キャラクター紹介:チーム・グリフォン関連
前作終了時点でのキャラクター紹介をしていきます
前作のキャラ紹介と被るところもありますが、若干違うところもあったりなかったり?
ラシェル=ピュティア
一応物語の語り部。18歳。
金髪碧眼ポニーテールの少女。ちなみに異世界では金髪(と銀髪)は王族に出やすい特徴で平民ではあまり見られない。身長155センチ。元の世界では大学生兼銀河連合警察A級捜査補佐官。異世界では無職。イメージカラーは赤。
社交性が高く、物おじしない性格。
ルビィ(後述)のおかげで翻訳魔法(動物も含む)・魔素が見える目を持つ。
戦闘能力は皆無。ついでに家事能力も皆無。一応お嬢様育ちなので、ピアノやバイオリンが弾けて、社交界の知識、ダンスや礼儀作法の知識はチームで一番高い。
ジェラード(後述)とは仲間以上恋人未満(ほぼ恋人)の仲。ほぼ唯一ジェラードのことを愛称の「ジェル」と呼ぶことができる。
異世界では同衾したり、裸を見られたり、キスまでしているのになかなか進展しないので、ジェラードを狙っている異世界ガールズからはさっさとくっついてくれたら次に続けるのに、と密かに思われていることを薄々感じていて頭が痛い。
全くもって一般人なので最弱クラスだが、ジェラードに対する最強の切り札なのと、ジェラードにとっての最大の「弱点」なので、意外と事件の中心に近いところにいることが多い。
確信はないが、異世界の王女ルビリア(ルビィ)と並行世界の同一人物である可能性があり。そのせいで、ルビィには慕われていて、ルビィの姉であるサフィ(後述)にも「姉様」と慕われている。
自分の無力を理解しているので、向こう見ずな行いはしないが、自分が動いて状況が変わるときは「一般人の意地」が発揮されることが多い。ジェラードの暴走や危険なボケを止められる数少ない人物。
ジェラード=ミルビット
チーム・グリフォンのブレイン。25歳。
黒目黒髪の中肉中背。身長170センチ。イメージカラーは無彩色。
常日頃(防弾)白衣と眼鏡を身に着けている変人。自称宇宙一の科学者であるが、元の世界でもオーバーテクノロジークラスの宇宙船や艦載機を作れるので、そこまで大ぼらではない。医者としての技術も高い。
戦闘能力自体は低いのだが、様々な発明品による火力と、心理トラップを利用した不意打ちには定評がある。メインの武器は不可視のシールドで電撃を包み込み、相手に接触させた瞬間に放電させて相手を気絶させるスタンブレードと、モードを切り替えて分子レベルまで薄く展開したシールドで切断できない物は何もないバリアブレード。手甲状の端末を左腕につけていて、メガネはデータグラスやカメラとしても使えるもの。本人は遠視でも近視でもない。
また、様々な効果を持つプラスチック製の塊を腕の端末からの指示で炸裂させる「ドロップ」。効果もそうだが、いつの間に仕掛けているトラップ感が酷い。基本、喧嘩したくない相手ナンバー1。
性格はひねくれ者で面倒くさがりで陰険で皮肉屋で、あまり表情を表に出さず何を考えているか分からない。ラシェルは表情が人より読める。非道や残虐なことは「エレガントじゃない」と避ける。敵と見なしたら命を奪ったりしないだけで精神的に追い込むところもある。独自の美学を持っているようにも見える。
ただ行動自体は文句を言いながらもお人好しで、女の子には甘いし、命を助けるレベルのことでも片手間でやってしまうので、あちこちで好意を抱かれているが、その点では自己評価が低いので困惑している。が、女の子が泣くようなことに関しては激昂するような一面もあり、それがまた慕われる理由とは微妙に理解できていない。
どっちの世界でも金銭的に困っていないので、たまに金銭感覚がおかしいくらいの大盤振る舞いをする。
アイリーナ=コーシャルダン
チーム・グリフォンの癒し系。身長162センチ。公称年齢17歳。実年齢2歳くらい。
明るい麦わら色のセミロングの髪と目を持つ、いつも笑顔を浮かべている超絶美少女。イメージカラーは青。通称はリーナ。ジェラードは呼び捨てで、他のメンバーは「リーナちゃん」呼び(緊急時は除く)。
実際はジェラードが生み出した人工生命体。その関係で身体能力や知能が常人を遥かに超えている。家事能力に長け、一人でチーム・グリフォンの生活を支えている。
護身術レベルの格闘術に、基本的なナイフ術に射撃・狙撃術、様々なビークルの操縦をヒューイ(後述)に教わっているので、身体能力も相まって戦闘能力は高い。が、本人が争いごとや人を傷つけることを嫌うので、あんまり戦うことはない。
性格は温厚で純真。生真面目なので、おどけたしぐさをするだけでも照れが入る。生活年齢が低いため、情緒はあまり発達していない。喜ぶか悲しむかくらいにしか感情を出せない。知識は多く状況も素早く判断できるので、恐怖でパニックになる以前に恐怖心が基本的にない。
ジェラードに対しては家族や「父」としての好意を持っているが、基本「皆さんのことが好きです」って普通に言っちゃうタイプなのだが、ヒューイ(後述)に関しては若干違うのか、一緒に行動したり近くにいることが多い。
音楽好きで、ピアノやバイオリンが弾ける。ジェラードほどではないが、色んな知識に長けている。
ヒューイ=ストリング
チーム・グリフォンのメインパイロット。177センチ。25歳。
ありとあらゆる乗り物のエースパイロットで、射撃と狙撃、格闘技・近接戦闘のプロフェッショナル。顔も性格もイケメンで、主人公になれるスペックを持っているが、甘んじて脇役に。
少し前までは浮き名を流したプレイボーイだったが、リーナに出会ってからは彼女一筋に。とはいえ、相手の純粋さが眩しくて、手の出しようがないが、お互い好意を抱いているのに言い出せない感じなので、何とも甘酸っぱい。
ジェラード謹製の強化装甲服「スカイナイト」を装着して、飛行しながらの高速戦闘が可能だが、異世界ではオーバースペック過ぎてやりすぎ感が否めない。
カイル=ミュラー
チーム・グリフォンの「男」担当。身長2メートル超。25歳。
「戦闘」のプロ。小火器から重火器、トラップに破壊工作、戦闘車両・航空機の扱いに戦略・戦術。近接や素手格闘にも長け、効果的なトレーニングや整体などにも詳しい。またその巨体に相応しい筋肉は恐るべき破壊力と防御力を兼ね備える。
明朗快活で食べることと戦うことが大好き。でも単なる乱暴者ではなく、強いからこそ感情的にならず、意外と冷静沈着である。
感覚的に本質を捉えようとするので、時たま鋭いことを言ったり、意外と気が利いたりする。
ジェラード謹製の強化装甲服「キャプテンボンバー」を装着すると、装甲にパワーに火力が上昇して手が付けられなくなる。自分よりも大型のモンスターを容易く殴り倒せるほどのオーバースペックであるのは言うまでもない。
スコッチ
チームのマスコット?の黒猫。
年齢は不明だが、ラシェルによると渋い中年キャラらしい。
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