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死んでも私は生き返る  作者: ファイル
25/62

25話 死んでも旅は続くみたいで

前回、羽を羽ばたかせました

地上に戻った時に私の気力が尽き、倒れる



目を覚ますとベッドで寝ており傍でゴーストが見ていた

「...ゴースト?」

声が掠れていて喉が痛い

振り絞って出した声にゴーストは気がついたようでスイーと部屋から出ていってしまった


バタバタと足音が聞こえる

「セーラさん!」

メイルが部屋に入ってきた

「...こ...こは」

「ここは水の都のギルドです、二日近く眠っていたんです、まずはお水をどうぞ」


メイルがあの後のことを話してくれる

地上に戻ったあとメイルは雷の街のギルドと連絡を取ったらしい

ギルドに私たちを運び梯子で管理室に降りて水路を機能するようにしたらしい

水路は新しい水が来て、壊したところの応急処置をして何とか大丈夫らしい


街の人たちも戻ってきており私の壊した水路の復旧をしているらしい

スーラはまだ眠っており

スカージレットは見てないらしい


逃げられたなぁ...


管理室で新しい水が来ないように操作されていたため同じ水が巡っていてそれに加えて可燃性の毒が混じっていたらしい


「これは?」

似たような顔のゴースト達がメイルと一緒に周りにふわふわしている

「あの...浄化魔法で無力化されてたゴーストです...」

「喋った!?」


ゴーストは人の魂からなるのと魔素から生まれる、またはダンジョンからと何種類かいるらしいが浄化魔法を受けると等しくレイスになるらしくゴーストとは別らしい


レイスにはゴーストほどの力はなくまた、ゴーストとは別になるためブルームとドーハの力の方に吸われなかったらしい


「それで行く場所がなくって...」

レイスは依り代がないと自然消滅するらしい

何故か自我と知性が生まれたレイス達は私から魔力を奪って生きながらえていたらしい


自我と知性が生まれた心当たりにスライムに髪を食べさせたことが頭をよぎる


まさかね?


「通常のレイスはどうなの?」

「生まれた自身も気が付かずに消滅です、それで、セーラさんについて行きたいなって...」


「あーまぁじゃないと死ぬんでしょ?」

「はい...」

せっかく生まれたんだから...ね


「私は死ぬ前は魔物使いだったのだから...まぁ大丈夫」

自分で言ってて思うけど何がだろう...


嬉しそうにフワフワするレイス達


「...あっ、メイル、私たちのことなんだけど」

「あぁ、はい、ごめんなさい...少し調べちゃいました、最近死亡扱いにされていてカードの再発行は出来ない状態で」

「あ、いや別にカードは要らないんだけど...スーラが救ったことにしておいてよ、旅人スーラ、私のことはなるべく居ないものとして扱って欲しいかな」


「そう、ですか...報酬代わりにカードを準備しようと思ったんですが」

「あーなら使い魔の証が欲しいかな、この子達の為にも」

「そう、ですね!分かりました準備します」


スーラが目を覚ましたのはそれから一日後のことだった



「あー...」

「おはよう」

「おはよぅ」

体は少女のバンシー

レイスが言うにはドーハの魂とスーラが混じっているらしい

ややこしい


「今どうなってるの?」

「わかんない...」

自分の体を見るスーラ

「体はバンシー、かな?傷も痣もないけど、ドーハの記憶と私のが混じってる」


記憶もかー


「くっつけてドーハスーラとでも名乗っておこうかな」

「ドーハもスーラもそれでいいの...?」

「うん、というかゴースト多いね」

ドーハスーラが言うには私の周りをふわふわふわふわしているらしい

どれくらいいる?と声に出したら壁や床から覗き込まれてあまりいい思いがしないとの事


「あ、まぁレイスらしいんだけど、ちょっと色々あって使い魔にすることにした」

「へーいいんじゃない?契約はした?」

「...?」


曰く魔物使いと使い魔には契約を施した上での関係らしい

「...もしかしてスーラの時って使い魔じゃなかった?」

「言ってなかったっけ、契約すると自由じゃなくなるからね」

多分言わなかった、のだろう


「そっか、自由が減るのはやだよねぇ」

「私達は...と、友達って」

恥ずかしそうに顔を赤らめながら言うドーハ...スーラ...バンシー?

「どっちかと言うと親友?家族みたいなもんだしなー」

私の言葉にさらに赤くなってる気がした


ちらっとレイスを見ると紙に署名していた

なりたいのね...

「使い魔は危険じゃないから倒されない、だから許されるので」


紙いっぱいに「れいすいち...に...さん...」

と書かれた紙を渡された

「...これどうすればいいの」

「その紙に魔力を流せば」


流すとれいすの文字がうっすら光った気がした

わーっと喜ぶレイスたち



「それで...バンシー体調は?」

「そうきたか」

にっとするドーハスーラ、...バンシー

考えを読み取ってくれたようだ

...意思疎通は出来るのね

「大丈夫、今からでも動けるよ」


「じゃあ行こうかな、街の人が増えてきて活気づいてきたから早めに立ち去りたい」

「分かった、行く場所に宛は?」

「雷の街を経由して闇の街に、そこの魔物使いの扱いに興味がある」

「わかった、そこのリュックサックは私がのんどくよ」

「スライムっぽいこと出来るんだ」

「そりゃスライムですもの」


メイルに書き置きを残してなるべく人目につかないように移動する

事前に聞いた話だと夜になると街の大門は締めるそうで、馬車とかに乗るなら日中ですねーといっていた


馬車などはまだ少ないが私達はそそくさと水の街から出ていった



「セーラさー...あれ」

少しずつだが運営を開始し始めた水の街のギルド、忙しく働いていた少女は出ていったことに気が付かなかったようで...


「スーラさんも...これは、書き置き?」


水の街を長い間苦しめていた事件は幕を閉じ行方不明のスカージレットは指名手配された

数日後ギルドの受付嬢の活躍と広く称され魔導書の有用性も共に広がることとなる


少しの謎を残しながらも

この事件は受付嬢一人が解決したとされた



「...熱い」

「この辺は火山らしいからね、あっもうバンシー、それは薄着すぎるって」

「この身体、体温調節が上手くできない」

「あーもうレイスが真似してるじゃん...レイス...」

レイスは別に服を着てる訳では無いので脱ぐふりをしてヒラヒラを隠してるだけである

つまり変わらない


「...なんか変なにおい?」

「行ってみる?」


死んでも死なない少女達の旅はまだまだ続くみたいで

スーラが取り込んだバンシーの姿を獲ました

まぁ身長的には小さくなってるのですが、模倣した姿ではなく、例えるなら魔物の人、魔人、ですかね


一旦ここで区切りにはなります

ただ、まだまだ旅は続くようで


ごゆるりと

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