第92話:謎の街④
ナターシャ達が屋敷の前にやって来た。
ナターシャ「やっと着いたわね。」
シンシア「はい、少し疲れれました。」
ナターシャ達は、屋敷に着くまでの間、罠に苦しんでいた。
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数時間前…。
ドサッ!
ナターシャ「キャッ!」
2人「ナターシャ!?」
ナターシャは落とし穴に落ちた。
ナターシャ「痛た…、何で落とし穴…。」
シンシア「どうしてですかね。」
ゴス王女「ずっと先まで沢山ありますよ。」
シルフィー「穴の場所わかるの?」
ゴス王女「わかるよ。」
シンシア「でわ、案内お願いできますか?」
ゴス王女「うん、任せて。」
ナターシャ「よいしょっ!」
ナターシャが穴から出てきた。
ナターシャ「あの魔女の仕業かな。」
シンシア「かもしれませんね、屋敷に来られるのは嫌そうでしたし。」
ナターシャ「次遭ったら文句言ってやるわ!」
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ゴス王女を先頭に、穴を避けて通っていると、ゴス王女が突然進めなくなった。
ゴス王女「あれ、進めません…。」
シンシア「どうしました?」
ゴス王女「何故か、前に進もうとすると、弾かれるんです…。」
カロンはゴス王女の先に飛び出すが、壁らしき物は無かった。
カロン「通れるよ?」
ゴス王女「私だけ進めないの?」
ゴス王女は、何度進もうとしてと弾かれた。
シルフィー「そんな事あるのかな?」
ナターシャは、ゴス王女を跨いでみるが、何もなかった?
ナターシャ「大丈夫そうよ。」
シンシアは、ゴス王女の目線で見てみると、何かが光った。
シンシア「何か王女さんの前にありますわ。」
ナターシャ「えっ、何々!?」
ナターシャも屈んで見ると、とても細い糸を見つけた。
ナターシャ「糸を見つけたわ。」
シンシア「王女さんの進めない原因ですね。」
ゴス王女「じゃあ、糸を切らないと。」
ゴス王女が、ナイフで切ろうとした時だった。
シルフィー「待って!」
ゴス王女は、寸前で止めた。
ナターシャ「シルフィー、どうしたの?」
シルフィー「これって、罠じゃないかな。」
シンシア「ですね。」
ナターシャ「じゃあ、魔法で切るしかないわね。」
ナターシャは王女を抱き上げ少し離れる。
ナターシャ「ウインドカッター!」
ウインドカッターで糸を切ると、家の中から矢が飛び出した。
ストトト!
シンシア「あの体制で糸を切ってたら危なかったですね。」
ゴス王女「私に物理声劇は効かないですよ。」
ナターシャ「そうだとしても危ないからね。」
ナターシャは、ウインドカッターで罠を外す。
シルフィー「沢山ありますね。」
シンシア「これって、魔女さんだけじゃないですよね?」
シンシア「やっぱり他にも人が居るんですかね。」
ナターシャ「なら、まとめてお説教してあげるわ!」
ナターシャは、拳を握り締める。
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そして今…。
ナターシャ「屋敷の魔女を問い詰めるわよ。」
ナターシャ達は、屋敷に入って行った。
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ガチャ!
屋敷の中は、陽の光だけが差し込む薄暗さだ。
ナターシャ「薄暗いわね。」
シルフィー「ホーリーライト!」
周りを明るく照らす。
シンシア「階段の上に大きな絵が飾られていますね。」
大階段の上には、大きな肖像画が飾ってある。
ナターシャ「ここの家主かしらね。」
シンシア「格好的には、魔法使いみたいですね。」
ナターシャ「あの魔女が?」
シルフィー「かもしれませんね。」
ナターシャ「順番に探そう。」
ナターシャ達は、1階から探し始めた。
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魔女「フォ、フォ、フォ、私を見つけられるかのぉ。」
魔女は、不敵な笑みを浮かべた。
魔女「サイコイリュージョン!」
魔女は、屋敷全体にかけた。
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今回の報酬
特になし。
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名前:光野聖矢
Lv:48
(経験値:1126745 )
体力:3220
攻撃:450
防御:400
魔力:420
速度:390
幸運:350
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体攻防魔速運
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火水風光闇補回
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特殊
調剤・検査・召喚・変身
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/\/\/パーティー\/\/\
聖矢:lv.48
シルフィー:lv.48
ナターシャlv.50
フィオナ:lv.48
シンシア:lv.50
カロン:lv.45
スーラ:lv.48
ゴス王女:lv.45
コス王子:lv.43
マリア:lv.40
ミリス:lv.30
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読んでいただきありがとうございます。
ナターシャ達は、魔女の罠に苦戦しつつ、屋敷に着いた。
屋敷の肖像画は、例の魔女なのか!?
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