真心を忘れないで
名前を知らない君
祝福される二人
君は笑ってる
戸惑いながらとりあえず
僕も笑った
みんな笑ってる
だから僕は深くは探らない
幸せがここにあればいい。
見知らぬ君の手を強く握り締め
二人は階段を上っていく
遠のいていくみんな
「ありがとう」
みんなの幸せを願った
心からあなたを守ろうと誓った
心から自分の幸せに感謝した
当たり前に光が輝きつづけるなんて
思わないように
どうか
真心を見失いませんように
瞳を閉じた君の頬に
静かにキスをした