えっ俺、魔法少女の敵キャラになるんすか?
ある漫画を見て、勢いで作ってしまった奴です。
続くかはやる気次第。
ある日のこと・・・・俺は普通にバイトが終わって帰る途中にであったこと・・・・・・
「はぁ・・・・今日も疲れたな・・・・・」
『・・・・・がが・・・・が・・・・』
とある路地裏でなんか変な声が聞こえてきた。
「えっ・・・・・なに今の声・・・・・」
と足を止め、声がする方へ行ってみる。
「確か・・・・ここら辺に声がしたような・・・・」
『がが・・・・が・・・』
「あっもしかしてこっちかな・・・・・・えっ」
見つけたのは、黒くてなんかどろどろしたものがあった。
「なんだこれ・・・・気持ち悪・・・・」
『キモくねーよ・・・・・・ちっ・・・・まぁいい・・・・時間がない・・・・こいつにとりつくか』
(喋った!?しかもなんか口が悪そう・・・・ん?今こいつとりつくって言わなかったか?)
そう思っていたけど、時既に遅し、俺は黒くてどろどろしたものにバッと覆い被さる。
「うわっ!?」
『悪いがこっちも命懸けてんだ・・・・悪く思うなよ!』
「うわぁぁぁぁぁぁ!?」
これがあいつと出会った始まりである。
~魔法少女の敵キャラになる!?~
家に帰って早々、今の状況を整理した・・・・・・
俺は『刃心 忍』・・・・黒ボサ髪で陰キャみたいなひとだ・・・今ボロアパート(俺一人しかいない)でバイトしながら独り暮らししてる・・・・・今日もいつも道理バイトが終わって帰る途中だったのだが・・・・・
『ふーん・・・・・ここがお前の家か・・・・・随分とボロいな』
なんか変なやつに契約してしまった(一方的に)
「お前・・・・・ホントなんなん?」
『あ?俺か?・・・・そうだな・・・まず最初に・・・・『魔法少女』って知ってるか?』
「えっ?・・・・・知ってるけど・・・・あれだろ?今最近怪物がでて戦う謎の戦士『魔法少女 エンジェル★プリティー』だろ?」
最近この町で怪物が出てきて悪さをするようになった・・・・けどそこに現れたのは謎の戦士『魔法少女 エンジェル★プリティー』が怪物たちを倒している。
・・・・けどそれとこれになんの関係が・・・・・
『そうか、なら話が早い・・・・・実はな・・・・俺はあの魔法少女の敵キャラなんだよ』
この瞬間俺の時間は止まった。
「・・・・・・は?」
『俺はあの魔法少女に浄化され・・・・この姿になった・・・・今最近平和になってるが・・・・だが!俺はまだ生きている!奴ら魔法少女どもに一泡ふかさせるようにお前も手伝え!!』
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
なんか俺を悪の道に行かせようとしてんだけど!?
『ふっ・・・・浄化されて消えそうなところをお前がたまたま通ってきたおかげで俺は取り付くことに出来た・・・・今の俺はお前と共存体!ここから出られることができん!』
「おいマジふざけんなよ」
『さぁ!忍!俺達で魔法少女どもを消して世界征服しよーぜ!!』
「ぜぇぇぇぇぇぇったいに嫌だねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?』
「はぁぁぁぁじゃねぇ!!大体俺はお前のように平気で悪事働くのは抵抗あんだよ!!」
『うるせぇ!いいから明日最初の大仕事があんだよ!!どうせお前明日はそのバイト休みなんだろ!』
「なに勝手に決めてんだ!?つーかなんでバイトの休み知ってんだよ!?」
『どうでもいいだろ!取り合えず明日!俺達『ジャアーク団』の最初の祭りだ!じゃお休み!』シュゥゥ・・・・
といって俺の影に入る。
「おいなんだよそのふざけた団は!?おい!ちょっと!?聞いてる!?」
・・・・・・なんか魔法少女の敵キャラに入ることなった(強制)
~魔法少女と戦うのってマジ?~
翌日、屋上に突っ立てるのは俺だ・・・・・
「・・・・・なんでこんな目に・・・・」
『うるせぇ顔ばれしないように変化させてやったろ』
「いやそうなんだが・・・・・」
今の俺の格好は笑ってる仮面のようなものをつけており、見た目が何処か忍者を感じさせる服装になっている・・・・・・黒くてどろどろしたもの、もとい『ワルルン』が言うには(名前かわいいなおい)戦闘力が魔法少女並みに上がってるとのこと。またこの姿も自分が考えてる姿に変化出来ると言ったのでこのような姿になった。
「・・・・・・・ただ突っ立ってるだけで来んのか?」
『はっ!魔法少女は俺みたいな魔力が感じ取って来るんだよ・・・・・ほらお出ましたぞ?』クルッ
「えっ?」クルッ
振り向くとそこには・・・・・
「そこまでよ!ワルルン!」
「まさかまだ生きていたなんて・・・・」
「お前ほんとにしぶといな!」
『魔法少女 エンジェル★プリティー』がいた。
・・・・・・ゑゑゑゑゑゑ!マジかよ!ほんとに来ちゃったよ!?近くで見ると迫力とかちげぇー!?フリフリドレスかわいい!!
「にしてももう一人は誰だろぅ?」
ピンク髪でかわいく、カリスマ性がある『ピンキー』
「どうせろくでもない人よ」
青髪でクールで、真面目な『ブルース』
「なはははー!ブルースは相変わらずだな」
金髪(黄色よりの)で元気一杯、ヤンチャな『イエローネ』
・・・・・まじで来ちゃったよ・・・・ニュースとかで見たまんま・・・・てか・・・
「え・・・・・・戦うのまじで」
『なに弱気になってんだ!今のお前は魔法少女と匹敵できる力を手にいれてんだぞ!!』
「いや俺・・・・戦うの初心だし・・・・」
『誰だってそうだからはよ行け!!』
そんな会話をしてると・・・・・
「貴方は知らないけど・・・・悪さをするなら容赦しない!」ダッ!
とピンキーは突っ込んできた。
『ほら・・・・来たぞ』
「おいまじかっ!ちょっ!」サッサッ
俺はピンキーの攻撃を避ける。
(嘘!このスピードで避けたの!?)
(うおっ!?すげぇ・・・こんなにも速く動けんのか!?)
お互いに違うことで驚いていた。
「くっ!この!」ダッ!
ピンキーは怒涛の連続パンチで攻めるが・・・
「おっとっとっと!?」スカッスカッ
全部回避する。
「嘘!ピンキーの攻撃をすべて避けてる!?」
「あいつ、結構なやり手なの!?」
いいえ、初心者です。
「くっ!まだまだ!」ダッ!
まだ攻めようとするが・・・・
ガッ!
「あっ!」
「はっ?」
「「きゃぁぁぁあ!?(うおっ!?)」」ドッシーン!!
躓いてピンキーと俺がぶつかってしまう。
「「ピンキー!?」」
「痛たた・・・・ふぇ?」
「くっ・・・・痛てぇな・・・・えっ?」
・・・・・今、俺はピンキーと俺がいわゆる逆床ドンをされてる・・・・・恐らくさっき痩けたときにこうなったんだろうってか顔近!?しかも良いにおいするし・・・・やべぇお互いに顔が赤くなる・・・・
「!んっ!」ドン!
「きゃっ!?」
俺は思わずピンキーを突き飛ばした。
「ピンキー!?」
「ちょ!?大丈夫!?顔が真っ赤っかだよ!?」
「は・・・はわぁ・・・」
「・・・・・・」
沈黙してるが顔真っ赤です はい。
『・・・・おいお前、なに照れて・・・・』
「むぅん!!」ドロンッ!!
俺は煙を出して、逃げた。
「「「・・・・・・・」」」
三人は突然逃げ出したことに沈黙した。
▼自宅▽
自宅に帰って早々に顔を隠す。
『・・・・・・お前、ウブだな・・・・・』
「るっせぇ!・・・・・くそっ・・・・良い匂いした・・・・」
『・・・・・・・・』
俺達の最初の活動はアクシデントにより中止にあってしまった。
「っ・・・・くぅぅぅ・・・・」
『ア ホ ク サ』