表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒百合の君  作者: まり兎
6/31

5話

アレからテリィーゼはパーティの事を教えてもらえず

着せ替え人形のごとく次々とドレスを着せられた

 最終的に青のイヴニング・ドレスに決まったのだがテリィーゼは今すぐにでもベッドに飛び込みたいほど

 クタクタになり


 その後もアクセサリーを選び髪型を整えやっと出掛ける準備が整ったのであった。

テリィーゼはソファに髪型を崩さない様にそっと横になり自分の体力の無さにショックを受けていた

 

(ドレスを選んで着替えただけでこんなに疲れるなんて…… トホホ

 本音を言うとこのまま寝てしまいたいけど私にとって初めて家族が揃うのだから寝ちゃダメよテリィーゼ!

 それに加えてこの世界にきてから初めての外だもの動植物が地球とどれくらい違うのか確かめたいし

 三番目の兄ウィルストは確か魔術学園に居るから魔法を教えてくれるかも!)

 

「楽しみだな〜 ファンタジーって感じだ」 

 ボソっ


「お嬢様とても嬉しそうですわね。奥様?」

 

乳母兼メイドのモリーナは微笑ましく母であるメリッサにはなしかけた

メリッサも嬉しそうな表情をして


 「ええ、あの子が嬉しそうで良かったわ。 今までこの部屋と食堂の往復だけだったもの

 あの子達が帰ってきたら家族が初めて揃うのね」 と頷いた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


何故シュトローゼム家の者達がテリィーゼを守ろうとしているのか、それは誘拐されかけたからだけではない

それはテリィーゼが3歳の時の出来事だった……


「Magical・Royal Sword・Onlinマジカル・ロイヤルソード・オンライン」の世界マルドゥシャでは3歳になると教会で鑑定をする決まりがあり神からの加護を鑑定するのだ。


鑑定方法は魔導水晶と言われる玉に両手を乗せるだけだ、普通であれば魔導水晶がほんのり光りどんな加護を授かっているのか水晶板に写し出されるのだが


テリィーゼの場合は魔導水晶が目も開けられないほど眩く光りその後ヒビが入り割れてしまったのである。


水晶板には《全能神シャテュールの加護《極》(右目,脚)・邪神ドゥーシャの加護《極》(左目,身体)・神々の結界・魔導の加護《全》・剣聖の加護《大》》と異例の結果が出た


 この出来事に教会側はテリィーゼを邪神の神子であり処分すべしと述べる邪神神子説派と全能神の神子であり教会に属するべきと述べる全能神神子説派で真っ二つに割れ邪神神子説派からは暗殺者が送られ、全能神神子説派は教会に属するべきと誘拐を試みる者がいたりとシュトローゼム家はテリィーゼを守るために教会側から送られる刺客達を相手にすることを余儀なくされていたからであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ