王都コンラッドの住人
王都コンラッドの住人
王城関係者は次となります
カエデ
狐の獣人の商人。160センチ(耳含まず)。19歳女性。
※獣人とは動物の特徴を持つヒト種である。人語を解する動物レベルから、人間に動物の耳や尻尾がついているくらいに差はある。獣人に対する差別や忌避感は少なからずあるのと、元々獣人が都市よりも自然を望む傾向にあるので、あまり街中で見かけることは少ない。
狐色のロングヘア。ラシェル曰く、可愛いと美人のハイブリット。胸が大きくてスタイルが良い。
どこか遠くから流れてきたらしいのか、独特のイントネーションや言い回しをする。
少し前までは露出の大きい服装をしての色仕掛け()をしていたが、本来の性格には合わず無理をしていたのを指摘されて止めた。一応守銭奴ではあるが、ツッコミ体質でなおかつ自爆体質で、肝心なところでは甘く、商人としてはちょっと不安。
「雄牛の角亭」の噂を聞きつけて、一儲けできないだろうかとやってきたはいいが、ハンブロンでの商人のゴタゴタに巻き込まれることに。その際にジェラード謹製の暗黒馬車(無駄に高性能)を貰うことに。黒いが性能が良いために手放せなくなったカエデだが、タチの悪い商人に暗黒馬車を狙われて襲われてしまう。その際にずっと一緒に歩んでいた馬を喪い心を壊しかける。
色々あって立ち直り、新たな馬と、新たな黒くない高性能馬車を手に入れて、また旅立つようになる。
ジェラードに対しては馬車のことも含めて色々恩義があり、ひねくれ者ながらも密かに親切であるところなどに好感を抱いている。ただ他の女の子たちほど接点がないので、難しいところ。
現在は基本、グラディン(後述)の所を拠点としている。
グラディン
狸の獣人の商人。158センチ(耳含まず)。茶褐色の肩くらいまでの髪。
見かけは妙齢の美女だが、実際の年齢は不明。カエデによると、少し前までは婆さんだったのに、急に今の姿になったとか。狸の獣人の一部には姿を変えることができる能力があるらしく、どこまでが本当の姿なのか不明なので、年齢も不明。老人口調。
元々は王都でも有名な商会の元締めだったが、大きい商会での商いに飽きて隠居しようとしたところで、密かに見守っていたカエデが面白い連中と接触したことで、また小規模ながらも商売を再開。それと同時にカエデを自分の屋敷に住まわせることに。
性格はがめつい。儲け話には鼻が利くが、必要と思ったら平気で私財を投げ出すようなツンデレ。他人を陥れてでも稼いでいたために心を許せる相手や家族に恵まれなかったのを後悔しており、カエデや「雄牛の角亭」の女の子たちを孫娘のように思っている。
ジェラードに対しては、最初は便利そうな奴と思って「婿殿」と揶揄していたが、カエデのことで恩を感じたり、意外と甘いくせにその甘さを力任せに実現するところにも魅力を感じる。ただ、他の女の子たちの手前、どうしたものかと悩みどころである。
都市騎士
王都コンラッドの外周部で活動する自警団。
第三騎士団との模擬戦及び、その後の魔獣襲来を撃退した功績で誕生した。そこにはチーム・グリフォンが大きく絡んでいる。自警団ながら国から予算がおりているし、謎のスポンサーがいて経営には余裕がある。能力があれば平民でも獣人でも受け入れるし、地元住民からの人気も高い。訓練の過酷さはともかく、待遇が良いとはされる。
部隊は大きく分けて6つ。一つは後方担当で、直接戦闘はしない。
【主力部隊】
となっているが、基本遊撃かつ最前線で戦う一番過酷な部隊である。
【姫様部隊】
かつて模擬戦でリーナの護衛をしていた部隊。
主力部隊と並ぶ戦闘部隊。安定感がある。比較的年齢の高い人員で構成されている。
【姐さん部隊】
かつて模擬戦でミスキスの護衛をしていた部隊。隠身・幻惑・攪乱を得意とする。名前は登場していないが、カメレオン種の爬虫人が隊長。若い隊員が多い。
【お嬢部隊】
かつて模擬戦でリリーの護衛をしていた部隊。とにかく脚が速い。中堅どころの隊員が多い。
【魔法部隊】
その名の通り、魔法使いだけで構成された部隊。ジェラードに師事して(この世界では)高度な医術と解剖学を習得し、そのおかげで治癒の魔法と技術に長ける。攻撃魔法よりもそれ以外の魔法が得意なので、派手さはないが隊を支える重要な部隊。
テオ
都市騎士の隊長兼、主力部隊部隊長。自警団だから団長になりそうだが、最初が隊長だったのでそれを周到している。17歳。
性格は実直で真面目。カリスマ性もあり腕も立つ。経験さえ積めば強くなるとヒューイやカイルも認めている。
カイルを教官、もしくはアニキと慕っている。ヒューイ仕込みの杖術は自分のものとしつつある。近い未来「三本の武器」という二つ名がつく予定。
バズ
大盾持ち。主力部隊所属。
カイル並の巨体を持つが、気が弱く心優しい少年。少し吃音のところがあり、それがなおさら自信を持てなくさせている。
身体が大きいので力もあるが、それでも「誰かを傷つけたくない」とのことで、自分の身体くらいの大盾を作ってもらって持つことに。その巨体から繰り出される突進は巨大な魔獣に匹敵し、地面に突き刺して防御したときの大盾は複数の魔法攻撃を容易く防ぎきる。口数は少ないが、戦場で口からほとばしる咆哮はありとあらゆるものを怯ませる。
近い将来「叫ぶ大岩」の二つ名がつくかも。
モス
【魔法使い部隊】の部隊長。二十代後半の男性。物腰柔らかいけど、色々訳アリっぽい感じ。魔法の素質は高いのだが、性格的なものもあり直接攻撃系の魔法は苦手。
その反面、治癒魔法に素質があったのか治癒馬法を医療魔法に高めた。
自称ジェラードの一番弟子だが、知識の吸収や応用に関してはジェラードも一目置いている。独自の医療魔術を開発して、特に治療や不審者の捕縛に使える「麻酔」の魔法は隊随一。近い将来、体系化した医療魔術を公表して、開祖となるのかもしれない。
カイ
チラッとだけ登場。【お嬢部隊】所属。
犬(シェパード系)の獣人。顔が犬そのもの。お嬢部隊の例にもれず、脚が速い。
マダム・バタフライ(宮下蝶子)
王都でオークショナーや情報屋をやっている商人。20代前半。長い黒髪の持ち主だが、魔道具で色を茶色に変えている。普段はそれに認識阻害の魔法がかかっている蝶のベネチアンマスクをつけている。
元は21世紀の地球から異世界転移をした女子高生。運動能力と物の価値を知るスキルを得て、冒険者を経て商人に。
大人の女性を演じているが、内心はまだまだ女子高生のままで、表と裏の顔の落差が結構ひどい。他人に依存しちゃうタイプ。
ルアン
マダム・バタフライの屋敷の執事頭。年齢は不詳だが、外見は10代後半くらいのショタ系。いつも笑顔を浮かべているが、逆にそれ以外の表情を誰にも見せない(チョーコを除く)。名前はなかったので、彼女に名付けられた。
元暗殺者でマダム・バタフライを狙って現れたが、異世界から来たという彼女の境遇、そして死んだらこの「ゲーム」も終わるとどこか達観した態度に心変わり。「泣くのが見たい」とそばにいることに。でもジェラードが元の世界のことを思い出させて泣いてしまったのを見て、モヤモヤしてしまい一度は彼女の元を離れるが、戻ってきては「彼女のため」にそばにいることに決めた。
何事にも器用で、身体能力も戦闘能力も高い。暗殺者を養成するような施設にいたらしい。二人きりの時は「チョーコ」と呼ぶ。
「森の蜂蜜亭」の夫婦
名前は不明。三十代くらいの夫婦。熊の獣人なのか、二人とも身体が大きい。
獣人だが、顔は人間で頭に熊の耳が乗ってるタイプ。奥さんは料理がからっきしで、旦那のほうが料理人。
カエデが「異世界」の料理をまとめたレシピ(リーナ作)を旦那に渡したことで、この町でも異世界料理が広まるようになった。
やってもうたぁぁぁぁぁっ!!
いや、昨日のうちに書きあがってて夜にPCの前にいたんですよ。でもYoutubeとか色々見ている間に忘れてしまって…… 本当ですよ刑事さん、信じてくださいよ
……などと意味不明な供述を繰り返しており
お読みいただきありがとうございます