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第96話:タコの村(クラーケン編)②

聖矢達は、宿屋で話をしている。


聖矢「氷上で戦うなら、滑らないようにしないとな。」


シルフィー「そうですね。」


ナターシャ「私、氷上で戦った事ないわよ。」 


聖矢「僕もないよ。」


ナターシャ「ガイアスは雪降らないからね。」


シンシア「雪の降るのって、マナードですね。」


聖矢「マナードか…。」


シルフィー「ライムさんに聞いてみるのはどうですか?」


聖矢「んー、ライムさんとメリラさんは飛びそう…。」


シンシア「竜人族ですからね。」


ナターシャ「ヘレンは?」


聖矢「聞きに行ってみる?」


ナターシャ「うん、ヘレンに用もあるし。」


聖矢「???」


ナターシャ「シルフィー、花屋に行こう。」


シルフィーは頷く。


シルフィー「転移、ヘレンの花屋!」


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


ヘレンの店に転移してくると、行列が出来ていた。


住民「わっ!?」


聖矢「行列が出来てる…。」


シンシア「驚かせたみたいですね。」


住民「領主様!?」


聖矢「すみません、驚かせてしまって…。」


住民「いえ、驚きましたが、領主様でホッとしました。」


行列の人達が笑う。


ナターシャ「ねえ、聖矢。」


聖矢「ナターシャどえした?」


ナターシャ「店名が決まったみたいよ。」


ナターシャは、看板を指差す。


聖矢「フラワーガーデンか。」


シルフィー「花屋さんらしい店名ですね。」


聖矢「ああ、花園か。」


住民「ヘレンさんに頼まれて、皆で考えたんですよ。」


聖矢「そっか。」


シンシア「皆さんと馴染んでるみたいですね。」


聖矢「そうみたいだな。」


シルフィー「聖矢さん、閉店してから、また来ませんか?」


聖矢「そうだな。」


聖矢達は、一度屋敷へ行く事にした。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


聖矢達は、先に畑にやって来た。


聖矢「あっ、居た居た。」


5人「ライムさーん、メリラさーん!」


2人「あらまあ。」


ライム「帰って来とったんか。」


聖矢「ええ、少し聞きたい事があって。」


ライム「何じゃ聞きたい事とは?」


聖矢「実は…。」


聖矢は、タコの村の事を話した。


ライム「クラーケンか。」


聖矢「はい、それで海上を凍らせて戦おうと思ったのですが…。」


ライム「だから滑らない方法じゃな。」


聖矢「はい、何かありますか?」


メリラ「私等は飛べるからのぉ。」


ライム「力になれずすまんのぉ。」


聖矢「いえ、誰か氷上で活動してる知り合いは居ませんか?」


ライム「誰かおるかのぉ…。」


メリラ「帝都にはおらんな…。」


聖矢「そうですか…。」


シルフィー「ありがとうごさいました。」


2人「いやいや、気にせんでええぞ。」


聖矢達は屋敷へ向かった。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


5人「ただいま。」


マリア「皆さん、おかえりなさい!」


聖矢「変わった事はない?」


マリア「得には無いですね。」


聖矢「それなら良かった。」


マリア「でも、デリア様とミリス様の宝飾品のデザインとドレスのデザインが出来たと手紙が届きましたよ。」


聖矢「じゃあ、クラーケンを退治してからだな。」


マリア「クラーケンですか?」


聖矢「うん。」


聖矢は、タコの村の事を話した。


マリア「そうでしたか。」


聖矢「用事が終われば迎えに行けよ。」


マリア「はい、お店に連絡しますね。」


聖矢「よろしく。」


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


閉店の時間になり、ヘレンの店に来た。


カランカラン!!


ヘレン「あっ、もう閉店なんです。」


聖矢「ヘレン、元気そうだね。」


ヘレン「あっ、皆さん。」


シルフィー「すごい行列だったね。」


ヘレン「はい、沢山買いに来ていただいてます。」


ライム「来たようじゃな。」


聖矢「ライムさん。」


メリラ「ヘレンには、話はしてあるぞ。」


ヘレン「はい、お2人から話しは聞いてます。」


聖矢「それなら話は早い。」


ヘレン「えっと…。」


ヘレンは、カウンター下から靴を取り出した。


ヘレン「私が使ってるのは、この靴ですね。」


ヘレンが見せてけれた靴は、靴底に小さな棘が付いていた。


聖矢「これで滑らない?」


ヘレン「絶対ではないですが…。」


聖矢「靴は、何処で買えますか?」


ヘレン「ザネルの町の靴屋なら売ってますよ。」


聖矢「そうなんだ、ありがとう。」


ヘレン「いえ、お役に立てたなら良かったです。」


ナターシャ「早速行く?」


聖矢「いやいや、夕方だし、閉店してるでしょ。」


ヘレン「はい、制作の時間の為、お昼から夕方しか開店してませんよ。」


聖矢「じゃあ、タコの村に一度戻るか。」


ナターシャ「そうね、何人参加か知らないとね。」


聖矢「ああ、靴の用意もあるし。」


ヘレン「頑張ってくださいね。」


聖矢「はい。」


聖矢達は店を出ると、シルフィーの魔法でタコの村へ転移した。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


タコの村へ戻った聖矢達は、漁師長の元へ向かう。


聖矢「漁師長さん、人は集まりそうですか?」


漁師長「聖矢さん、すみません集まりそうにないです…。」


聖矢「そうですか…。」


漁師長「何とかなりますか?」


聖矢「何とかするしか。」


ナターシャ「ツインドラゴンに手伝ってもらえば?」


聖矢「戦力にはなるけど、どうだろ…。」


ナターシャ「聞いてみたら?」


聖矢「うん…。」


漁師長「ツインドラゴンって、モンスターですよね?」


聖矢「まあ、そえなんですが、話が出来るので。」


漁師長「はあ…。」


聖矢達は、波止場へ向かった。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


聖矢は、外海へ向かって。


聖矢「召喚、ツインドラゴン!」


聖矢は、ツインドラゴンを召喚した。


バサッ、バサッ、バサッ!


ツインドラゴン「聖矢ではないか。」


漁師長「本当にツインドラゴンだ…。」


ツインドラゴン「見かけない顔だな。」


聖矢「タコの村の漁師長さんです。」


ツインドラゴン「うむ。」


聖矢は、クラーケンの事を話した。


ツインドラゴン「クラーケンか、厄介なモンスターだな。」


聖矢「手伝ってもらえないかな?」


ツインドラゴン「聖矢達に頼まれたなら手伝うしかなかろう。」


聖矢「ありがとう。」


ツインドラゴン「いつ退治するんだ?」


聖矢「準備が出来てからかな。」


ツインドラゴン「わかった、準備が出来たら呼んでくれ。」


バサッ、バサッ、バサッ!


ツインドラゴンは、何処かへ飛び去って行った。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


港へ戻ると。


漁師長「ツインドラゴンと話すなんて凄いですね。」


聖矢「月の塔で知り合ったので。」


ナターシャ「初めての時は驚いたけどね。」


聖矢「ドラゴンが話したからね…。」


漁師長「船は用意しておくので、準備が出来たら港に来てください。」


聖矢「はい。」


聖矢達は、漁師長とわかれると、宿屋へ向かった。


***************


今回の報酬


特になし。


***************


∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴


名前:光野聖矢


Lv:48

(経験値:1126745 )


体力:3220


攻撃:450


防御:400


魔力:420


速度:390


幸運:350


―――――――――――――――


体攻防魔速運

◯✕○✕✕○✕


火水風光闇補回

○○◯○✕✕✕


特殊

調剤・検査・召喚・変身


∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


/\/\/パーティー\/\/\


聖矢:lv.48

シルフィー:lv.48

ナターシャlv.50

フィオナ:lv.48

シンシア:lv.50

カロン:lv.45

スーラ:lv.48

ゴス王女:lv.45

コス王子:lv.43

マリア:lv.40

ミリス:lv.30


\/\/\/\_/\/\/\/

読んでいただきありがとうございます。


ヘレンのおかげで、靴の情報を手に入れた。

しかし、戦いは聖矢達だけとなってしまった…。


感想や評価を頂けると幸いです。

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