9/19
やはり魔竜化は面倒かった。
続き 第八話
「ちょっと急ぐか。」
思ったより人間は弱いらしい。うん?ちょっと小さいな。若い個体なのか?それとも単純に遠くにいるからか?今よりか大きくなるか。
「うーん?思ったより小さいなぁ若い個体なのか?」
(まぁどのみち魔竜化してますね。)
[にしては魔力が弱いような?]
「うん。まぁ倒す事に変わりはないな。」
([ですね。])
さて、ワイバーンとはいえ魔竜化してるし、ある程度真剣にやるか。
「アメリア。」
漆黒の剣が現れる。終焉剣アメリア。終焉の力を持つ女性を封じ込めた剣だ。
「さて、逃げるなら今のうちだぞワイバーン。」
ワイバーンに語りかける。まぁ聞こえてないんだろうが。
「じゃあな。」
剣を振るう。やはり少し硬い。が、切れないほどじゃない。ワイバーンの首が飛ぶ。
「やっぱ魔竜化は面倒臭いな。」
そんな感想を呟きながら声をかける。
「大丈夫か?人間さん?」
圧倒的力を持つ主人公。ちなみにこの世界はレベル制です。今回のワイバーンはレベル3645くらいですね。ちなみに人間の平均は100くらいです。高い人で500くらいですね。