第1話 神としてエルサは求む
昔々のお話
どのぐらい前なのか正確には分からないが1万年は経っていると思われるぐらい昔の話
世界アルテランの人々は神という存在を見つけました
ただその神はとても悲しそうで誰が聞いても答えてくれませんでした、ずっと「ここでもない、ここでもない」と言い続けるだけでした
そして悲しそうにしている理由以外は答えてもらえ人々は魔法というものを扱えるようになりました
しかし国々は新しい軍事力を手に入れたと喜び新たに戦争をはじめました
やがて戦争は終わり人々は疲弊し国は衰退し滅びに近づいていきましたそこへ神が多数の神を連れて世界に現れました
神々は【神の救済】と呼ばれる御技を使い人々、枯れていた世界までも救われました
神々は争いを止めるようにと言いましたしかし争いは無くならないだろうとも言いました
それでも神は幸せにしなさいと言い世界から消えてしまいました
それからは国が壊れてしまうほどの争いを止めることを国々の王達は決め人間、魔族、エルフ族、ダークエルフ族、ドワーフ族は大きな争いを起こさないことを決意し二度と神に悲しそうな顔をさせないようにと人々に教えました
それからも度々戦争は起きましたが大きな戦争はなくただ国と国が互いの軍事力を競うものに変わっていきました。ーーーー
アルテランの世界の時間を使うのであれば1000…いや1兆年か分からないぐらい昔
神はエルサは求むあの人はあの人はと
「お母様、わたsiをおiて、いかないでくdぁさい」
あの時お母様と話をしていた男が悪いんだ、だから死んで当たり前だったんだ
人なんて、人なんて…
お母様はいつも世界の子達をお許しになるなんで、私の方が偉いのに
時間は流れるも持たされた感情は流されず心に残ったまま
それでも探し続けようやく一部が見つかった
どのくらいかけて見つけたのかよく分からないがやっと見つけた
その間にいろいろなことがあったが心に染み付いたものはとれなかった
お母様への執着それは一切変わらず求めた結果歯車がやっと動き出した
何度も動いた歯車今度こそはうまくいくと、お母様と話をした男の生まれた世界で成功させるそのために…ーーーー
ある男は言いましたこの世界を終わらせるとすると皆大喜びでその男を応援しましたしかしその男は嬉しくありませんでした
何せ世界を終わらせると言い出した後と言い出す前も変わらず皆が幸せそうでとにかく笑っていたから
戦争もなく人々をまとめる王も善く生活も何も困ることがない世界
男はーーーー
神に聞かれたのですなぜ私たちがいるのかと、それにいつも返している言葉は世界が壊れないためと返しています。
ですが本当は違います世界そんなもののためなんかじゃないお母様のため…ーーーー
お母様、なぜ私はこんなにも弱いのでしょう。ほら私、エルサはお母様の残してくれたものに吸い込まれてしまいそうですーーーー
これが全て同じ時間に起きていたとしたら世界は何も変わらなかったのでしょうですが変わるほどの何かに変わってしまったエルサは何を求めるのでしょうか…