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叫び声
雲一つない 澄み切った空を眺めていると
涙が一粒 頬を伝った
悲しい夢も 寂しさも感じていないのに
好き勝手に涙は溢れ出た
心が苦しいのだろうか 本当は辛いのだろうか
悩んでいても 心が満たされることはなかった
内なる魂は叫んだ
何故 縛られて生きていかねばならないのか
こんな世界に誰がしたのだ と
素直に生きられないこんな世界じゃ
僕は生きる意味を見失いそうになる
でも 僕は生きなきゃならない
どう世界が進もうと どんなに残酷な過程を経ても
僕にしか出来ない事を見つけるまで
僕は死ねない 死にたくない
こんなにも生き辛い世界だけど こんなにも大嫌いな世界だけど
僕が唯一 存在出来る世界だから
僕が唯一 何かを出来る世界だから
僕は生き続けると誓った
大学生の時に作ったやつですが、懐かしいのでここに……。
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