表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
コロナ  作者: 異世界ワトソン
42/63

とある会話 42

Z「お代わりするか?」



C「じゃあ、レモンサワーでお願いします」



Z「Eは何が良い?酒は、嫌いか?」



E「コーラで、充分ですよ」



Z「Fは、1杯目はウーロン茶で良かったのか?」



F「そうですね。わたしも、酒は苦手で。

  2杯目は、水をもらえますか?」



Z「Gは? またビールにするか?」



G「ホットのレモンティーをもらえますか?」



Z「分かった。Kはどうする?」



K「ビール、もらえますか?」



Z「了解。Lは、何が良いか?」



L「ホットコーヒー砂糖なしで」



Z「分かった。Mは?」



M「赤ワインありますか?」



Z「あるぞ。ほれ、しっかり飲んでくれよ」



N「Zさん」



Z「どうした、Nはビールにするか?」



N「Zさん、音楽とか聴けませんか?」



Z「音楽?何が聴きたいんだ?流しても良いぞ」



N「何だか、次は自分がアキレスと亀状態に

  なって消えてしまいそうな気がして来まして」



Z「音楽流して落ち着きたいか?」



N「はい。ショパンの別れの曲流して

  もらえますか?」



Z「 ショパンの別れの曲?あるぞ。しかし、

  しんみりして逆に落ち込むだろ?」



N「いえ。昔を思い出したいんです」



O「昔?何かあるの?」



N「ええ。まあ、高校時代の思い出ですよ」



P「高校時代?どうした?感傷的になりすぎ

  だろ?大丈夫か?」



N「ええ。まあ、その、あれですよ」



R「あれって何だよ。Nさんらしくないぜ」



S「その思い出とやらを聞かせてくれよ」



Z「 ショパンをステーション内に流すぞ。

  理由を話してくれないか?」



V「ああ、流れてきた。ショパンだ、ショパン」




N「大した思い出じゃないっすよ。

  昔、片想いしてた女の子が授業後

  音楽室でショパンの別れの曲を弾いて

  いただけです。なぜか、今、急に聴いて

  みたくなっただけっす」


X「センチメンタルだな。まるでわれわれの

  別れを意味するかの様な悲しい旋律だ」



Y「みんな、この仕事は、命のためだ。

  もうしばらくの、我慢だ。

  Zさん、そうなんですよね?」



Z「 ああ。そうだと良いんだが・・・

   ふぅ〜(ため息)」


















評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=751861108&size=300
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ