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#200字小説  作者: 山岸マロニィ
4/8

死神

 死の床を見下ろしながら、死神は言った。

「おまえの人生はたった200字か」

 そこで私は人生を振り返る。

 普通に生まれ、普通に学校に通って、普通に就職して、普通に結婚して、普通に老いて……。

 あれ?全部普通じゃないか。なんだこのつまらない人生は。もっと何かを残したかった。普通ではない、もっと印象に残る何かを。

「その普通を支えてくれた人々への感謝で文字が溢れないとは、愚か者よ。おまえの行先は、地獄に決まりだ」

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