59話 生き返ってもレイスのまとめ役
レイスのお話になります、閑話のようなものにしたかった…
レイス、丸っこくて、可愛い子たち、大きさは肩掛けのカバンに一人一つほどの大きさ
共鳴したあと、ある変化が現れた
外観的特徴、バンシーのような頭蓋骨を被るようになったのだ
...デフォルメされた丸っこい可愛い頭蓋骨だけど
レイス曰く色々と強化されているらしい
耐久力から保有魔力量、爆発の威力も
それと加えて、意思も...強化?されたとか
...うん、結論から言おう
「うっさい!」
「みゃっ!」「ひゃい!」「ごめんなさい!」「ぴゃー」「おっこた!」
「ぼふんっ」
各々が喋りだし、意思を持ったこと、思考力が上がったことはいいこと
だけどそれを全部私と共有しなくていいの!
「ねぇねぇひろった!」
「空気よめぇ...」
自我も強くなり全体的に鈍感なのかこういうことに鈍いだけなのかこんな子まで...
鈍感レイスをよしよしする
...珍しい石ね
「えへへー」
「じゃなくて...」
「レイスいちー?」
...霊圧が...きえたっ
コホン
◇
「改めてっ!」
腕組をしてレイス達を見下ろす
見下ろされている二十匹のレイスたちはフルフルと震えている
呼びかけは外から、バンシー目線で見たリーダー力のありそうな子をチョイスしてもらった
「ここからレイスリーダーを決めようと思います」
「おー」「わー」「ぱちぱち」「ぱちぱち?」
「はいっ、何か質問のある子!」
「はい!きめかたは、どうするのですか!」
ぴっ、と手を上げる一匹のレイス
「質問はまとめて応えようと思います、他に質問のある子は?」
「あいっ、どんなやくわりですかっ!」
...質問した子は七匹か
「ちなみに同じ質問をしようとしてた子は?」
追加で三匹が手を挙げた
「...じゃあ質問した子と同じ質問をしようとしてた子の十匹は残って」
「みゃ?」「あぇ?」
質問をしてない子の二匹が呆ける
「どういうことですかっ!」
「発言力のある子を審査しました、完全に私の独断と偏見です」
ダンっといつの間にか用意されていた机を叩く
「何かあるなら手を挙げなさい」
ピッと二匹の手が上がる
「他は?」
八匹は特に、と言った感じだ
「じゃあ二匹も残って、八匹は解散」
すぅ...と消えていく八匹
表情的にあまり興味もなさそうだったし、良かったんじゃないかな
二匹はウンェー?ってしてる、つまりは呆けてる
パンっと手を叩いて残ったレイスたちを見る
見た目が全く同じだけにここまで自我があるとは思わなかった
...成長、なのかな?
「じゃあみんながリーダー格になったわけだけど、仕事を分散させます、報告、規律、偵察、戦略、家事...それぞれの補助もいるかな?他には?」
内容はポワッと思い浮かべればレイスたちには届いてるはず
意見をまとめて私に報告する子
みんなを見回って規律を守る子...
と思い描いただけなんだけど
レイスたちはそれで大丈夫そうだ
なんとなくだけど
◇
バンシーも話に加わり役割を決めていく
報告によると私はレイスを以前の数倍の数を同時に生み出すことができるらしい
そういう時って人格とかのそこら辺はどうなるんですかね...?
しーらない
リーダー格のこの子たちに名前くらい付けてもいいのかもね...
リーダー格のレイスたちは頻繁に情報のやり取りをすることになるが
私を含めて行われる会議を定期的に開くことになった
レイス会だってさ
...まぁいいんじゃないかな
◇
まとめ役に抜擢されたレイスです!
第一回レイス会から数日の日にちが経ちました!
本来レイスはひらがなでしか喋れませんがここは思考の部分でもありますので読みやすさ重視で漢字を使うことにします!
メタい発言したから規律役にあとで怒られます...
まとめ役のじゅーよーな役目は報告です!
役割持ちのレイスから話を聞いて、報告することをまとめます
まとめたことはそのままごしゅじんに報告します
...例えばこんなこととか?
◇
規律役に抜擢されたレイスです!
役目はレイスの暗黙のルール、レイス会で決めたルールが守られているかの見回り
最近多いのは喧嘩の仲裁もです
家事の順番を横取りした、とか見回りに行って帰ってこないとか
...やる気がありすぎて規律を破ってしまう子しかいないのですが、ルールはルールですので...
そこを言い聞かせて、無理なら最悪ボフンもさせます
◇
偵察のまとめ役のレイスです
偵察は我々レイスにとって最重要とされる仕事のひとつです
わたしの仕事はレイスたちの魔力量の管理とか仕事時間の管理です
生まれたばかりの子は行ったっきり帰ってこなかったりもするので、そこで周りが慌てないように穴を埋めて、常に維持し続けます
◇
戦略役のレイスです!
ごしゅじんから共鳴で支持されること、を予め予行練習する、訓練の指導と、自爆特攻以外の戦力になる方法会議をいつもやってます!
ローテーションでレイスは入れ替わるので時間割に忠実に訓練を終える必要があります
◇
家事まとめ役のレイスです
ごしゅじんの周りの家事全てを行います
ごしゅじんの深層心理をひろったまとめ役から支持がとぶこともありますけど、まぁ特筆することはあまりないです
◇
連絡役のレイスですっ
主な仕事は他の使い魔達、鳥人やハーピー達から定期的に話を聞くことですっ
数が多すぎるのでずっと聞き回ってます
連絡役は補助もいるので二人体制ですがとてもたのしいですっ!
◇
「...とのことです」
ごしゅじんにリーダー格の報告をしました
リーダー格のなにかあった子だけの報告なので計算役とかからの何も無かった子の報告はないです
「んー、わかった、共鳴して」
クンッ...とレイスみんなと感覚共鳴する
「えらいえらい、助かってる、ありがとね」
ピッと感覚が戻る
頭をよしよしされながらごしゅじんからお言葉を貰えた、周りのレイスからもえへへーと漏らしてる子もいる
えへへ
「レイスいちどー、がんばっていきましゅ!」
本編はまとめのようなものに入り始めてますので今更な閑話…というような感じですね
えへ穀なんて言わないでください
最終話にちゃんとメタイ話は持ってきてるので、それでは




