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殲滅の魔法少女  作者: A12i3e
1章 プロローグ的なもの
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1-1.魔法少女ダイジェスト

 時は真夜中、間もなく日が変わるという時間帯。

 日本のとある寂れた街、見晴らしの良い丘にその少女は立っていた。


 スラっとしたシルエットに闇夜に映える白い肌。ゴスロリを多少大人しくしたような漆黒のドレスを身に纏い、1人佇む。

 顔には目の部分だけをくり抜かれた真っ白な仮面が覆っており、そこから覗くのは真紅に透き通った瞳。そして月夜に煌めく白銀の髪をはためかせ、空を見上げる。


「……もう、終わり、か」


 誰に聞かせるでもなく、落ち着いた声色で、どことなく寂しそうに、少女はそう呟いた。











 私は桜井灰被姫。12歳。中学1年生。

 ちなみに灰被姫と書いてプリンセスと読みます。こんな名前をつけた親なんて死ねばいいのに。

 そもそも灰被姫ならシンデレラじゃないの?いや、どっちにしろ嫌だけどさ。


 御多分に洩れず名前のせいで学校ではいじめられていたりします。

 幸いなのは、いじめの種類が主に悪口や無視といった程度なので、比較的快適な学校生活なことか。

 こんな呑気なことを言っていられるのも3年前の出会いのおかげなんだろうなぁ。


 そう、今日から数えて丁度3年前。私は度重なる悪口や無視に心が折れそうになっていた。

 今の私から思えばなんてことのない、鼻で笑える程度のことではあるが、当時の私は小学生。更には田舎ということもあって、その狭いコミュニティから弾かれたら味方になってくれる人はいない。


 本来なら親が味方になるべきなのだろうが、灰被姫(プリンセス)なんてふざけた名前をつける親だ、当然ながら頭はお花畑で話にならない。

 名前のせいで私は不幸だと主張した結果、父親は「せっかく親が考えてつけた名前に文句を言うのか」と怒鳴り、母親は「可愛い名前をつけてあげたのに」とヒステリーを起こす。

 そんな環境に幼い精神が耐えられるわけがなかったのだ。

 むしろそれまで良く保った。自分で自分を褒めてあげたい。


 そして心が折れそうになり、全てを諦めようかと思いかけた時、運命の出会いを果たした。

 私の3年前からの相棒きぃちゃん。

 ちょっと口うるさいけど、私のことを大事に思ってくれている存在。

 それは指輪型の魔法の道具。

 きぃちゃんが言うには魔女の叡智という知性のある武器。

 魔法少女の杖。固有名称キザイアメイスン。愛称、きぃちゃん。命名、私。

 そう、私は3年前にきぃちゃんと出会い、魔法少女になったのだ。


 きぃちゃんはフラス=パモンという、地球とは遥か遠い星からやってきたらしい。

 その星は地球よりも遥かに文明が進んでおり、科学と魔法が発達し高度な技術を持ち、そしてそのため戦争が起こってしまったそうだ。

 それは発達した技術の中でも最先端である、魔女の叡智を巡る争い。つまり、きぃちゃんを求めて起こった戦争である。


 そんなきぃちゃんを創った人たちは、他国にきぃちゃんが渡り悪用されないよう、壊すことを試みようとするが、あらゆる知識を詰め込み、長年をかけて製作してきた自分たちの技術の集大成である、きぃちゃんを壊すということは心情的にどうしても出来なかったらしい。

 そんなことをしなくても、そんなに凄い道具なら自分たちで使って守ればいいのにと思ったんだけど、どうやらきぃちゃん側の国には、きぃちゃんと魔力の波長が合い、かつ使用するに耐えうる魔力量を保持する人物がいなかったらしい。前提条件として魔力の波長が合わないと使用することすら出来ないという。じゃあ何でそんなもの創ったのよ……。


 で、結局のところ、使えない、壊せない、となると見つからないところに隠そうとなったそうな。

 さすがにきぃちゃんを創れるだけあって、きぃちゃんの生まれた国は大国であったらしく、1対1であればどの国と戦っても負けない戦力はあったそうなのだけど、他の国全てが敵国となってしまっては国が滅びるのは必定。もうどうにもならない、猶予もないとなり、考えた結果が追跡をしにくいようにするため、魔力を暴発させ無作為に星を越え転移させるというものだった。

 そうと決まれば行動は早く、魔女の叡智に関するデータの一切を破棄し、きぃちゃんを無作為に転移させるための準備にかかった。

 その結果として、きぃちゃんは私の下へとやってきたのだ。


 しかし転移するにあたって、きぃちゃんに詰め込まれた知識はまだ完全にきぃちゃんに定着していなかったらしく、魔力の暴発の際に負荷がかかりすぎて散らばってしまったらしい。

 幸いにも同じ空間を転移することには成功したらしく、その知識の欠片は全て地球のどこかに散ったという。

 場所を特定することは出来るらしく、その欠片を集めるのを手伝って欲しいときぃちゃんに頼まれ、私がそれを了承し、魔法少女となることが決定した。


 どうも私は何故かきぃちゃんと魔力の波長がこの上ないほど合っていて、きぃちゃんが過去に見たことのある魔術師たちと比べても上位に入るほどの魔力量を持っているらしい。

 そんなに魔力を持っていても魔法が使えないんじゃ意味ないのにと呟いてみれば、魔法は確かに存在しており、地球の人類はその使い方を知らないだけだ、ときぃちゃんに教えられた。

 まじっすか、使い方がわかれば使えるんだ。


 ともかく、きぃちゃんを使うことの出来る私のところに転移してきたのはすごい偶然だねと話しかけてみれば、きぃちゃん曰く、転移可能な範囲内に最上の適合者がいたため、引き寄せられたのだろう、と。

 まぁ、偶然にしろ、必然にしろ、そんなことはどうでもいい。きぃちゃんと出会った結果、私は救われるのだから。未熟な、幼かった私は救われたのだから。


 それからは、いじめなんてものは大したことのない存在へと成り下がった。

 何故?そんなの決まってる。私にはきぃちゃんという相棒ができた。

 今までは私は1人だった。周りに味方はいない。でも、今は私を理解してくれる相棒がいる。1人じゃないというのはそれだけで心強いものだ。たとえそれが周りの人からは見えない存在だったとしても。

 しかもきぃちゃんは地球よりも遥かに進んだ技術を持つ星の、更には、欠片が幾つか散ったとはいえあらゆる知識を詰め込まれた叡智の塊のようなもの。

 そんなきぃちゃんと接しているうちに、私をいじめている生徒共、それを傍観する教師共、頭のおかしい両親、助けてくれない親類、みんなみんな、愚かな、取るに足らない存在なんだと理解できた。

 今までの私はなんて愚かだったのだろう。あんな虫にも劣る存在を気にして生活していたなんて。

 きぃちゃんに出会わなければ、あんな奴らのために自ら命を絶ったかもしれないなんて、なんて馬鹿らしいんだろう。


 そして、私は穏やかな生活を手に入れた。

 起きて、学校へ行き、家へ帰り、趣味のゲームをし、欠片を集め、寝る。

 人によってはつまらない生活というかもしれない。

 でも、私にとってはそんなつまらないことが何事も無くおくれるということは、とてもとても大事なことなのだ。

 そんな充実した毎日なのだけど、実は欠片を集めるということに大きな問題があった。

 散らばった欠片の数が2,048個ってどういうことよ?しかも日本だけじゃなく、世界中にって……。

 さすがにこの情報を後出しするのはずるくない?きぃちゃん。

 まぁ、別に急ぎじゃないって言うし、仮に先に言われていても集めることになったんだろうけどさ。


 きぃちゃんと出会い、数日経って私の精神が落ち着き始めた頃、ついに欠片を集めに行くことになった。

 どうやら欠片は自己を保護するプログラムが組まれているらしく、魔法を使ってちょちょいとしてやる必要があるらしい。

 そしてついにきました、私の魔法少女への変身第一回目。

 アニメみたいに変身バンクなんてありませんでした。一瞬で変身完了。非常にあっけなかったことを覚えています。

 しかし、変身後に私は大いに驚くことになる。

 自室で変身したんですが、鏡で自分の姿を見てびっくり。

 第一印象は「え?これ誰?」でした。

 148cmしかなかった低身長がスラっと高く伸びており、恐らく160cmくらいの身長になっていた。

 更に服装も変わっており、ひらひらした黒いドレスを身に纏い、黒かった髪の毛は白銀色に輝き、肩の位置で結ばれていたおさげは解かれ、お尻の位置まで伸びたロングヘアーが存在を主張する。

 そして何よりも特徴的なのは、その顔を覆う真っ白な仮面とそこから覗く真紅の瞳。

 此処に魔法少女ナハブの爆誕した瞬間だった。

 え?何これ?

 ちなみにこの時はまだわからなかったけど、声も少し大人びたものへと変わっていた。


 いやいやいやいやいや、何これ?どうなってんの?どういうこと?どうすんのこれ?

 てかナハブって何よ?どこからきたの?どうすんの?何すんの?どうなっちゃったの?

 あまりに私が混乱して呆けているもので、きぃちゃんが落ち着かせてくれ、説明してくれた。


 ナハブというのはきぃちゃんの所持者に付けられるコードネームのようなものらしい。

 何故そんなものが必要なのかというと、私が変身した姿にも関わってくるらしい。

 曰く、馬鹿正直に本名、容姿、素顔、声なんかを晒したら身バレして面倒くさいことになるでしょう?とのこと。

 私は思わず納得してしまった。

 あのゴミどもに私が魔法少女なんてことをやっているのが知られたら軽く死ねる。恥ずか死ぬ。いじめより耐えられないかもしれない。

 グッジョブだよきぃちゃん。そしてきぃちゃんの製作者たち。


 そうして私たちの欠片集めが始まったのだ。

 欠片は順調に集まっていった。が、如何せん数が多い。

 本当に全部集まるの?とも思ったけど、ここでまたもやきぃちゃんの出番。

 きぃちゃんはあらゆる魔法に親和性の高い魔法少女の杖であるが、特に時空魔法に親和性が高いらしい。

 そんなきぃちゃんと魔力の波長が合う私も時空魔法に親和性が高いらしい。

 そう、それはつまり、時空魔法のお約束、転移魔法が使えるということ。

 魔力を暴発させてきぃちゃんを無作為転移させるということも、この辺りの事情があったからこそ可能だったことらしい。


 しかし、この転移魔法も世界中どこでも無制限に転移できるなんていう万能なものではなく、転移先の座標、地形、時間軸、大気の質量、その他諸々のかなりの項目を完全に把握している必要があるのだという。

 当然私にはさっぱりわからない。その辺はきぃちゃんがやってくれるのだが、知識の欠片が散らばってしまっている現状では、自らの到達した場所へしか安全に転移することが出来ないとのこと。

 でも、知識の欠片を全て吸収して完全な状態になれば、ほぼあらゆる場所への転移が可能になるんだって。何という万能。きぃちゃんまじすげー。


 そうはいっても現状転移魔法には制限がかかっているようなもので、他の移動手段を、となるとやはり飛行魔法。

 やったよ、私、空飛んじゃってるよ。やっぱり魔法少女なら空が飛べなきゃ始まらないよね。

 しかも、飛行魔法も時空魔法のカテゴリに入るらしい。時空魔法すげー。


 そうして、欠片集めに奔走し、2年と少しの月日が流れる。

 既に欠片は半分以上が集められ、しかし、まだ半分ある、とゲンナリしていた時にそれは現れた。

 フラス=パモンからきぃちゃんを手に入れるためやってきた魔術師。

 私たちは通称としてフラスの魔術師と呼んでいる存在。

 どうやらフラスの魔術師たちも欠片を集め、完全な状態になったきぃちゃんを手にしようと地球までやってきたのだ。

 追跡しにくいようにと無作為転移したはずなのに、よくもまぁ頑張って追ってきたものだ。2年程度でやってくるとかきぃちゃんもびっくりだったよ。


 しかしながら、私の相棒は最強だ。

 何と言ってもフラス=パモンの技術の粋を集めた武器である。

 そんな存在に、たかが魔術師程度がかなうわけが無いのだ。たとえフラスの魔術師が、あらゆる星の中でも最高クラスの魔術師である、という事実があったとしてもだ。

 結果、フラスの魔術師を倒し、彼らの集めた欠片を回収・吸収していく。やばい、これめっちゃ効率いいんですけど。

 彼らは欠片を数十個程度集めてからこちらを襲ってくる傾向があり、それを打倒することで欠片も数十個一気に集めることが出来る。敵も倒して欠片も集まる。まさに一石二鳥。


 ただ、一つ懸念がある。

 フラスの魔術師たちが欠片を集めたまま星へ帰ってしまわないかということだ。

 欠片であろうとそれには膨大な知識が詰まっているはず。

 それを自分の所属する星・国へ持ち帰り解析されるということはないだろうか。

 ふと心配になってそんなことをきぃちゃんに聞いてみるが、それは問題無いという。


 欠片はきぃちゃん専用のものとなっているらしく、きぃちゃんに吸収させずに欠片の状態で長距離を移動すると、何故か元あった場所へ強制的に転移するらしい。

 何故そうなるのかというのは説明が難しすぎて理解できなかったけど、欠片の自己保護プログラムが関係しているということだけはなんとか理解できた。

 そのため、フラスの魔術師は欠片を集めても自国へ戻るわけにもいかず、きぃちゃんを手に入れるべく私たちを襲うしかないのだという。

 なんという都合の良い展開。


 そして今日、欠片集めも終わりを告げる。

 欠片を集め終わったらきぃちゃんはどうするのかと聞いたことがある。

 集め終わったらきぃちゃんはどこかへ行ってしまうのかもしれないと思ったから。

 でも、きぃちゃんはずっと私と一緒にいてくれると約束してくれた。一生の相棒だ。

 まぁそれでも、この欠片集めが終わってしまうのは少し寂しくもあるけどね。


 思えば丁度3年前、私の誕生日にきぃちゃんと出会い、3年経った今日、欠片を集めるという約束は果たされる。

 時刻は深夜。もう間もなく日が変わり、日が変われば私はまた1歳年をとる。

 最後の欠片は切りが良いから日が変わってから吸収しようときぃちゃんと決めた。

 その欠片を持ってきたフラスの魔術師は私たちが倒して地面に転がっている。

 しばらくすれば本国へ転送されるはずだ。何度経験しても謎な技術よね。


『ナハブ、そろそろ時間です』


 きぃちゃんの声が直接頭の中へ届く。

 これは思念通話という魔法。私が変身しなくても唯一使えるようになった簡単な魔法。

 変身している間はきぃちゃんが魔法を使う補助をしてくれるから簡単に魔法が使える。と言うか、ほぼ全てをきぃちゃんがやってくれる。補助って言葉の意味って何だっけ?本当に優秀な相棒だ。

 しかし、変身をしていない時は全て自分でやらなくてはならない。これがまた非常に難しい。だってきぃちゃんに出会うまでは魔法なんて存在しないと思っていたんだよ?魔法を使うための技術なんて持っているわけがない。

 でも、思念通話だけは必死に練習した。だってこれが使えないと、きぃちゃんと話す時にぶつぶつと独り言を言っている危ない人になっちゃう。


「そうね、準備しましょうか」


 きぃちゃんの言葉に私は声を出して答え、地面に置いていたきぃちゃんを手に取る。

 それは指輪の形ではなく、魔法少女の杖としてのきぃちゃん。

 金属のように硬質で節くれだっており、長さは私の身長よりも少し長いくらい。180cmくらいあるかな?

 杖の天辺には如何にも魔法少女の杖ですと言わんばかりの装飾がこれでもかと施されており、とても中二心をくすぐります。私、中一ですけどね。


「で、どうするんだっけ?」

『欠片を吸収した後、私は情報の最適化作業へと移行します。最適化作業中の私は魔力が非常に不安定になりますので、余計なちょっかいをかけないようお願いします。……くれぐれもお願いしますね?』

「失礼な!そんなに念押さなくてもそんなことしないわよ」

『あなた、余計なことするの大好きじゃない』


 私は黙ってきぃちゃんから目を逸らす。


「別に、大事なときにふざけたりなんかしないわよ?」

『いっつもそんなこと言ってろくでもないことするじゃない。つい4ヶ月前だってあなたロンドンで――――』

「あーーーーー!あーーーーー!あーーーーー!。ごめんなさい。私が悪かったです。もうしません」

『何度その言葉を聞いたことか』

「そんなことより始めましょ?」

『まったくもう』


 形勢は私が不利。さっさと作業に入ったほうが良いようだ。


『では始めますので、くれぐれも大人しくしててくださいね?』

「はいはい、わかりましたよ」


 私はきぃちゃんを手に持ったまま最後の欠片を吸収させる。

 途端、きぃちゃんの全体が発光し、宙へ浮いた。

 これが最適化ってやつかな?

 しばらく眺めているとどんどん発光が強くなっていく。

 なんか微妙に振動しているような気がするけど、だいじょぶなのこれ?

 そんなことをぼーっと考えていたが、ふと後ろに気配を感じ振り向く。


「なっ!あんたまだ転送されてなかったのっ?」


 そこには先程倒したはずのフラスの魔術師が満身創痍で立ち上がっていた。


「我等の、手に、入らぬなら、ば、この世、から、存在、その、もの、を、消し去って、くれよ、う。今、なら、貴、様も、邪魔は、出来ま、い」


 息も絶え絶えにそうセリフを言い切ると、前に倒れながらも魔力の塊をきぃちゃんへと向けて射出した。

 それは最後の力を振り絞ったのか、高濃度かつ大容量の魔力の塊だった。


「きぃちゃん危ない!」


 私は無意識にきぃちゃんの下へと走りだす。


『ナハブ!来ては駄目です!』


 そんなことを言われても私は止まれない。だって体が勝手に動くんだもの。


『駄目です!あなたまで巻き込まれてしま――――』


 そんなつれないことを言わないでよ相棒。

 私がそう思ったのと、私がきぃちゃんの下へと辿り着いたのと、魔力の塊がやってきたのは、同時だった。


 瞬間、辺り一帯は直視できないほどの光に包まれ、徐々に拡散されていく。

 一体どのくらいの時間が経っただろうか。一瞬のようにも、永遠のようにも思える時間。

 光が完全に収まったそこには、何者も存在せず、ただ静寂だけがあった。

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