表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
81/171

第80話:お買い物(デリア女王)②

紅の宝飾屋を出た5人は、中心街へ戻って来た。


マリア「次はドレスですね。」


デリア女王「はい、良いお店はありますか?」


ナターシャ「グラスの町で着ているドレスは、どのお店で作った物なの?」


マリア「あのドレスは、グラスの町で作ってもらった物ですよ。」


デリア女王「どのようなドレスを着ているのですか?」


マリアは、バッグからドレスを取り出す。


デリア女王「キレイな緑のドレスね。」


ナターシャ「グラスの町に行かない?」


シルフィー「王都で買い物じゃ?」


ナターシャ「マリアのドレスがグラスの町のなら、行くべきよ!」


マリア「デリア女王様はどうなさいますか?」


デリア女王「ええ、お願いします。」


ナターシャ「シルフィー、お願い。」


シルフィー「転移、グラスの町!」


5人は、グラスの町へ転移した。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


グラスの町の中央広場に、5人は転移してきた。


デリア女王「この町が、聖矢さんの治める町なのですね。」


マリア「はい、以前よりも活気のある町になりました。」


デリア女王「街の人の顔を見れば、よくわかります。」


子供「あっ、マリア様!」


マリア「はーい!」


マリアは手を振る。


子供「お散歩?」


マリア「この方を案内してるんですよ。」


子供「へー。」


子供は、何処かへ行ってしまった。


デリア女王「元気な子供ですね。」


マリア「はい、それも聖矢さんのおかげですね。」


ナターシャ「聖矢は、ただ発言しただけなんだけどね…。」


シルフィー「マリアの頑張りですよ。」


マリア「私なんて代わりをしてるだけです。」


ナターシャ「それが助かってるのに。」


5人は、商店街を進んで行く。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


5人は、グラスの町の南門近くの小さな店『キラキラ仕立屋』にやって来た。


カランカラン!


仕立屋店主「いらっしゃいませ。」


マリア「店主さん、こんにちは。」


仕立屋店主「マリアさん、何かご用?」


マリア「はい、今回はドレスを作って欲しいんです。」


仕立屋店主「あら、先月のは飽きましたか?」


マリア「いえいえ、私ではないんです。」


仕立屋店主「でわ、そちらの誰かですか?」


マリア「はい、こちらのデリア女王様のドレスを仕立ててほしいのです。」


仕立屋店主「女王様のですか!?」


マリア「はい、お願いできますか?」


仕立屋店主「私なんかで良いのですか?」


デリア女王「マリアさんのを見せていただき、良いと思ったのです。」


マリア「このドレスですわ。」


仕立屋店主「確かに以前仕立てたドレスですね。」


デリア女王「色を変えて仕立ててもらえますか?」


仕立屋店主「型紙はありますので、仕立てられますが、同じので良いのですか?」


デリア女王「変えられるのですか?」


仕立屋店長「はい、マリア様のは、Aラインですが、スレンダーラインやプリンセスラインにもできますよ。」


デリア女王「そうなのですか?」


仕立屋店長「はい、お任せください!」


デリア女王「では、Aライン・プリンセスライン・スレンダーラインを1着ずつお願いしますわ。」


仕立屋店主「わかりました。」


マリア「お願いしますね。」


仕立屋店主「でわ、採寸と色を決めないと行けないので、奥へ来てもらえますか?」


デリア女王「ええ。」


デリアは、店主と共に奥に入って行った。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


店の奥に来ると、ドレスが沢山並んでいた。


デリア女王「色々なドレスがあるのですね。」


仕立屋店主「ええ、平民の方々が買われるので。」


デリア女王「そうなのですね。」


仕立屋店主「それもこれも聖矢様やマリア様のおかげですね。」


デリア女王「そんなに以前とは変わったのですか?」


仕立屋店主「ええ、以前は町長が私利私欲に徴収されてたから。」


デリア女王「それを解決したのが聖矢さんだったのですね。」


仕立屋店主「はい、今はとてと過ごしやすい町になりました。」


店主は、デリアの採寸を進めていく。



仕立屋店主「デリア様は、この町は初めてですか?」


デリア女王「ええ、マナードを出たのも初めてです。」


仕立屋店主「女王様が城を出ても良かったのですか?」


デリア女王「ええ、ガイアスに来たのも、私のわがままなのて。」


仕立屋店主「ガイアスはどうですか?」


デリア女王「王都とグラスの町しか見てないですが、貴族も平民も笑顔が溢れていますね。」


仕立屋店主「ガイアス王国は、今は平和な国ですね。」


デリア女王「以前はマナード帝国も明るい国だったんですけどね。」


仕立屋店主「皇帝の事件で大変そうですもんね。」


デリア女王「この町まで伝わってるんですね。」


仕立屋店主「でも、女王様が来てるって事は、解決したんですね。」


デリア女王「はい、無事に帰ってきました。」


店主は、メジャーを置くと。


仕立屋店主「採寸が終わりました。」


デリア女王「この、青いドレスと薄紫のとドレスを買ってもいいですか?」


仕立屋店主「サイズが小さいかと…。」


デリア女王「娘に買って帰ろうかと。」


仕立屋店主「ああ、娘さんのサイズに合ってるでしょうか?」


デリア女王「シルフィーさんくらいですね。」


仕立屋店主「それなら大丈夫ですね。」


デリア女王「2着を包んでください。」


仕立屋店主「わかりました、後はドレスの色はどうされますか?」


デリア女王「薄いピンクでてまきますか?」


仕立屋店主「はい、できますよ。」


デリア女王「わかりました、お届けはどえしましょうか?」


デリア女王「マリアさんに知らせていただければ、こちらへ伺います。」


仕立屋店主「わかりました。」


デリア女王「よろしくお願いします。」


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


2人が奥から出てきた。


仕立屋店主「採寸と色が決まりました。」


マリア「それは良かったです。」


シンシア「デリア様、そのドレスは?」


デリア女王「ミリスへのお土産ですわ。」


仕立屋店主「女王様、これをお持ちくださき、引き換え札です。」


デリア女王「ドレスが出来た時にお返しするのですね。」


仕立屋店主「はい。」


マリア「店長さん、ありがとうございました。」


仕立屋店主「いえ、またのお越しをお待ちしています。」


5人は店を出て行った。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


シルフィー「お買い物は満足できましたか?」


デリア女王「ええ、とても満足しました。」


ナターシャ「でわ、城へ帰りますか?」


デリア女王「ええ、お願いします。」


シルフィーは頷く。


シルフィー「転移、ガイアス城中庭!」


5人は、ガイアス城へ転移した。


∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


5人が買い物に出掛けた一方、聖矢達3人は。


ガラガラガラガラガラ!


ミリス皇女「聖矢様、どちらへ向かわれるのですか?」


聖矢「それは、秘密ですが、安全な所ですよ。」


ミリス皇女「はあ…?」


聖矢「ミリス様は、魔法を使われたりしますか?」


ミリス皇女「ええ、あまり得意ではないですが、皇女の嗜みとして勉強しむすよ。」


聖矢「そうですか、もうすぐ目的地ですよ。」


馬車は、ガイアス王立学院へ入って行った。


***************


今回の報酬


特になし。


***************


∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴∴


名前:光野聖矢


Lv:48

(経験値:1126745 )


体力:3220


攻撃:450


防御:400


魔力:420


速度:390


幸運:350


―――――――――――――――


体攻防魔速運

◯✕○✕✕○✕


火水風光闇補回

○○◯○✕✕✕


特殊

調剤・検査・召喚・変身


∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵


/\/\/パーティー\/\/\


聖矢:lv.48

シルフィー:lv.48

ナターシャlv.50

フィオナ:lv.48

シンシア:lv.50

カロン:lv.45

スーラ:lv.48

ゴス王女:lv.45

コス王子:lv.43

マリア:lv.40


\/\/\/\_/\/\/\/

読んでいただきありがとうございます。


無事買い物を終え城に戻ったデリア女王。

ガイアス王立学院へ行った3人は何をするのか。


感想や評価を頂けると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ