑゑゑゑ!?」
~活動資金や家など~
『そういやここ、ボロいが・・・・なんでここに住んでんだ?』
「イヤー・・・だってここ家賃0やし」
『あっ?何でだ?』
「確か・・・・ここは事故物件だったなー」
『・・・・ちなみに何年すんでる?』
「3年」
『・・・・よく今まで何もなかったな』
「うーん・・・・たまに床が濡れてたり、物が落ちてきたり、風の音とか聞こえる程度だったからな・・・・・・最近は無いけど」
『あーそう・・・・・』
(家に入ってきたときに感じたのはそれかよ・・・・威圧で追い返して良かったな・・・・)
「そういやワルルン」
『あっ?なんだよ』
「聞きたかったことがあるんだが・・・・」
『どうした』
「久しぶりに口座を見てみたんだが・・・・」パカッ
そう言って手帳をワルルンに見せる。
「俺の口座に『1000億』のお金があるんだけど・・・・どゆこと」
『あー最近、大手企業の株を買ったんだよな』
「株!?」
『まー俺達には活動資金が必要だからな』
「その資金で何すんだよ・・・・」
『ふっふっふ・・・・秘密』
「えー・・・・・」
大金持ちになった俺達・・・・・その資金で一帯何をするのか・・・・
『ほら、取り合えずカニ買ったぞ』スッ
「これめちゃめちゃ高いやつやん!!」