表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/140

 青草の生い茂る草原


 瓦礫がちらほら散見されるその丘には


 巨大な墓石が建っている




 焼かれた街 フヴェズルング


 数千人の死者 焼け落ちた街並み




 あれから数百年


 龍に呪われし場所として恐れられ


 人々はその土地を離れた


 今では自然豊かな緑が一面に広がっている




 街一つを燃やし尽くし息絶えた龍


 人々は化け物と恐れてこう呼んだ


 呪火ジュカの龍


 人々はそう呼称して忌み嫌った



 龍の成した所業を 真の目的を

 人々は知らない


 龍の願いを 彼の本心を

 人々は知らない





 誰も近寄らぬ大墓石


 甲冑に身を包んだ金色の髪を靡かせた女性


 青い瞳で墓石の前に立ち尽くす




 ――ありがとう


 女性は微笑みながら呟いた

 女性は涙を流しながら呟いた





 誰に向けての言葉なのか

 人々は知らない

色で揃えた結果シリーズものみたいになってしまいました( ;∀;)

お気軽に感想・お題をお待ちしています(_ _)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ