とある会話 40
C「は?」
E「何で?」
F「嘘だろ?」
G「Zさん、任務継続票は、あなた1人だけだ」
K「いったいどうなってるんだ?帰還派の圧勝
だろ?ふざけないで下さい!」
Z「分からないのか?」
L「えっ・・・。分からないのかって?」
Z「だから、理解できないのか?」
M「帰還票15票。任務継続票が1票。理解して
ますけど?」
N「帰還票93%獲得、つまり8割軽く超えてます」
O「さあ、冗談はこのくらいにしてシャトルへ
向かおう」
Z「分からないのか?計算が間違っている」
P「計算が間違ってる?間違えてないですよ」
R「そもそも何で任務継続票が11票に
なってんだ?」
S「Zさん、説明して下さい。納得できないや」
Z「簡単な計算だろう?わたしが1票任務継続に
投票した」
V「残り15人は地球への帰還に投票した!」
X「Zさん、大丈夫ですか?
計算、まじで間違ってますよ?」
Z「10人は、どうした?」
Y「10人?」
Z「 冬眠カプセルを出てから
アキレスと亀状態になって消えてしまった
残りの10名だよ!」
Y「その説明は聞いてないぞ!」
Z「 消えた10人は、今、まさにこの瞬間も
アキレスと亀の状態になりながら
任務を継続中なんだ。分かるか?
アキレスと亀状態になってしまった
仲間たちの立場は、当然任務継続票に
カウントされることになる」
Y「そんな計算ありえねえ!」
Z「仲間たちの票を見捨てるのか?」
Y 「その計算のやり方なら、8割には絶対に
届かないてことか。だましたな?」
Z「 だました?最初に質問しただろう?
何割が良いかと。Yさん、君は自分で
8割が良いと言ったじゃないか?
だましちゃいない。
他に、文句がある者はいるか?」