とある会話 49
Z「 In fooling the enemy , ・・・
First deceive your allies.」
F「 フウリン?英語ですか?」
Z「 敵を欺くには、まず味方から
そんな意味だ。私も君と同様、
英語に詳しくないんで発音のマズさは
許してくれ。風鈴でも不倫でもないぞ。
こんな私だが、くだらないジョークが
上手いだろ?どうだ?面白いか?
ハッハハ!ハッハハ!」
F「敵を欺くには、まず味方から・・・」
Z「26台の装置の正体は、何だと思う?」
F「26台の装置?」
Z「 地球の母国と連絡通信が全く出来なかったのは
なぜだと思う?」
F「連絡通信が出来なかったのは、なぜですか?」
Z「 冬眠カプセルが、冬眠カプセルではないと
したら?」
F「Zさん、あなたは何が言いたいんです?」
Z「 Fよ、現実とは何だ?お前が追究したい
真実とは何だ!」
F「・・・・・・」
Z「 私が、代わりに答えよう。
まず君に聞きたい。
現実とは、真実とは、何だろうか?
人々が、これは現実だ、あれは真実だと
語るとする。それは、いったい
どういうことだろうか?」
F「実際に起きた出来事が、真実だと思います」
Z「 それは違う!違うんだ!
私が、君に答えを教えよう。
いいか、しっかり聞くんだ。
現実は、力で現状変更可能だ。
真実も、またしかり。同じなんだよ。
真実は、力によって作り変えることが
可能な事柄だ!
現実も、真実も、われわれが、力によって
新しく作るものなんだ!」
F「力で作り変える?そんなことをしたら
真実が、真実ではなくなります。
Zさん、あなたは間違っている!」
Z「 チ・カ・ラ ・・・チ・カ・ラ ・・・
わが国の力を使えば、それが可能なんだ
ハッハハ、ハッハハ、ハッハハ!」
F「・・・・・・」