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海の焦げた跡

隠された楽園

作者: 海之本

分厚い 錆びた扉の奥深く

秘められた楽園に貴方を住まわせる

僕を愚かだというのなら

貴方の中から 僕を消してしまえばいい

僕が貴方を住まわせるから

貴方のすべてをこの園に隠してしまおう

誰にも気づかれぬまま 僕は貴方で埋め尽くされ咲き乱れる

それが心地好いといえば 貴方は笑うだろうか?

僕の細胞までもが 貴方を知ろうと悲しく騒めき揺れ動く

貴方が僕を消し去っても 僕はかまわない

貴方が僕を否定しようとも 僕は頷こう

例え 僕を拒む貴方の瞳が冷たく過ぎ行こうとも

僕は貴方に呑まれ咲き誇る

貴方をこの園に隠してしまおう

僕の中 閉ざされた胸の奥深く

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― 新着の感想 ―
[良い点] 熱烈な愛の詩ですね。こんなに強く誰かのことを想ってみたいです。
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