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指先が触れた。

3日前に一人暮らしに疲れてふと入ったペットショップ。目がクリクリしていて小さなポチポチの柄に一目惚れして買ってしまった。その日からケージの中でチョロチョロと動くレオパードゲッコーとの生活が始まった。まだ日も浅いのに、どうやら気を許してくれたらしい。ふと顔の前に指を置いてみたら顎を乗せてくれた。か、可愛い…。


仕事で嫌なことがあっても家に帰ってレオパが待っていてくれると思えば頑張れた。なでたり、餌をやったりとかわいがった。


飼い始めてから3週間が経った。なんか、昨日から色がちょっと薄くなったような気がしていたが光の加減でそうなのかな、と思っていた。だが、今日、仕事から帰って見てみると、明らかに白くなっている。どうしたんだろう。何かいけないことをしてしまったんじゃないか。頭の中が真っ白になった。慌ててゲージから出し、購入したペットショップまで駆け抜ける。着いて店員さんに見せる。


「ああ、脱皮ですよ」


…穴があったら入りたい




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お題

「指先が触れた」で始まり、「穴があったら入りたい」で終わる物語を書いて欲しいです。




作成:仄

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