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黒百合の君  作者: まり兎
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7話

兄たちと初顔合わせしてからテリィーゼは兄たちにいろんな事を聞いてまわっていた。

 まず最初に向かったのは三男のウィルストの所である


 ヘカテーやヴァルドに剣術の事も聞いてみたかったが魔法への興味の方が勝ってしまった


 まぁ、ファンタジーの醍醐味ならばやはり魔法という考えもあったのだが上の兄二人はそんな事知るハズもなく

 情けなく落ち込み、ウィルストはといえば上二人に暇さえあれば自慢するのであった。


 ピクニックから数日テリィーゼはウィルストと庭園にある訓練所に来ていた。

(父から兄たちと一緒なら部屋を出ても構わないと許可を得ている)


 ウィルストはここ最近ずっとテリィーゼに自分が使える限りの魔法を披露していた。

 そんなある日「兄上、どうすれば私も魔法を使えますか?」

 

「まず、魔法を使うには神様から与えられる魔導の加護が必要なんだよ!

 テリーは魔導の加護が《全》だからもちろん使えるし全ての属性を使うことができる

 次に魔法を行使するには知識が必要になってくる水ならば《冷たい》とかね?

 魔法は規模が大きく繊細になるにつれて構築する為の知識が必要になってくるんだよ

 だから、魔術師は本を沢山読んだり旅をして知識を蓄えるのさ。

 どうだろう?テリーにはまだ難しかったかな?」

 と氷の矢を的に当てながらウィルストは説明してくれた。


 「知識は絵本でもいいの?」


 「もちろんだよ。極端な話、頭の中でどんなものか分かればいいんだよ」


 (要は魔法ってイメージなのね、うんうん OK!)


 テリィーゼは周りを見渡し近くに咲いていた薔薇に目をつけた

(薔薇なら飾れるし丁度いいよね!ついでにサファイアにすればコサージュにもなるかも!よーし頑張るぞ!! ううん〜、薔薇になぁれ 薔薇になぁれ!)


 念じながら手の平に一輪の薔薇をイメージしながら丁寧に創り上げていく


 ウィルストから見ると突然テリィーゼの手が光り輝きだしたのでそれはそれは大慌てしてあたふたしていた

 光りがおさまった頃「できました!!見てください兄上!」

とテリィーゼの手には繊細な造りの宝石の薔薇が一輪咲いていた


「兄上に差し上げます!どうですか?」


 ぎゅっ


 「兄上?どうかしましたか?薔薇はお嫌いですか?」


「杖もなくいきなり魔法を使うなんて大丈夫かい?しんどかったり痛い所はないかい?

 テリィーゼがくれる物ならなんでも好きだよ

 ただ、次に魔法を使う時は媒体になる杖とかを使うんだよ?いいね?

 嬉しいけど僕はテリーになにかあっては悲しいよ。とりあえず家に戻って治癒師に念の為診てもらおうね」

 

(えっ、そんなに心配させちゃう事だったのか。確かに兄上も毎回杖使ってるな気をつけないと

 でも、治癒師ってたしか医者の事だよね…。なんかヤバい事しちゃったかも;;)

 

 

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