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死んでも私は生き返る  作者: ファイル
39/62

39話 死んでも守護霊に守られる

「ん、さむ...」


目を覚ましたら目の前にセーラの顔

「...ふふっ」

寝顔もかわい...


「いっ!?」

「あ、おきたー」「たすけてー」

「おたすけー」

レイスの声が聞こえるが私のことについてさきに教えて欲しい

なんで裸なの、そしてどうしてセーラも裸で私達は足を絡ませてるのっ!


昨日...は戻ってきた記憶はない

酒場で寝た気がする

レイス達を見ると白い紐で正座で縛られていた

霊体って縛れるの...?


「どうしたの?何があったの?」

「おたすけー」「きのうはーそのー」

「しゅらでした」「こわかった」

「たすけー」「いっそころせ?」

みんな目を背ける

「えぇ...」

本当に何があった

「んむ...レイス」

「ひゃひっ!」「んあいっ」「おたすけー」「あれはやだー」「う、ぐすっ」

セーラが呼んだだけでこれである

というか起きたのね

「うるしゃぃ」

「「「ひゃぃ」」」

そう言って私を抱き枕のようにする抱きついてくるセーラ

はだかっ はだかですよ!?

あばばばばばばばばっっ


セーラはまだ寝ぼけてました



バンシーにレイスと同じように縛られて起こされた

頭蓋骨を被りながらの説教は普通に怖かった


私の予定はお昼にバトル場で大型の虫の魔物を焼き切って、夜に対人戦だ


今は夕方、時間としては中途半端なお昼だ

「セーラ、料理街で面白そうなの買ってきた」

バンシーは街を散策してきたようだ


「ありがとー」

パンで甘い物を挟んだ食べ物

デザートの部類らしい


発展の先をいく雷の街、散策は楽しいらしい



「炎舞テンキっ!」


私の対戦相手は炎舞という炎の魔法を使うワシンジンという人だった

炎舞を舞うとその足場に円状の模様が出来てその場に残り続ける

これで五つ目の炎舞だ

色は赤


私は距離を取りながら遠距離攻撃をしていたがそろそろ逃げ場所もなくなってきた


最初に炎弾を撃っていた、炎舞を二回舞った時から効かなくなったので熱線を撃っている


ワシンジンの攻撃は鋭く重い、左肩に一撃もらい腕があがらなくなってしまった

別にもげば治るけど、今じゃない


「炎舞テンスウっっ!」


あー...そこで舞われるともう逃げ場がない


ワシンジンも分かってる、そりゃそうかー


色は黄色


「なかなか粘るではないか、しかしもう逃げ場はないぞ」

「そうですね、逃げ場が無くなってしまいました」

「模擬戦の時の剣技は使わないのか?杖ではこの小槌は防げぬぞ」


ワシンジンは小槌で攻撃してくる、小回りが効いて当たると痛い、炎が少し残留するので避けて直ぐに攻撃、という訳にも行かない、それで左足のズボンが燃えた

弾かれたのだ、残留する炎に


ワシンジンが目の前まで詰めてきた

杖から剣を引き抜く


いわゆる奇剣、仕込み剣だ

「んなっ!?」

小槌を守りの姿勢で構えるワシンジン

構わずに攻撃されてたら不味かったけど

不格好な斬り方だが手応えはあった


...どうだ!?


「ぐふっ...なかなか...やるではないか」

片膝をつくワシンジン


まだか、もう一撃!


「炎舞テンセン...」

だいぶ踏み込んでいて避けれない

「くうっ...」

視界が炎で埋め尽くされる

...色は紫色


後ろに飛び退く、ワシンジンは炎舞の所にいない


どこだ...!

周りを見ると

様々な色の炎が燃え上がっている

赤、黄、紫、緑、橙、紅、黄緑


一定の距離間隔で並ぶ炎舞の炎

それはまるで魔法陣のようで


「まさか...ハメられた?」


「気づいたか、しかしもう技は完成している、これを受けて耐えた者は一人もいないっ!」

姿は見えないのに声だけが聞こえる、まるで空から話しかけられているようにも聞こえる


私は炎舞で囲まれた炎の中にいた

炎舞の炎が少しずつ近づいてくる


「くらえっ!極炎舞ーセイトっ!!」


視界が炎で埋め尽くされ、体の感覚が麻痺し始めた

熱く、痛く、苦しい

久しく感じてなかった感覚を味わう


体が溶けるような、炎が全て集約しているような

「なっ...どういうことだっ!?」

ワシンジンの驚きの声が聞こえる



セーラの対戦相手はワシンジンという冒険者として結構有名な男性らしい


残り続ける炎でじわじわ苦しめるって隣のお客さんが教えてくれた


私は客席の方に来ている、旅用のローブを引っ張り出して、フードも被っている


「セイト?」

「あぁ、ワシンジンの必殺技だ、完成したのは久しぶりに見たがあれが決まっちまったらあの姉ちゃんは助からねぇな」


セーラを中心に燃え盛っていた色とりどりな炎が急に収束する、セーラに吸収する力なんてあったっけ...?


「おっとぉぉぉお!ここでセーラ選手を救ったのはぁ!使い魔のゴーストだぁぁぁあ!!」


使い魔のレイス達は見えたり見えなかったりしている、どっちかにしたら?



「セーラー?」「せーらっ」「だいじょぶー?」「あったかー」「おーい」「ふくがー」「セーラっ」

レイス達に呼びかけられ意識が浮上してくる

「んっ...」

「よかたー!」「もうすぐでまけ?」「あぶない!」「あぶ!」

どうやらレイスに助けられたようだ


私の周りを色とりどりの炎を持ちながら回るレイス


「ふくっー」

「...」ボッ

体から発火させて擬似的な服だ

レイス達が感覚を開けて視界が広がる

あ、左腕使えるな、よしよし

「お主、魔物使いだったのか...それにしてもセイトを止められたのは初めてだ」


少し距離を開けてワシンジンが構えている


「しかしっ!使い魔を倒した後に再び撃てばっ...炎舞テンキっ!」


「やー熱いー」「えーなんでー?」「あつくないよー?」「それだけー」

レイスの一匹の持ってる炎が熱くなったらしい、赤色の炎


というかどうやって持ってるんだそれ

「魔力みたいに?」いや聞くな


「...なぜテンキが発動しない!?」


そしてワシンジンの炎舞は発動しないようだ


「そっかー...レイス、返してあげよっか」

「わかたー」「いってくるー」「おじさーん」「いくよー」


擬似極炎舞、セイトってね


「まて、待つのだ、もしやそれらが炎舞の核だとでも言うのか!?とまれ!幽霊たち!トマァァァアアああア!!」


蘇生魔法は間に合ったらしい


セーラに守護霊レイスありっ!とその日の話題をかっさらって行った

炎使いでも燃えました

バトル場所では客達は霊体を「あ、いるんだな」と分かるようなってます


死んでも守護霊に守られました、霊体が守護していれば多分それは守護霊なのです

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