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死んでも私は生き返る  作者: ファイル
27/62

27話 死んでもお姉さん風を吹かせよう

雷の街に向かう途中周辺に割と発展してるダンジョンの街に立ち寄っていた


バンシーの名前をたてて二人で入る

ギルドのカードがないのでくれぐれも無理しないようにと釘をさされた

冒険者じゃないとダンジョン探索は時間制限があるらしい


「傍から見ると子守りかな...」

バンシーが水で形作った剣で魔物を切り伏せながら言う

狼にうさ耳の生えたちょっとよく分からない魔物、速いには速い、襲われる寸前で切り伏せている


「我儘な妹で...」「でー」「でー?」

レイスは私から魔力を組み上げて持って走る、足はないが

抱えたまま魔物に突撃し発火する

見えない自爆テロ装置、レイス

止めようかと思ったがレイス達が楽しんでるようなので止めるのを辞めた


レイスの姿がはっきり見えないと火の玉を操ってるように見えるのかな


「この部屋も宝箱あるね」

「レイス」

「らじゃっ」「はいっ!」

何個目かの宝箱、報告だけだが中身を透けて見ようとしたら何かに幅かれて弾かれたらしい

事後報告

宝箱開ける係はレイスだ


「うーん、ハズレ?」

お金がそれっぽく入ってるがしょっぱい

あるだけましだが

宝箱の数は多いが中身がしょぼいダンジョンという感じだろうか


「ひとがくるー」「わー」「隠れよう」

レイス達が騒ぎ出して私に飛び込んでは消えていく

レイスのそこら辺のシステム知らないから後で教えてよね!?


「なんだぁ?ガキ共がダンジョンでなにしてんだぁ?」

ダンジョンでほかの冒険者に会うとは珍しい、男三人組、どちらかと言えば盗賊


「こんにちは!皆さんはよくここに潜るんですか?」

バンシーが猫を被って挨拶する

私も少し頭を下げる

「おー?そうだぜ、ここは...いや、教えてやんねぇ自分の目で確かめな」

そう言って笑いながら立ち去る男達

目は笑っていなかった


「怪しい」

「あやしー」「おかしー」


ダンジョンは先に階層に人がいるとその人のいるマップに固定される

すれ違ったのなら先を越されてるわけだ

宝箱には期待できない

「今日はこの辺にしとく?」

「宿代稼げてないよ?」

バンシーが今日の稼ぎを入れた袋を見ながら答える


「次が五階かな、すこし休憩してから行けばさっきの人達も六階に行くって言うことにしとこう」


「ほいっと」

バンシーが休憩セットを出してくれる

敷物とクッション、お茶のセット

お茶はレイス達が準備してくれる


「ふいー」

このダンジョンは下が土で天然の洞窟のような作りになっている

抜くと消滅する草がひっそり生えていたり

地底湖?のような場所もたまにある


ダンジョンは普通、壁などに傷は付けれない、付けてもゆっくり再生されるし、入り直して同じ場所にたどり着くことはない


その壁に光る鉱石が刺さっている

採掘出来ないので完全に灯りとしてのものだ


「薄暗いからよく寝れそう」

「寝たら勝手に救出依頼出ちゃうからちゃんと戻るよ」

「何階まで潜る?」

「折り返しを四時間ぐらいにしておきたいからあと二つかな」

上に戻る用の階段探しも必要だし


「まものー」「勝ったー」

「しょーり」

レイスが三人がかりで魔物を引きずってくる、倒せておらず、ボコボコになっている

ダンジョンの魔物は消滅するので、倒してはいないようだが

「これ食べるっ」「切るー」

「ほーちょー」


バンシーと二人でレイスの無駄な作業を見守る


「せいっ」「さけたー」

しょわん

「あっ」「きえたっ」「けしたー」


切った子が追い回され始めた

そこにレイスいちが登場、他の子より少し大きい

「どしたの」

「まものきえた」「けした」「かくした」

「ちがうもんっ」

「はんにん」「わるい」

ぶぇえぇえぇん

包丁もった子が泣き出す

レイスの涙は肌をつたって離れた瞬間消えるらしい

へーっ


ふえぇぇえん

レイスいちも収拾つかなくなって泣き出した


「セーラ、魔物くるかも...」

「あーはいはい」

レイスの声ってどういう扱いなんだろうか


「ほーら、よしよしー」

「わるくないもん」

レイスいわく全身魂の私なら抱きしめることが出来るらしい


「はなしきかない...」

「おーよしよしどうどうどう」


声に釣られてかやってきた魔物はほかのレイスが処理してくれた

獣の皮をドロップしたらしいが焦げてて使い物にならなかったのは別の話


レイスにダンジョンの魔物は倒したら消滅することを教える

「わかったっ」「んっ」「んあー?」

一人わかってないな


まぁレイスはどの子に言っても別の子も理解するので何とかなるでしょう


「さて、じゃあ行きますか」

「いいもの出るといいけどなー」


先に進むとさっきの男達が壁の窪みで固まっていた

前には矢とか物騒なものがある

「どうしたんですか?」

「おお!?さ、さっきのか、いや、ちょっと罠を...魔物の、魔物の罠はって待ち伏せしてたんだけどよ?不気味な声が聞こえてきて罠を取っぱらったら罠の麻痺薬触っちまってよ」


「あら、そうでしたか、二人が麻痺してる見たいですが一人で守れますよね?」

「お、おお、おおよ!大丈夫だぜ?問題ないぜ?ただちょっと腰が抜けててな、手を貸してくれないか?」


「大丈夫ですか?」


「あっ」

バンシーが声を上げるが

私は男の手を引っ張って立ち上がらせる

男がニヤリとしている


「では、私達はこれで」

「え?あ、ああ、すまんな」

そう言って立ち去る



「痺れナイフ...かな?」

手首の切り口を見ながらさっきの分析をする

切り口は赤いスライムのような見た目である、私はスライムかな?

下手にグロいよりはいいけど人っぽくはない


さっきの男の掌にはナイフが仕込まれていて少し掌を切られた

そこから痺れ始めたので手を後ろに隠してレイスに手首を落としてもらった


即効性で強力な痺れ薬...いいもん使ってるな...


「ぽいねー」

バンシーに手首を渡して調べてもらった

専門ではないがどの程度かは見た目で分析出来る...らしい


「とったー」「なかまー」「んー!」

レイス間で手首の取り外しが少し流行った

いよいよセーラは人の体を辞めましたね

まぁ狼に食べられてから腕を燃やしてた時からセーラの体感では変わってないのですけど

出血量が減りました


子守り、では無いですけどセーラより背の低いバンシーにお姉さんっぽく接したいセーラです

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