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コロナ  作者: 異世界ワトソン
10/63

とある会話 10

A「Qさん、カプセルルームにいませんでした」


B 「エクササイズルームにもいなかったよ」


C 「トイレにもいない」


D 「こっちも ダメだ、見つからない」


E 「いませんでした」


F 「こちらも確認できません。誰もいません」


G 「どこいったんだ?隠れる場所などないだろう」


H「隠れる?Qさん、別に、隠れてるわけじゃない

  だろうよ」


I 「じゃあ、どこにいるんだろう?」


J 「て言うか、この宇宙ステーション、

  隠れようがないよ。広くないし、

  地球よりも、むしろ3密だよ」


K「宇宙ステーションからいなくなることなんて

  まずないだろ」


L「困ったなあ。地球との連絡通信時間が

  過ぎてしまったよ」


M「いったん、Qさんを探すのは中断して

  地球と通信しないか?」


N「参ったな。何で 地球と連絡する日や

  時間が限定されてるのか知りたいよ。

  通信なら、いつでも可能なんじゃないの?」


O 「宇宙ステーションと地球て、普通、

  24時間通信オンラインにするのが

  当然だと思ってたよ。なのに、ここは」


P「それはSF映画や他の国の場合だろう?

  われわれは、国の企画として前例がない

  実績を打ち立てたんだ。

  宇宙ステーションの規模としては世界初の

  26人、冬眠カプセル装置付きだと世界に

  宣伝したんだ。通信の頻度までは公表して

  いないと思う」


R 「そうだよ。われわれは、世界初の大規模

  宇宙ステーションを他国に先駆けて

  単独で実現させたんた。ハハハハハハ」


S「幾多の競争に打ち勝ち、ついに宇宙の覇権も

 この手に」


T「驚いた世界中の反応が、すごかったね」


U「これからは この宇宙ステーションが

  国の成功のシンボルになったんだ」


V 「だから 滞在するだけでも 選ばれた勇者」


W 「光栄なことなんだろうよ」


X 「よし、Qはいないが、地球との通信を

  始めよう」


Y「通信操作は 誰が代わりにやりますか?」


Z 「じゃあ、わたしが 操作しよう」


 

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