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第95話:タコの村(クラーケン編)①

タコの村近くに転移してきた聖矢達。


聖矢「海の香りが。」


ナターシャ「久々よね。」


シルフィー「以前は、護衛で来ましたし。」


フィオナ「サハギン沢山倒した。」


聖矢「あの時は大変だった…。」



ナターシャ「私も毒を食らったもの。」


シンシア「それは大変でしたね。」


聖矢「他の冒険者や漁師さんのおかげで、解決したけどね。」


話しながら歩き、村へ到着した。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


村に入り、港へむかうと、漁師長と出会った。


漁師長「おぉ、聖矢さんじゃないか!」え


聖矢「漁師長さん、お久しぶりです。」


漁師長「また、町長の使いか?」


聖矢「いえ、今回は渡航です。」


漁師長「ほぉ、渡航ですか。」


聖矢「はい、スノームのエイセツの町へ。」


漁師長「エイセツですか…。」


漁師長の顔が曇る。


シルフィー「ここから行けますよね?」


漁師長「ああ、行けるには行けるんだが…。」


聖矢「何かあるんですか?」


漁師長「海上にクラーケンが居てな。」


シンシア「出港出来ない感じですか?」


漁師長「ええ、以前に比べて、冒険者が減ってしまって…。」


聖矢「依頼とかは?」


漁師長「出してます、王都にも…。」


ナターシャ「それでも集まらないのね。」


漁師長「面目ない次第で…。」


聖矢「サハギンと違って、巨大イカだしな…。」


ナターシャ「クラーケンってイカなの?」


聖矢「えっ、イカじゃないの!?」


漁師長「巨大イカです。」


聖矢「挑んだりは?」


漁師長「何度か…、でも物理攻撃が効かないので、退却しました…。」


ナターシャ「魔法で攻撃したらいいじゃない。」


漁師長「回復役しか連れてなくて…。」


漁師長は頭を掻く。


ナターシャ「聖矢、私達で倒さない?」


聖矢「海上だよ?」


ナターシャ「凍らせれば良いじゃない。」


聖矢「凍らせるか…。」


漁師長「聖矢さん達が戦ってくれるのは頼もしいですね。」


聖矢「まあ、準備が必要だな。」


漁師長「では、私は人集めをしよう。」


聖矢「お願いします。」


漁師長は、走って行った。


聖矢「じゃあ、ナターシャ達は、宿を取っておいて。」


ナターシャ「わかったわ、聖矢は?」


聖矢「僕は、村長に会ってくるよ。」


シンシア「私も行って良いですか?」


聖矢「良いけど。」


ナターシャ「じゃあ、村長によろしく。」


聖矢達は村長の家へ、ナターシャ達は宿屋に向かった。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


村長の家に来ると、村長が迎えてくれた。


村長「聖矢さん、また来てくれたんですね。」


聖矢「村長さん、お久しぶりです。」


聖矢の後に、シンシアも頭を下げる。


村長「そちらの女性は?」


聖矢「マナードで仲間になった、シンシアです。」


シンシア「シンシアです。」


村長「ああ、ご丁寧にどうも。」


聖矢「漁師長さんから聞きました、クラーケンが出ると。」


村長「そうなんです、航行が出来なくて、困ってます。」


聖矢「漁師長と話してまして、準備を整えてから、討伐しようと。」


村長「おお、そうですか!」


聖矢「はい、僕達はエイセツの町に行きたいので。」


村長「そうでしたか。」


聖矢「今回は、こんな所でお暇します。」


村長「はい、聖矢さんもシンシアさんも頑張ってください。」


2人「はい。」


聖矢達は、村長の家を後にした。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


宿屋で部屋を取り、外に出たナターシャ達。


ナターシャ「露天巡りしようか?」


フィオナ「うん。」


シルフィー「良いですね。」


ナターシャ「じゃあ、行こう。」


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


露店街へ来ると。


おばさん「あら、あんた達。」


シルフィー「おばさん、お久しぶりです。」


おばさん「また来たんだね。」


ナターシャ「船に乗るためにね。」


おばさん「そうかいそうかい、私は久々に娘から手紙が届いてね。」


シルフィー「良かったですね。」


おばさん「マナードに出稼ぎに行ってんだよ。」


ナターシャ「外国に、大変ですね。」


おばさん「でもね、久々に来た手紙にね、グラスの町に引越したって書いてたのよ。」


ナターシャ「??」


シルフィー「最近引越…?」


フィオナ「ヘレン…?」


おばさん「まあ、あんた達、ヘレンを知ってるのかい!?」


シルフィー「ええ、ヘレンさんのお引越をお手伝いしたので。」


おばさん「そうかいそうかい、ありがとうね。」


ナターシャ「いえ、もうお友達なので。」


おばさん「これからも仲良くしてやってね。」


ナターシャ「はい。」


おばさん「でも、ガイアスに居るなら、顔くらい見せにくれば良いのに。」


シルフィー「今度、会ったら伝えておきますね。」


おばさん「そえしてくれるかい、ありがとつ。」


おばさんは、ニコニコして何処かへ行ってしまった。


ナターシャ達は、露店で買い物をすると、宿屋に戻った。


***************


今回の報酬


特になし。


***************


∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴


名前:光野聖矢


Lv:48

(経験値:1126745 )


体力:3220


攻撃:450


防御:400


魔力:420


速度:390


幸運:350


―――――――――――――――


体攻防魔速運

◯✕○✕✕○✕


火水風光闇補回

○○◯○✕✕✕


特殊

調剤・検査・召喚・変身


∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


/\/\/パーティー\/\/\


聖矢:lv.48

シルフィー:lv.48

ナターシャlv.50

フィオナ:lv.48

シンシア:lv.50

カロン:lv.45

スーラ:lv.48

ゴス王女:lv.45

コス王子:lv.43

マリア:lv.40

ミリス:lv.30


\/\/\/\_/\/\/\/

読んでいただきありがとうございます。


タコの村で漁師長に聞かされたクラーケン。

そして、おばさんはヘレンの母だった。


感想や評価を頂けると幸いです。

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