悪役と正義の夏の風物詩
夏だぁぁぁぁぁ!
~夏の海だから海らしい勝負に~
今日も今日で、悪の所業を全うする三人・・・・だが今回は少し違う・・それは・・・
「海だ~!!」キャピキャピ
水着姿のフレッシュがはしゃいでいる。
そう、今回は海に来ているのだ。
「わーい!どこ行こうかなー!焼きそばに焼きトウモロコシにかき氷に・・・・・」
『食べ物ばっかだな・・・・・ってそうじゃないだろ!』
『全く・・・今回はここで人のときめきを刈り取るチャンスだから来たんだろ・・・・』モグモグ
「お前・・・・それ食ってるから説得力ないぞ」
『俺ちゃん、海って行ったことないからウキウキしちゃうぜ!』
「ふぅん・・・このディスクは防水性がある」
っとそれぞれ水着に顔を隠してる仮面などしている。
するとそこへ現れるのは・・・・・
「また貴方達ね!スマイル!」バァーンッ!
そこに現れたのは水着バージョンのエンジェル★プリティーだった。
「わー!可愛いよその水着!」キラキラ
っとはしゃぐフレッシュ。
「え?あははは・・・ありがとう」
っと褒められたことに反応するピンキー。
「コラー!何乗せられてるの!」
「おいおい・・・・」
「はっ!・・・・こほんっ貴方達の思惑にはさせないんだから!いくよ皆!」
「ふぅん・・・・・返り討ちだ!」
『俺ちゃんの夏の思い出を作るんだよぉー!』
「ふははは!よかろう!かかってくるがよい!」
『けふー・・・ふんっ!上等だ!』
っとエンジェル★プリティーと戦おうとするとき・・・・
「待った!」バァーンッ!
っとフレッシュが止める。
『あぁ?フレッシュなぜ止める』
「ちょっと待って皆・・・・・折角の海に来たんだから・・・・・ここは海にそった対決をしようよ!」ドォォォンッ!
「『『「「『「「「「・・・・海にそった対決?」」」」』」」』』」
と言うわけで夏の海だからということでそれらしい勝負をすることとなった。
・・・・・ぶっちゃけただ遊びたいだけだろ。
▽ビーチフラッグ▼
「最初はビーチフラッグ!ルールは簡単合図したら高速で駆け抜けてフラッグをゲット!以上!」
「ざっくりしてね?」
「頑張ってね!ブルース!」
「えぇ、任せなさい!」
「行けるか?ブラック?」
「無論だ」
『頑張れよーブラックさんよぉー』
っとビーチフラッグに出る人は仰向けになっている。
「よっし!それじゃいこう!」
「『我に運命を見せよ!始め!』」
ダッ!
ライトニングリーンの合図と共に二人とも一斉に飛び出しフラッグへ向かう。
「おっと!二人とも一斉に飛び出したー!ちなみにこれ200メートルぐらいあります・・・・さぁどうなるでしょう解説のライトニングリーンさん!」
「『ふっ我が運命によると・・・・今はブルースが優勢と見た!』」
「あっほんとですねー・・・・あっと!ここでブラックはモンスター召喚!これはいいんでしょうか!」
「『ふっ普通にやっても我は退屈する・・・・よしとしよう』」
「どうやらOKのようです」
「おい」
「あっと!ブルースも負けじと技を放って加速したぁ!」
「『業の反動を利用した加速・・・・・中々の手慣れだ』」
「えぇ・・・・」
もう滅茶苦茶になっているが、もう少しでフラッグが見えてきた。
「さぁー!もう少しでフラッグにたどり着けます!・・・・あぁっと!ブラック!ディスクをぶん投げたぁ!」
「『あれを投げてフラッグをとる戦略・・・・さすがだ』」
「いや何処が!?」
『ぎゃぁぁぁぁぁ!』ギャルルルッ!
回りすぎて大変なことになってるワルガッキ。
「そしてブルースも負けじと技を放って来た!」
「『ほう・・・・ディスクを弾いて阻止するのか』」
「そんな阻止の仕方ってある?」
そしてフラッグの目の前に土煙が舞い、二人とも突っ込む。
「おっと!二人とも突っ込んだぁ!」
「『これは・・・我の邪眼でも読めない・・・・』」
すると土煙が晴れる。
・・・・勝ったのは・・・・
「これは!先に取ったのはブルースだぁ!」
「やったわぁ!」
「くっ!・・・」 『おrrrrr・・・・・』
こうして一回戦はブルース、エンジェル★プリティーの勝利。
▽スイカ割り▼
「ルールは簡単!目隠しして、全員の指示を聞いて先にあのスイカを割った人が勝ち!以上」
「一応言うがワルルン、お前はブラックとかの所だからな」
『ちっ!・・・・分かってるよ』
「ピンキー、頑張れよ」
「これで2勝になるよー!」
「うん!分かってるよ!」
っと俺とピンキーはそれぞれ意気込んでいる。
「よっし!じゃあー」 『はっじめー!』
ワルガッキと合図と共にそれぞれが指示出す。
「ピンキー真っ直ぐよ!」 「スマイル!もうちょっと左!」
「あわわ・・・えっと・・・・」 「暗いから何処か分からんな・・・・」
「ふぅん・・・・・俺が指示をしてやろう」
「それはいいが・・・・なんか上から目線だな・・・」
しぶしぶ頼むこととなった。
が・・・・・・・
「いくぞ!左左右上下下上右左下下上上上!」
「おい待てやぁ!そんな高速で言ってもわかんねぇよ!」
「右上下下AB左右AA上上B下C右!」
「おい今、AとかBとか言ってないか!?これコマンド言う奴じゃねぇーから!」
「よし、今だピンキーにダイレクトアタック!」
「しかもその指示、スイカじゃねぇじゃねぇかー!」
っとあまりの斜め上な指示で困惑するが・・・
「左・・・・右・・・えぇと?」
「しっかりして!ピンキー」
「おい!さっきのでピンキーが混乱してんぞー!何してんだ!」
「ふぅん・・・・これが俺の戦略!」
「やかましいわぁ!」
っと突っ込む俺。
「『ふっ貴様もコマンドを使うのか・・・・なら我のコマンドに勝てるのかな!』」
「ふぅん・・・いいだろ・・・かかってこい」
「『そう来なくては!』」
「いや、普通に指示出せよ!お前ら!」
「「『いくぞ!』」」
「聞けよ!」
「「『左左右上AB左下下上AA左右右AC下下上上!』」」
「頼むから真面目に指示をだせぇ!お前らぁ!」
っともうなんか収集つかなくなってるがピンキーが進んでいると・・・・・
「えーとえーと・・・・きゃっ!」ガッ!
「あっ?・・・ほがっ!?」ドサッ!
ピンキーが何かに足が引っ掛かり、転けて俺の所へ倒れる。
「ピンキー!・・・はっ?」
「おまっ!?」カァー
「はわわ・・・」カァー
「こ・・・これは・・・」カァー
『おいおい・・・・』
『ほっほーう!』
「ふぅん・・・・」
「だ・・・大胆・・・」カァー
『おろろ・・・』
っと皆それぞれの反応をする。
「いって・・・・なんだ?(なんか妙に柔らかい・・・)」ガバッ
状況が分かってないスマイルは目隠しを外す・・・・すると・・・・
「あ・・・あうぅ・・・」カァー
「(ムニムニ)!?!?!?!?」カァー
えっ?どういう状況だって?
・・・・・・今俺、ピンキーの柔らかいたわわ触ってる。
「うおっ!」ガバッ!
「きゃっ!」ガバッ!
そのあまりの出来事に一旦離れた二人。
そして無言が続いたのであった・・・・
このあと、この勝負決着がつかなそうなので引き分けになった。
▽夏の早食い▼
「さぁて!次は早食い!ルールは簡単、誰よりもはやく平らげる!以上!」
『おいこれもはや夏とか関係なくなったぞ』
「対戦するのは私!フレッシュ!」
『お前、ただ食いたいだけだろ』
「へっ!俺がやるぜ!」
「頑張ってねスカーレット!」
「が・・・・がんばれぇ・・・」
「ピンキー・・・もしかしてまださっきのことを・・・」
「あっいやっ!違う!違うから!」ブンブン
っと顔赤くしながら否定するピンキー。
「っで・・・・なんか弁解あるか?スケマル」
「スケベとスマイルを合わせんなストーカー」ビキッ
「何だと?」
『もういいから早く対戦はじめようぜぇー?』
っとワルガッキは急かす。
『はい、始め』
「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」ガツガツ
ワルルンが合図したら一斉に食い始める二人。
『さぁー!始まりました!早食い対決、解説は俺ちゃんとブラックとライトニングリーンが解説するぜぇー!』
「ふぅん」 「『我が見る運命のままに』」
『おおっと!フレッシュ、すごい勢いで食べまくる!』
「ふぅん・・・・まるで犬だな・・・」
「『奴は空腹という番犬を飼ってるのか・・・・』」
『でもこちらのスカーレットも負けてはいません!』
「ふぅん・・・犬は犬らしく負け犬と成り下がるんだな」
「『我の運命だとこのままでは勝てないと分かる』」
(あいつら勝手に言いやがって・・・・特にブラック!)ガツガツ
『おおっと!ここでスカーレット!スピードアップ!はやいはやーい!』
「何だと!?」
「『成る程・・・さっきの言葉で怒りを糧とし、それを食べるスピードに加算したということか』」
『さぁー!どんどん追い付こうとしてるスカーレット!これはのんびりしてられないぞー!』
すると二人の動きは止まってしまう。
『おっと!二人とも止まった!どういうことだぁ!』
「ふぅん・・・かき氷か」
「『いくら番犬のように食べても永遠の冷気を発する食べ物の前では鈍くなるのは当然・・・・・』」
「くぅぅ・・・・」 キーン!
「あっ頭が・・・・・」キーン!
『さぁー!ここに来て厄介な食べ物が待ち構えてるぞ!頑張れよーお前ら!』
「ふぅん・・・真の怪王者ならこの勝負はもうついている」
「いや怪王者でも無理だろ」
始まって数分後。
「うぷっ・・・・」バタンキュー
「おいちー!」バクバク
『おっと!決まった!勝者 フレッシュ!』
「ふははは!・・・・・やはり負け犬は負け犬だ!」
「『所々奮闘はしていたのだがな・・・・・・』」
「けふー!」
こうして満足なフレッシュだった。
▽ダイジェスト▼
ウォーターガン
「なはは!いけいけぇー!」バシュ!
「ひゃぁ!もう!やったなー!」バシュ!
なんかエンジョイしてる一方で・・・・・
「『我が契約した水の精霊に勝るかな!』」ポポポポ!
っと言って水爆弾をポンポン投げる。
「ふははは!こんな爆弾、簡単に撃ち落としてくれるわ!」ババババ!
っと次々に撃ち落とす。
「『なっ!?そんな馬鹿な!我の水の精霊より貴様の封印されし武器の精度が上だと!』」
「ふぅん・・・・くらえ、貴様にダイレクトアタック!」バシュ!
「わぷぅ!?」ビシャ!
ブラックが撃った水がライトニングリーンに当たる。
「待ちなさい!スマイル!」バシュバシュ!
「ふははは!そう簡単には当たらんよ!」スカッスカッ
ピンキーの攻撃を軽々とかわすスマイル。
「ふははは!くらえぃ!」バシュ
「ふにゃぁ!?」ビシャ!
ピンキーにスマイルの攻撃が当たり、濡れる。
「ふぇ・・・・濡れちゃった・・・」
「・・・・・・」
それを見た俺は心が物凄く荒ぶっていた。
まるでそれは・・・・・
『おい、スマイル・・・・お前まさか』
「なっ!なんのことかい!?」
っと焦ってごまかす。
「・・・・・潰す」ボソッ
「えっ?ブルース?今なんか物騒なこといった?」
「べつに・・・・」
砂遊び
「ふははは!見よ!我が最強の僕!『破滅竜 黒闇竜』!」
『こいつはすげぇーぜぇ!』
そこには黒闇竜の砂の銅像がある。
「『ふっ・・・我の技術力の前では到底勝てんよ』」
ライトニングリーンが作ったのは『救世竜 白光竜』の砂の銅像だった。
「わっ私だって頑張ったわ!」
ブルースは『凡骨の旅人』の砂の銅像を作っていた。
『レベル高・・・・・・』
「えぇ・・・・」
「あーゆーの無理だから私たちは無難に城とかつくろー」イジイジ
「賛成」イジイジ
「ブルースもなんか乗っかってるし・・・」イジイジ
「なははは・・・・」イジイジ
っと他の皆はそれぞれ別の物を作る。
ビーチバレー
「ピンキー!パス!」ポスッ
「うん!アタック!」バスッ!
「甘いわぁ!」バキィ!
ボールが地面につくのを阻止する。
「ブラック!」
「ふははは!まかせろ!『常闇の焔』!」ボシュゥッ!
「いや普通にかえせやぁ!」
黒闇竜の攻撃がボールにのせる。
「『ふっ!我の従僕に勝るものはない!『光輝の雷』!』」バスゥゥ!
そのボールを打ち返すように輝く雷が迸る。
「おい!お前もモンスター使って打ち返すなー!」
『こ の 始 末 ★』
それでなんや間やあって最後の勝負。
▽水泳▼
『さぁ!最後は水泳リレー(自由形)だぁ!ルールはこのバトンを渡して、最後にアンカーが先についたら勝ち!簡単だろ?』
「えらいざっくりしてんなー・・・」
ちなみにチームはこのようになっている。
ブラック→フレッシュ→スマイル
ライトニングリーン→イエローネ→ピンキー
「ふははは!この俺と水泳で勝負しようというのか!」
「『ふっ・・・我が奥義の前ではそんなことは言えぬぞ?』」
(不安だ・・・) (奥義?)
「じゃぁ!始め!」バッ!
ブルースが合図したと同時に動いた。
「いでよ!『破滅竜 黒闇竜』!」
「我に従え!『救世竜 白光竜』!」
『『キシャァァァァ!』』
二つのドラゴンが現れ、乗る。
「ふははは!あっはっはっは!」ゴォー!
「『ふははは!』」ゴォー!
「「「「「「『『いや泳げやぁぁぁぁあ!』』」」」」」」
「「『自由形と言っただろ!』」」
「いや、自由すぎんだろぉ!」
そんなこんなで次の走者へ渡す。
「受けとれ!フレッシュ!」バッ!
「『我が魂を託す!』」バッ!
「OKブラック!」パシッ!
「任せて、グリーン!」
「「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」バシャッバシャッ!
バトンを受け継いでアンカーまで泳ぐ二人。
ふと思ったことがある・・・・・
「・・・・絵面地味じゃね?」
「そういうのはやめなさい!」
っとそんなこんなでアンカーまできた二人・・・・・バトンを渡す。
「受け取って!ピンキー!」
「頼んだよ!スマイル!」
「任せて!」パシッ!
「あぁ!分かった!」パシッ!
バトンを受け継いだ二人は急いでゴールへ向かう!
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」バシャッバシャッ!
「たぁぁぁぁぁぁぁっ!!」バシャッバシャッ!
ゴールへ向かう途中、突如何処からか悲鳴をあげる。
「きゃぁぁぁぁっ!鮫よ!」
「あぁ!?」 「えっ!?」
見てみると鮫が泳いでいる一人へ向かっていった!
「「!」」バシャッ!
それを見た二人はスマイルは水面を上がり、そしてそのまま足下が浮きながら速く駆ける。
ピンキーは浮遊して、鮫の方へ向かう。
「殺戮忍法!壱の巻き!『迅速旋風脚』!」ギュゥォォォォォォ!
「ピンク~バスター!」ビュォォォォォッ!
スマイルは回転して勢いをつけた蹴り、ピンキーは手を構えてビームらしき物を放つ。
「!?」ドコッバキィーン!
鮫はそのまま彼方へ飛ばす。
・・・・こうして泳いでいた一人は無事に元へ帰ることができた。
あと、この勝負はハプニングがあったため、中止となった。
▼終わり▽
「っはぁー!楽しかった!」
『まぁ今回はトキメキが一杯手に入ったし・・・・よしとするか・・』
「ふははは!ブルースよ!今度は俺のモンスターで貴様を倒す!」
「はぁー・・・上等よ!受けてたつわ!」
『毎度毎度懲りずに付き合ってるねー・・・・』
「さてと・・・・帰りますか」
っと帰ろうとしたとき・・・・
「待って!スマイル!」
「!・・・・なんだ?」
「・・・・さっきから気になってたこと・・・・いっていい?」
「?ピンキー」 「おー?」
ピンキーはスマイルに聞きたかったことを言う。
「・・・・なんで・・・えっと・・・貴方はワルルンと一緒に悪人になったの?」
「・・・・・・」
「だって・・・・貴方は・・・・やさしい心を持ってたから・・・ねぇどうしてなの?」
その言葉に俺は止まる。
そして俺はこの日常の中の日々を思い返す。
・・・・そうえばあの頃の俺はなんかようわからん化けモンに付き合わせてからもう何ヵ月経っていた・・・・最初は嫌々でやってたが・・・・いつの間にかこれが悪くないと感じていた・・・魔法少女との対決・・・仲間との話し・・・何故なんだろうか・・・・・こんなに楽しい気持ちになるのは・・・・・
その思いが分からないままピンキーに言う。
「・・・それは・・・わからん・・・・ただ・・・・ひとつ言えることは・・・・この日常も悪くないってことかな?」
「・・・・えっ?それってどういう・・・・(ブオッ!)きゃっ!」
そういって、この場を去った。
「・・・・・・・」
「ピンキー!・・・もう!帰るわよ!」
「あっうん!」
こうしてこの暑い夏の一日が終わったのであった・・・・・
・・・それぞれの思いを胸に抱いて。
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