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おいで、ませませ~もっふもふ~~

ふっふっふ(  ̄ー ̄)ブックマークが88件になってました~同じ数字が並んでいて1人で喜んでました帰ってきました~主人公~おバカ&お間抜けスイッチ入りました~



 



 光が収束していた場所はとても暗い洞窟でした・・・暗い場所に居ても身動きが出来ないので明かりを作ろうとゴソゴソとバックの中を漁るとランタンが入ってました~!!ただ・・・入っていたけどランタンの上にソーラーパネルのようなものが付いてるヤツです!!誰ですか?じゃあ使えないって思った人は!みたいなものですからね?ただ本当に凄いのはそのパネルって焚き火の光だけでも継続して使えるので本当にソーラーパネルっぽいんですよねぇ~。

 ただそれだけじゃないのがこの商品の良い所なんですっ!!なんと!災害時にも使える優れ物なんです!その機能がパネルに直接魔力を注ぎます!そしてスイッチをONにするとほ~らこんなに明るくなりました~!!魔力が無いとか心配の皆さまにはこちらの使い捨ての魔力カードをセットに致します!お値段はお安くなっております!是非ご利用ください~!!


「1人通販番組って・・・空しい・・・」


ランタンを片手に持って掲げながらクルッと1周するが何もない場所で入り口が・・・この場合は出入り口か・・・1つあるだけだった。何の変哲もない岩のゴツゴツとした四方を囲まれている部屋のような場所だった。居るのは私と銀だけ・・・うん?疾風?いたよね?光の中にいたよね?はぐれちゃったのっ!?


「疾風・・・探さなくっちゃ・・・でも・・・どこを?」


どうしたら良いのか分からずに俯くと下から私を見上げる銀と目が合い銀はどうしたの?いうように首を傾げてきた。・・・可愛いっ!非常事態に非常識だけど可愛いっ!!・・・非常事態だから・・・非常識にはならないのかな?・・・・・・どっちでも良いか。(いやいや、良くないと思う!どんだけ自己中!?)


「銀・・・疾風はどこにいるのかな?」


聞いても分からないとは思うのに銀の首に抱きつきながら段々小さくなる声で尋ねると銀は出入り口を見てウォンっと小さく鳴きました。


「うにゅ?銀?どうしたの?」


銀に促されて出入り口を見ると大きくなっている疾風が何かをガッチリ掴んで戻ってきた。・・・そう・・・何かを掴んで・・・。


「疾風・・・?それなぁ~に?」


疾風の掴んでいる灰色の物体Ⅹは垂れた長い耳と丸いしっぽにちょっと長い毛皮に覆われている物体Ⅹ・・・そう皆さんが辿り着いた答えの生物に・・・近いです。・・・そう近いんです・・・。


疾風に可愛く聞いたけど色々なもので私は精神的大ダメージと衝撃を受けています。自分の中だけで・・・ですが。疾風は私が可愛く聞いた事で喜んでくれてると勘違いしたのか嬉しそうにピィって答えていますが私はかなりのドン引きですよ?だってね?その生物は頭に3cm位の角と重力に逆らった牙を持っていて鼻が・・・豚さんのようでした・・・可愛くないっ!特に牙っ!怖いわっ!なんで上向きのなのよっ!


   ーーー ピョッ、ピョッ ーーー  


「うんん?何?」


疾風が捕ってきた物体Ⅹのお腹の袋から・・・袋っ!?まさかの有袋類ゆうたいるいなのっ!?オドオドしながら袋から顔を出したのは小さな兎。・・・そう兎。垂れ耳に円らな瞳に逆三角のお鼻。頭には1cm位の角があるが牙はない・・・何それっ!可愛すぎるんだけどっ!!


「子供・・・?」


近づくと怯えて袋の中に隠れてしまうがお腹の袋がモゴモゴと動いている様子が分かる。ただ気になっていたのは私だけでなく銀もだったようで袋の中に鼻先を突っ込んでガサゴソと探っていると驚いて飛び出して私の腕の中に収まった・・・2匹。兎だから2羽かな?・・・あれれ?1羽じゃないの?よく見るともう1羽の方は体が小さくて弱っていた。しかも色がもう1羽と違っていて真っ白な雪のような毛並みに真っ赤な瞳。ヤバイよ~可愛すぎる~~!!もう1羽は茶色だったんだけど銀や疾風に怯えてプルプルが止まらない。



「大丈夫だよ?銀も疾風も襲ってこないからね?」


優しく撫でながら言い聞かせるとチラッと私を見上げてからチラチラと銀と疾風を見るが怖いのか私に体を擦り付けるようにグリグリしてきて離れようとしなかった。


「取り合えずこの真っ白な子を元気にしないとね・・・薬草食べさせると良いのかな?」


白い兎の子に薬草を鼻先に持っていくとクンクンと臭いを嗅ぐけど食べようとしなかった。呼吸も弱々しいので食べる気力も残っていないようだ。


「薬を作ってみようかな・・・ただ・・・材料がない」


薬を作るのに材料が必要になるがここで手に入るのだろうか?どこかも分からない洞窟の中にいるのに素材があるのか・・・・・・



「在庫はない・・・後は・・・」


あまりというか普段はやらない方法。邪道と言われている方法しかないがそれなら出来る。・・・材料は魔物や動物の血液と薬草を合わせる方法だがこれは人体には向かない。特に魔物の血液は人体には悪影響しかない。たった1滴だけでも死に至る事もある。だた効果としては性能はグンと上がり魔物の血液効果で体力や身体能力を上げてくれる。適応できた者だけがその効果を実感出来るという物だが先程も言ったが邪道といわれる方法で人体に悪影響というか劇薬。だから市場なんかに出るわけがない代物。



「ごめんね・・・」


母親に注射器のような形をブスッと刺すとドンドンと中に溜まっていく黄色い液体。・・・黄色の血液なんですが魔物は様々な色の血液を持っているが属性によって色が違うのでは?と言われているが真相は解明されていない。研究テーマとしてやっている人もいるらしい。それを専用の容器に逆さまに刺すとポツポツと容器に溜まっていく。何本か母親の体に刺して専用容器に刺すとゆっくりとだが徐々に容器は一杯になっている。



「さて・・・材料はなんとかなりそうだからやってみようか」


他の材料を磨り潰したり煮込んだりとしながら準備を進めると容器に一杯になってた血液を投入するとツーンと鼻に刺激臭が漂いゴボッと大きな音を立てて盛り上がってくる。



「完成っ!」


木の器に入れて冷ましていると元気な兎の方が近づいてクンクンと臭いを嗅いでいる。興味を増したのかペロッと舐めてから首を傾げてからまた舐めていたが止まらなくなってきたのか移した分を全部平らげていたが満足したらまた私の体にスリスリしてから近くで丸まって寝始めた。


白い子に木のスプーンで冷ましながらゆっくりと口に入れていくと徐々にだがモゾモゾと体を動かしていた。ある程度飲ませたら残りは保存用容器に入れておき、母親の血液をまた使うかもしれないと専用容器の持っていた分だけ貰っておいた。後は命を美味しく頂きました。


残酷ですが人間は生きるためには他の命を貰わなければ生きられない弱い存在なんです。だから食事の時の感謝は大切なんです!!


・・・罪悪感が半端ないですが・・・だって・・・ねぇ?


この子達のお母さんを食べちゃうわけですしね・・・



「では残りのお肉などもちゃんと保存して置きますか。毛皮はこの子達のベットに・・・あれ?あれれ?」


お母さんの股間に・・・あってはならないものが・・・嘘だよね?まさかまさか・・・・・・


「お父~さ~ん~~っ!!」


思わず叫んでしまったのは仕方がないと思うの・・・だってお父さんだとは思ってなくって予想外すぎたんだから・・・







評価ポイント徐々に増えてきてじわじわとくる喜びこれも皆様の優しさで出来ています!!


ありがとうございますm(_ _)m


ではその優しさにつけこんで評価をポチッとお願いします・・・えへ?調子が良すぎる?


・・・確かに!!


さて・・・恋愛っていつ起こるのかな?これ完全にジャンル詐欺ですね・・・ジャンル変えようかなぁ~これはコメディーで良いのかなぁ~?


いつも本当にありがとうございますではまた次回にお会いしましょうっ!!

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