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便乗

 誰かが口を滑らした。


 それは、ふとしたことだった。


 けれど、その発言に口を挟む者は居なかった。



 権力、圧力、年功序列……。


 様々な鎖が、周囲に注意することを禁止していたから。


 口を挟めば、権力によって押し潰されるから。


 口を挟めば、圧倒的な力によって消されてしまうかもしれないから。


 だから誰も、なにも言えないまま、その人は笑っていた。




 けれども、それは狭い部屋の中だけのこと。


 世間はそれを許さない。


 一人の権力よりも、大多数の意見が一人に降りかかる。



 権力によって閉じ込められていた者たちが、一同に非難の声を上げた。





 さて、


 抑えつけられていた者が、


 強者がもっと大きな力によって収縮した時、


 寄ってたかって攻撃するのは、


 そんなに誇らしいことなのでしょうか。




 結局、


 平等を謳う者たちもまた、


 「権力」ではなく、


 「多数」という力で、


 誰かを押さえつけただけに過ぎなかった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 135/135 ・炎上ですね。 [気になる点] ニュースのあれ [一言] おはようございます
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