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ある~日、闇の中~、クマさんに~・・・

お休みで時間が取れたのでちょっとだけ書いてみました。


いつの間にかブックマークが90件をこえて嬉しいのと同時に私の我が儘&図々しいお願いを聞いて頂き評価や感想をくださった方が居て本当に有り難くて物凄く嬉しかったです。本当に有り難う御座いましたm(_ _)m


これからも読んで貰えるように頑張ります!!


宜しくお願いしますm(_ _)m

 



 さて・・・今日はやる事がほぼ無いので寝るだけなんですが、ここで問題なのはここで寝ても大丈夫なのかなどなどの事である。


銀と疾風が見張り番や護衛やベットをやってくれるので大丈夫だということだ。・・・えっ?ベットの項目がおかしいって?だって地べただし?岩場だし?痛いじゃん!!


「銀も疾風もごめんね?いつもありがとう~」


2匹に抱きつきながらいうと一鳴きして答えてくれた。銀は私と兎たちを包むように丸くなって寝転がると疾風は出入り口付近で睨みを効かせているが2匹ともそんなに気にしてるようではないのできっとそこまで気にしなくっても平気なのかもしれない・・・グゥ~







なんだかんだ言ったわりには爆睡でしたぁ~。


「お早う~銀~疾風~」


モゾモゾと動くと銀が顔をスリ寄せて起床を促してくれた。私が起きると私の側で丸まって寝ていた兎たちも起き出した。元々元気だった茶色の子はピョンピョン跳ね出して白い子は私の側からは離れないが昨日よりもかなり元気になっていた。念のために昨日の残りの薬も飲ませておいた。



「さて・・・この洞窟から脱出しようか」


出入り口から出ると外はかなり広い空間に出たが入り口が3つある。真っ暗だから先は見えないので中がどうなっていてどこに繋がっているのかは未知数!・・・未来は未知数!!・・・すみません言ってみたかっただけです、すみません。



さてこんな方法で合ってるのか疑問ではあるが確認方法として石を穴に投げていきました。反響してる音で深さとかで分かるとかなんとかかんとかってやつをやってみましたっ!



 ーーー カンカン・・・ コンッ? ーーー



なんで最後の音が疑問系?コンッ?の音が軽かったけど大丈夫なのかな?次いってみようかな



 ーーー ガッ ゴンゴン ガラガラガラ ーーー



ふむふむ。大きく跳ねた後に何回かバウンドを繰り返して転がった感じだねぇ。ってことは少し坂なのかな?



 ーーー ゴスッ ギャウ ーーー



 ・・・・・・・・・。なんか鳴き声というか呻き声というなんか居たかんじ?やばくない?やばいよね?



 ーーー ガゥ~~~ガァ~~!! ーーー



洞窟の中にというか穴の中にいたらしい動物に思いっきりヒットっ!!しかも頭のど真ん中にヒットでした。えへっ?ナイスコントロール!ってそんなわけあるかっ~!!



 おいでませませ~いや~来んなぁ~本当に出てこないで~

  本当においでなすった~うっぎゃ~~



ふっふっふ。暗闇から焦げ茶色がのっそりと出てきた動物に驚愕です。まさかのクマさんです!しかも右目から右頬にかけての古傷を持った歴戦の戦士のような風格の完璧に可愛いとは正反対の凶悪な奴が現れましたっ!!


「ぎゃ~!!ク~マ~!!」


ふふふ。やってはいけないのは分かっている・・・分かっているけど()められない、()まれない・・・大音量の悲鳴(叫びじゃなくって悲鳴だからね)。そして背中を見せて走って逃げる(足遅いけどね)。


私が逃げたのと入れ代わりで銀と疾風が前に立ちクマとの間に入って睨み合いをしていたが兎の兄弟は私と一緒にブルブル。


「あっ、あぅ。・・・そうだ!」


いつまでも続く睨み合いと緊張感に耐えられなくなってカバンをゴソゴソと探り、出したのは透明なトロッとした液体の入った瓶。それを開けて箸を突っ込んで液体をたっぷりとつけてグリグリ、コネコネ。


透明が白っぽくなってきてもまだ我慢でコネコネ、コネコネ。ちょっと伸ばしてマキマキ、ビヨ~ン、マキマキ。・・・ふぅ。ちょっと疲れるよねぇ~って何を作ってるのかって?分かりませんか?世代ですねぇ~分かる人に分かるんですが・・・えっ?そっちじゃなくてなんで今それを作ってるのかが方が気になってる?・・・・・・うな?そんなっ。


だってクマさんといえば・・・はちみつ!・・・でもはちみつはないので代用できそうなものは・・・水飴!!・・・これで許してくれないかなぁ~?さっきはごめんなさい!これお詫びです!・・・ダメかな?


でもどうやって渡すのかとか考えてないから結局は無理なんですけどねただの妄想ですが何か?だって怖いんだもんっ!現実逃避に水飴を練っていたっていいじゃないかっ!・・・結論がおかしいって?知ってるよ?・・・ごめんなさい怒らないで下さい。


「あっ、うまっ」


舐めたら美味しかったので兎の兄弟にお裾分けして舐めてたらクマさんの殺気が増し、銀と疾風からも視線は感じましたが、銀と疾風に後で食べようねと言ったら嬉しそうな返事が聞けました。危険回避成功?



「ある~日~、闇の中~、クマさんに~、出会~った。暗いや~み~の~な~か~・・・クマさんに~出会~った~。銀さんの、いうことわん、ティル~は、お逃げなさい~・・・言ってないからと~睨まないでくれ~」


気分的に歌ってみたら洞窟では響くねぇ~そして内容に銀がチラッとこっちを睨んだけど・・・内容が悪かったの?怒らないでっ!お願い銀!私を見捨てないでっ!


「あんれ~??」


歌と銀の態度に気をとられていたらいつの間にかクマさん・・・居なくなってる~!!なんで?なんで?どうして?



・・・・・・もしかして・・・・・・




「私・・・音痴なのっ!?」






叫んだ私を慰めるように銀達みんな総出で体をスリスリって可愛いっ!ありがとう・・・ってえ?違う?水飴をくれ?・・・ハイ、ソウデスネ。





私・・・音痴なのかなぁ~・・・歌うの好きなのに・・・









休日のちょっとした暇潰しになっていれば幸いですが如何でしょうか?


では、また次回の更新に覗いて見てください

宜しくお願いしますm(_ _)m

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