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死んでも私は生き返る  作者: ファイル
54/62

54話 死んでも好きよ殺したいほど

「セーラァあっ!」


その声が響きながらバンシーはドーハスーラになっていく

頭蓋骨から生えるような蛇の体

さらに腕が二本あり、その手にはバンシーの身長程はある剣


頭蓋骨も、剣も至る所がなんというか装飾が豪華になっている


「ドーハスーラ、しばらく見ないうちに成金が身についたねぇ」


「あっははっ!挑発のつもり?」

「うお、喋った...」

まさか喋るとは思わなかった


「あぁ、セーラ、私のセーラ、女の子を連れてきたのね、私が居ながら、デモイイノ、ワタシハアナタヲユルスワ、それが愛デショ?」


その巨体からは想像もつかない速度で私の前に現れ、剣を振るわれる


...体が痺れたように動かなく、そのまま切られる


「一回目」


体が切り離され、目の前に私の足が見える


...液体化、一体化して、立ち上がる


縦に振り下ろされる剣


「二回目ぇ...」


液体化、一体化して、立ち上がる時にドーハスーラの尾に潰される


「三かな」


体を膨らませ、力を入れ、立ち上がる

振り下ろされる剣を避ける


「よ...んふふ...」

ぐおぉ...と頭蓋骨の顎が開く

ガシュン...


上半身を噛みちぎられた




ドーハスーラはいくら切っても視線を外すと平気で動いている過去がある

つまりバンシーからドーハスーラの攻略法を聞いてない私にドーハスーラを倒す方法はない




意識が戻ってくる、体の感覚も大丈夫そうだ


立ち上がる

「ようやっと、食べてくれたね」

正直ドーハスーラの状態で勝つ方法はないと思っている、いや、切り殺すことはもしかしたら出来るかもしれない...やっぱ無理な気がしてきた

また、以前の光景も思い出した


「美味しい...セーラ、美味しいよ...」

「キモイ」

こんなにドーハスーラって大きかったっけ

「セーラ...セーラぁ!可愛いわぁ」

体に巻きついてくるドーハスーラ

ミシミシと私の体が音を立てる


...私の体縮んでるっぽいや


目の前にフシューとしながら頭蓋骨を近づけてくる


「子供っ幼女っ!子セーラっ!ねぇ食べていい?いいよね?私のだもんねっ!」


私が体を修正している間に上半身食べたんじゃないのか?

修正も時間がかかった気がするんだけど


顎を開くドーハスーラ


...舞え


ドーハスーラによる二回目の捕食をされた



あは

あはは

「あははっ」


セーラが全部、私のものに、私のモノになる、なっていく、私の中で永遠に、一緒に生きていく


嬉しい、いやもっと天にも舞えるような気分、ほら


ホラ、まるで浮いてるみたいっ!


「アエ?」


私の体が浮いている、うぇ...キモチワルイ

吐き気がする

クラクラする

背中も熱い


セーラぁ...助けて...




たすけてよぉ...



ドーハスーラの中で再生され始めた私の体が吐き出される


別に汚くない、何の液かわかんないのとかもなかった

ドーハスーラの中はカラッカラ


うん、知らなくていいね


強く意識して再生を早めた


まだ、大丈夫


「セーラぁ...」

ドーハスーラから黒い煙が出ていく


煙が晴れた


結局ドーハスーラの攻略方法は知らない、体内から溶かしたけど結果オーライってところ


バンシーがうにょーんって伸びてる


「...バンシー敵?味方?」


「...敵よ、私はこの意思を曲げない」


のそりと立ち上がってパンパンと服をはらっている


「そう...私の事嫌いになった?」


「セーラは意地悪...」


相変わらず冷たい目を向けてくるので聞いてみた


「好きよ、あなたが...殺したいほど」


そう、バンシーは意地悪ね



死ねないのに殺すなんて




あっちでシャドウが叫んでいる


世界が歪む


「シャドウは悪くないわ、私もあの子も、セーラ、私達を救って?」


「ええ、殺してでも」



視界が暗転して、目が覚めた時

前方に広がるは一面に花畑


見えるはバンシー、後ろに悪魔が腕を組み

その後ろにはよく分からない生き物


言葉にしては行けないような存在

見ているだけで気分が悪くなる


ここでは異物とでも言おうか



足元に倒れているのはコルやオラクル含めた使い魔達

ミスラとセレナとレイス達が近寄っているが


「臨時契約、強制」


私から伸びる紫の光

みんなにたどり着き、魔力を流す


「手段を選ばないわ」


魔物使いの逆ってどんなんだと思う?

魔物に使われるっていうのは...

テイマーよりネクロマンサーっぽいけどね



体を捻りジャンプする


羽を広げ宙に浮く


私から伸びる光を受け取った皆が立ち上がる




すると異物から黒い光がとんできて私を貫く


...

「それだけか?」



みんな、お願い、私のために

死んで


ミスラやセレナ、コルに紫の羽が生える


戸惑っている様子だ


オオカミも羽を動かし、足を動かし敵に駆けて行く


オラクルや鳥人たちの翼を紫の光が纏いオオカミを追いかける


レイスにはデフォルメされた翼の飾りがついている


「てんしー」「しょうかくー」「ぱたぱたぱた...」

レイスたちだけが喋る



ギュオン...


鳥人とレイスが黒い光に貫かれる


霧散したように散り、周囲から光が集まり元の姿に戻る

そして何事も無かったようにとんでいる



私がおこなっているのは世界を変える魔法


不死鳥の力を使ったイモータルワールド


本当のみんなはバトル場に転がっているはず

多分悪影響はないはず

魂をレイスと協力し少し拝借した


そこからレイス達が補助して体を形成している




私とレイス達による

最終局面


相対するは

私の元半身、バンシー、ドーハスーラ

最上位君臨せし被害者、シャドウ

だいたいアイツのせい、スカージレット



生み出されしは



不死鳥の使い魔達



前提として

私達は負けることがない

えぇ、本編最後の通りに、負けません


す きよ

あな たが

こ ろ したいほ ど


ここの描くべき所は描き終わってますので

じゃあ消化試合を始めましょう

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