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とある会話 38
Z「 みんな、そんなに地球へ帰りたいか？
司令部から職務を放棄したと見なされると
しても、それでも国へ戻りたいか？」
C「・・・」
E「・・・」
F「・・・」
G「・・・」
K「・・・」
Z「よし、分かった。今から、このまま任務を
継続するか、それとも地球へ逃げ帰るかを
みんなで決めよう」
L「どうやって？」
Z「多数決による投票だ」
M「投票ですか？」
Z「 ああ、投票で決める。ただし投票用紙や
投票箱を用意する時間はない。
このまま続けるか帰還するかを決定したい
それで良いか？みんなどうだ？それで
良いなら今から口頭で採決をしたい
みんな返事をしてくれ」
N「分かりました」
O「了解です」
P「で、帰還するなら票の何割取れば
実現できますか？」
Z「 帰還するには、緊急事態とみんなが
判断した為だと司令部に説明しなければ
国から理解を得られないと思う。
帰還票は高い支持率が必要になる」
R「 そんなの簡単ですよ。みんな帰還したい者
ばかりですからね」
S「よし、これで何とかなりそうだな」
V「やっと帰れるのか。あー助かった！」
Z「Yさん、何割にしたいか？」
X「Yさん、これで地球へ戻れますね？」
Y「そうだな。Zさん、8割以上の帰還票を取れば
地球へ帰還させてもらえますか？」
Z「分かった。みんな聞いてくれ。今から
1人ずつ質問する。Yさんの了解も確認した
8割の帰還支持が集まれば、緊急事態とみなし
帰還用宇宙船に搭乗する。そしてその後の
対策は、司令部の指示を仰ぎたい
それで良いか？」
(全員) 「はい！！！」
