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黒百合の君  作者: まり兎
10/31

9話

デーヴィッドが兄にテリィーゼにつて報告の手紙をしたためてすぐにマウル・マクドバの元にテリィーゼの指南をする様にと皇帝陛下直々の手紙が届いた

 この時マウルは(姪が可愛いからって職権濫用するなよ〜;;)と心の中で愚痴るのだった……

 ……同時刻、魔術塔の責任者兼師団長バージル・ブラットフォードにも全く同じ手紙が届いていた

 バージルは使いの者に詰め寄り

「なんだ,このふざけた内容は? 我輩は忙しい、断る、帰れ」


 バタンっ


 と執務室から使いの者を閉め出してしまった。

 閉め出された使いの者は途方に暮れ何度か扉をノックしたがバージルは一切反応せず皇帝陛下になんと説明すればいいのかと、

 自分の首の心配で真っ青になりながら皇居に向かうのであった……。


 皇居の執務室では男がニヤニヤとしながらバージルの元に行かせた者からの報告を受けていた。


「やっぱり駄目だったか〜、何を餌に釣ろうかなぁ

 そうだ ! いっその事会わせてみよう ! うんうん、なかなかの妙案だな

 ついでに叔父として顔合わせもしたかったし、さすが私だな!

 そうと決まれば善は急げだ、明日シュトローゼム夫妻とその子テリィーゼそれからバージルに登珹するように連絡しろ。

 ついでにマウルにもな

 あぁ、今から楽しみだ  ふふふっハハハハっ」


 (陛下が悪い顔をなされている、まるで魔王のようだ ;: 次は何をなされるつもりなのか)ブルブル


「ハッ ! かしこまりました。 御前失礼致します !」


 とそんな事を心に秘め震え上がりながら伝令に走るのであった。


 夕刻、マウル,バージル,シュトローゼム家に使いの者から伝令が届きあまりにも急なことに皆が


 (また悪い癖が出た……)


 ため息を漏らすことになるのを知らないのは伝令を出した本人のみである……。


 シュトローゼム家ではテリィーゼが登珹できるようなドレスが無かったためお抱えの針子達を総動員して

 既製品のドレスをなんとかそれなりにみえる様にするため女性陣があーでもないこーでもない

 これはどうだあれはどうだと大騒ぎして準備をしてなんとか形になったのだった。


「全く、義理兄さま《おにいさま》の無茶振りにも困ったものだわ

 なんとか間に合ったものだけれど……」 ハァ


 とメリッサがぼやきデーヴィッドが申し訳なさそうに


「すまないメリッサ、まさか私の居ない間にこんな事を企むとは……」


「いいえ、あなたのせいではありませんわ

 今回のことは義母さま《おかあさま》に知らせておかなければなりませんわね。」


「テリィーゼあなたも疲れたでしょう ? もうお休みなさい」


「はい、お母さまお父さまお休みなさい」

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キャラクタープロフィール

 バージル・ブラットフォード

 魔術塔の責任者兼師団長

 薄紫の髪に紫の瞳のエルフ

 魔眼(あらゆる魔法の構造がわかる・魔法を消す事ができる),魔導の加護(全)(大)


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