第82話:お買い物(ミリス皇女)①
デリア女王の買い物、ミリス皇女の学院体験を語り明かし、次の日になった。
ミリス皇女「皆さん、おはようございます。」
ナターシャ・シルフィー・シンシア「ミリス様、おはようございます。」
フィオナ「おはよう。」
ミリス皇女「聖矢さんはまだですか?」
ナターシャ「うん、聖矢はいつも遅いよ。」
シンシア「ですね。」
ミリス皇女「そうなんですね。」
シルフィー「噂をしてたら聖矢さん起きてきましたよ。」
聖矢が欠伸をしながら起きてくる。
聖矢「ふぁ〜、何話してるの?」
ナターシャ「聖矢は、まだ寝てるのかって話。」
ミリス皇女「聖矢さん、おはようございます。」
聖矢「皇女様、おはようございます。」
ミリス皇女「眠そうですね?」
聖矢「朝は苦手なだけです、皆んなは朝から元気だね。」
マリア「皆さん、おはようございます。」
6人「おはようございます!」
マリア「ご飯が出来てますよ。」
ナターシャ「マリア、早起きだね。」
マリア「皆さん寝ていたので静かに起きました。」
聖矢「そんなに早く起きたの?」
ナターシャ「私が起きた時には部屋に居なかったし。」
マリア「いつもの事なので。」
聖矢「取り敢えず、朝食を食べよう。」
7人は、食堂で食事を済ませた。
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城門では、ミリス皇女とシルフィーとフィオナと聖矢とマリアが出かけようとしていた。
デリア女王「ミリス、楽しんでね。」
ミリス皇女「はい、お母様。」
皇帝「皆さん、ミリスを頼んだぞ。」
4人「はい!」
5人は、城を出発した。
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デリア女王「ナターシャさん、シンシアさん、私達は何をしましょう?」
ナターシャ「学院に行ってもね…。」
シンシア「そうですね…。」
シルビア「でわ、お菓子を作りましょう!」
ナターシャ「シルビアさん!?」
シルビア「ナターシャさん、お久しぶりね。」
デリア女王「ナターシャさん、こちらの方は?」
ナターシャ「えっと、シルビア・フォン・サクロンさんで、マリアのお母さんです。」
シルビア「シルビア・フォン・サクロンです。」
ナターシャ「マリアは、出掛けましたよ?」
シルビア「ええ、知ってますよ。」
ナターシャ「でわ、お城に用でも?」
シルビア「マリアから手紙で頼まれたのよ。」
シンシア「いつの間に…。」
シルビア「頼まれたのが嬉しかったのでしょうね。」
ナターシャ「街の案内を頼り切ってますけどね…。」
シルビア「良いのですよ、成長を見れますからね。」
デリア女王「マリアさんは、人気者ですね。」
シルビア「そうですか?」
デリア女王「グラスの町ては、人々がマリアさんを信頼してましたから。」
シルビア「娘の事を褒められるのは、誇らしいですね。」
デリア女王「そうですわね。」
ナターシャ「シルビアさん、お菓子って何を作るのですか?」
シルビア「聖矢さんの好きなお菓子って?」
ナターシャ「聞いた事無いわね。」
シンシア「私達、お菓子をあまり食べないですね。」
シルビア「あら、そえなの?」
2人「はい。」
シルビア「ミリスさんは何がお好きですか?」
デリア女王「ミリスは、プリンが好きですね。」
シルビア「プリンですか。」
デリア女王「作るの難しいですか?」
シルビア「いえいえ、簡単ですしアレンジもしやすいですよ。」
ナターシャ「プリンなら、聖矢も好きでしょ!」
シンシア「焼きプリン、蒸しプリン、プリンゼリー、色々ありますね。」
シルビア「そうね、今回は焼きプリンを作りましょう。」
3人「はい。」
シルビア「でわ、ガイアス王に調理場をお借りしてきますね。」
3人「はい、お願いします。」
4人は、王の間へ向かっていった。
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中心街へやって来た5人は。
聖矢「ミリス様、買いたい物は決まってますか?」
ミリス皇女「はい、お化粧品を買いたいですわ。」
マリア「お化粧品でしたら、あの店が良いですわ。」
マリアが指差す所に、『コスメイト』と言う店があった。
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カランカラン!
店員「いらっしゃいませ。」
ミリス皇女「キレイなお店。」
店員「ありがとうござおます。」
聖矢以外は、店内を見に行く。
聖矢「フィオナも気になるんだな…。」
フィオナ「うん。」
店員「女の子ですから。」
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ミリスは、口紅を見ている。
店員「使ってみますか?」
店員は、口紅を渡す。
店員「プルンとなりますよ。」
ミリスは、口紅を使ってみる。
ミリス皇女「まあ、プルンプルンですわ。」
店員「どうですか?」
ミリス皇女「とっても良いです!」
シルフィー「こっちの化粧水も良いですよ。」
店員「あら、お目が高い、この店の自信作です。」
シルフィー「聖矢さん、私も買って良いですか?」
聖矢「まとめて払うから良いよ。」
シルフィー「ありがとう。」
ミリス皇女「店員さん、おすすめのファンデーションはありますか?」
店員「ええ、こちらをどうぞ。」
店員が、おすすめを渡してくれる。
店員「肌を明るく見せてくれる、今年流行りのファンデーションです。」
ミリス皇女「塗りやすそうですね。」
店員「化粧品セットで買うと、お得ですよ。」
シルフィー「セットですか?」
店員「はい、化粧水・乳液・プライマー・ファンデーション・コンシーラー・チーク・アイブロー・アイシャドー・アイライン・マスカラのセットです。」
ミリス皇女「でも、人によって、物は変わりますよね?」
店員「はい、お好みで選んだ化粧品をセットでの価格です。」
聖矢「おいくらになるんですか?」
店員「金貨4枚ですね。」
聖矢「高いの?安いの?」
店員「低価格品のセットだと、高いですが、高価格品のセットだと、破格ですね。」
聖矢「でわ、4人分ですね。」
ミリス皇女・マリア「えっ、聖矢さん!?」
聖矢「良いよ、金貨16枚くらい。」
店員「太っ腹ですね。」
聖矢「また、明日も来ないといけないので。」
店員「はあ?」
4人は、試したりしながら、お好みの化粧品を選ぶ。
店員「こちらの化粧箱に入れてください。」
ミリス皇女「乳液はこれ。」
シルフィー「アイラインはこれにしよ。」
フィオナ「ルンルン!」
マリア「これを試してみようかしら。」
4人は、一つ一つ化粧箱に詰めていった。
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ミリス皇女「聖矢さん、選び終わりました。」
聖矢「わかった。」
聖矢は、カウンターへ行く。
店員「化粧品セット4点で、金貨16枚になります。」
聖矢「はい。」
聖矢は金貨で支払う。
店員「お買い上げありがとうございます。」
5人は、コスメイトを出た。
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ミリス皇女「聖矢さん、ありがとうございます。」
シルフィー「私達も良かってのですか?」
聖矢「良いよ、それでキレイになれるならね。」
シルフィー・フィオナ・マリア「ありがとう。」
聖矢「次は、何をしますか?」
ミリスは、少し考え。
ミリス皇女「私、買い物はもういいですね。」
聖矢「そうなんですか?」
ミリスは、頷いた後。
ミリス皇女「私、モンスターと戦ってみたいです!」
聖矢「えっ!?」
シルフィー「危ないですよ?」
ミリス皇女「はい、でも魔法を使って倒してみたいのです!」
聖矢「でもなぁ…。」
フィオナ「皇女様、守るよ。」
シルフィー「私もお手伝いします。」
マリア「私ももう一度戦ってみたいです。」
聖矢「召喚したモンスターでも良い?」
ミリス皇女「はい!」
聖矢「合成魔法はダメだよ?」
ミリス皇女「はい、私には早いのはわかりましたから。」
聖矢「わかった。」
シルフィー「転移、王都ガイアス付近!」
5人は、マリアを助けた丘に転移した。
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今回の報酬
特になし。
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名前:光野聖矢
Lv:48
(経験値:1126745 )
体力:3220
攻撃:450
防御:400
魔力:420
速度:390
幸運:350
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体攻防魔速運
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火水風光闇補回
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特殊
調剤・検査・召喚・変身
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/\/\/パーティー\/\/\
聖矢:lv.48
シルフィー:lv.48
ナターシャlv.50
フィオナ:lv.48
シンシア:lv.50
カロン:lv.45
スーラ:lv.48
ゴス王女:lv.45
コス王子:lv.43
マリア:lv.40
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読んでいただきありがとうございます。
化粧品は、沢山ある事に、驚いた。(作者としての感想。)
次回はモンスター退治!
感想や評価を頂けると幸いです。




