第59話:太陽の塔㉒
9階に上がると、3匹のゴールドスライムが居た。
スーラ「女王様!」
ゴールドスライム女王「スーラで、良いのかしら?」
スーラ「はいスラ。」
ゴールドスライム女王「メタルスライムを倒してくれてありがとう。」
スーラ「いえ、ずっと困られていたので良かったスラ。」
ゴールドスライム女王「皆さんはは、スーラの仲間ですね。」
聖矢達は、自己紹介をする。
ゴールドスライム女王「皆さんのお陰で、民達が安心して暮らしていけます。」
シルフィー「メタルスライムは、悪い王様だったのですか?」
ゴールドスライム女王「王に即位した当時は、良き王で民からの信頼もありました。」
聖矢「何かきっかけがあったのですか?」
ゴールドスライム女王「はい、魔王の幹部『グラストスライム』がやって来てから、王は変わってしまったのです。」
スーラ「悪政を始めたスラ。」
聖矢「悪政?」
ゴールドスライム女王「はい、男のスモールラット達は、聖域から追い出され、各地においやられました。」
シンシア「では、スーラも…。」
スーラ「うん、僕は太陽の塔に来れたスラ。」
聖矢「今まで会ったスライムって、追い出されたスライム達なのですか?」
ゴールドスライム女王「全てでわありませんが…。」
スーラ「聖矢は、剣でスライムを斬った事は?」
聖矢「ある、増えてビックリしたよ…。」
スーラ「分裂したスライムは、その土地のスライムだから、聖域のスライムじゃ無いスラ。」
シルフィー「だから、全てではないのですね。」
聖矢「恨まれてたりする?」
ゴールドスライム女王「いえ、聖域を出る時は、覚悟して出るので、恨む者はいないと思います。」
聖矢「良かった。」
聖矢達は、ホッとする。
シンシア「女王様、後ろの方達は?」
ゴールドスライム女王「私の子供達です。」
スーラ「ゴールドスライム王女と王子スラ。」
ゴールドスライム王女「初めまして、王女です。」
ゴールドスライム王子「王子です。」
全員「こんにちは。」
ゴールドスライム女王「皆さんにお願いがあります。」
聖矢「えっと…、何でしょうか?」
ゴールドスライム女王「この子達と旅をしていただけませんか?」
全員「えっ!?」
スーラ「女王様、正気スラ!?」
聖矢「僕達、この上の『エレメントグリフォン』を倒しに行くので、危険ですよ?」
ゴールドスライム女王「ひい、知っております。」
聖矢「でわ、どうして?」
ゴールドスライム女王「連れて旅をしてもらうのは、倒された後ですので。」
聖矢「なるそど…。」
ナターシャ「聖矢、勝てるかわからないのに、納得していいの?」
聖矢「あっ…。」
ゴールドスライム女王「でわ、私が古代の魔法をおかけしましょう。」
ゴールドスライム女王が目を閉じる。
ゴールドスライム女王「ミレニアムヒールベール!」
全員に永続回復が付与された。
ゴールドスライム女王「これで、戦いは楽になるはずです。」
全員「ありがとうございます!」
ゴールドスライム女王「頑張ってくださいね。」
聖矢達は、10階へ上がって行った。
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今回の報酬
特になし。
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名前:光野聖矢
Lv:48
(経験値:1126745 )
体力:1610
攻撃:450
防御:400
魔力:420
速度:390
幸運:350
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体攻防魔速運
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火水風光闇補回
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特殊
調剤・検査・召喚
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/\/\/パーティー\/\/\
聖矢:lv.48
シルフィー:lv.48
ナターシャlv.50
フィオナ:lv.48
シンシア:lv.50
カロン:lv.45
スーラ:lv.48
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読んでいただきありがとうございます。
いよいよ、太陽の塔での最終決戦。
エレメントグリフォンと、どの様な戦いをするのか。
乞うご期待。
感想や評価を頂けると幸いです。